アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ９

第33話：仆納の過去

チャプタ―１

ここは、音響室である。

俺達は、機械の操作をしていた。

「チェック、全て完了したぞ。」

「後は、データの消去のみってとこね。」

「まっ、これで、行けるな。」

「後は、配置だが。」

「これ以上は、いじらない方が良いと思うけど？」

「ん、それもそうだな。このままにしておこう。」

チャプタ―２

ここは、キエーレビルの１１Ｆである。

そこには、勇とアライドとキュビアが居た。

「アライドとキュビアよ。休んでいろ。」

「で、ですが、よろしいのですか？」

「損害の力の回収は？」

「気にするな。私が行く。」

「ガネーシックは、それなりに強いかと。」

「油断をしては、ならない相手です。」

「それなら、手段がある。」

チャプタ―３

俺は、シャルＷに乗って、中央辺りを走っていた。

「快晴か。心地良いな。」

「いつもより、眩しいな。」

「どうって事無いさ。」

「ちょうど良いって事か。」

チャプタ―４

そこへ、勇がやって来た。

「クククッ。お前が、ガネーシックか。」

「誰だ、お前は？」

「私は、叫星感　勇。喰らえ、憶幻衝。」

勇は、俺に過去を思い出させた。

チャプタ―５

ここは、俺の過去である。

「ん、研究所か。」

俺は、とりあえず、歩いてみた。

「これは、生命誕生装置？」

俺は、資料を見つけた。

「核酸操作人間　仁至　仆納。こ、これって、俺の事か。思い出したぞ。

　俺は、ここで作られた。」

チャプタ―６

俺は、気が付いた。

「そういう訳か。」

「クククッ。「象剣士マンムシック」よ。ガネーシックを始末せよ。」

勇は、マンムシックを召喚した。

「仰せのままに。」

勇は、消えるように去って行った。

「シャルクロス。」

俺は、ガネーシック　ゼタモードに変身した。

「そこまでだ。」

「な、何者だ？」

「破壊を睨む象。象剣士ガネーシック。重心。」

「キサマタチ。」

マンムシックは、十体ものキサマタチを召喚した。

「セカセカ。」

「シュート。」

俺は、キサマタチ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―７

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とマンムシックは、互いに攻撃しまくった。

「ガネーシャシェイク。」

「ベシェーシェイク。」

「シャルバズーカ。」

「ベシェーバズーカ。」

マンムシックのレベルは、俺より、かなり上だった。

「ウワーッ。くっ。」

「止めだ。ブレードギラーベシェーフェニックス。」

マンムシックが不死鳥に姿を変えて、突撃して来たその時、俺の目の前に、

ブレードギラーが出現した。

「これが、あの伝説の・・・。」

俺は、ブレードギラーの刃先をマンムシックに突き刺した。

「ギャーッ。」

マンムシックは、爆発して消え去った。

チャプタ―８

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「出でよ、ガネーシックの本性、「オリンポス」。」

セミンミピーラスは、俺の本当の姿、オリンポスを召喚した。

「パオーン。」

「召幻衝。シャルロキソドンタ。」

俺は、召喚したシャルロキソドンタに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、シャルロキソドンタを人型に変形させた。

「シャルフリート。」

チャプタ―９

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

「パオーン。」

シャルフリートとオリンポスは、互いに攻撃しまくった。

「パオーン。」

オリンポスは、灰色のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。重い。」

「だが、重力ではない。」

「パオーン。」

オリンポスは、幻衝力の旋風を放った。

「くっ。凄い風圧だ。」

「防げん。何という威力なんだ。」

「ウワーッ。」

「パオーン。」

オリンポスは、シャルフリートを踏みつけまくった。

「何とかして出ないと。」

「だったら、斬りまくる。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

シャルフリートは、オリンポスを斬りまくった。

「パオーン。」

「斬幻衝。シャルスライサー。」

シャルフリートは、オリンポスを一刀両断した。

「グウーッ。」

オリンポスは、爆発して消え去った。

チャプタ―１０

ここは、音響室である。

俺達は、効果音のテストをしていた。

「今回は、これとこれで。」

「んー、ちょっと変更。」

「その方が良さそうだね。」

「仕方ない。おれるぜ。」

「これなら、提出出来そうだ。」

「何か、複雑。」

「こんな感じのも、悪くはない。」