第30話:音のベシェー獣

チャプタ―1

ここは、音響室である。

俺達は、曲を選んでいた。

「このアルバムを流すのか。」

「許可を貰って来て。」

「後々、面倒だし。」

「行きますよ。へっ。」

「少し、きれてなかった?」

「後で、謝っておくさ。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの11Fである。

そこには、勇とアライドとキュビアが居た。

「蹴りのみとは。不愉快だ。」

「次は、音で行こうかと。」

「それで、パニックに。」

「面白そうだな。良いぞ。」

「では、早速。」

「破壊する程度のレベルですが。」

「行って来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

ここは、池上である。

そこには、アライドとキュビアが居た。

「音でって、あーあ。」

「仕方ないわね。出でよ、ベシェー獣「サウンド」。」

キュビアは、サウンドを召喚した。

「キュッキュッキュキュッ。」

チャプタ―4

ここは、音響室である。

俺達は、許可が出るのを待っていた。

「もう少し、掛るそうです。」

「や、やっぱり。あの人だからな。」

「それは・・・。」

「早いとこ、済ませるぞ。」

「やっと、許可下りたよ。」

「これで、始められるな。」

チャプター5

俺は、シャルWに乗って、東矢口辺りを走っていた。

「時間を取られたな。」

「その様子だと、かなりだな。」

「ああ。審査が厳しいからな。」

「ん、ベシェー獣が出たらしいな。」

チャプタ―6

ここは、久が原である。

そこには、サウンドが居て、街を破壊していた。

「騒幻衝。ベシェーソニック。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「シャルクロス。」

俺は、ガネーシックに変身した。

チャプタ―7

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を睨む象。象剣士ガネーシック。重心。」

「キサマタチ。」

サウンドは、十体ものキサマタチを召喚した。

「セカセカ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、キサマタチ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とサウンドは、互いに攻撃しまくった。

「騒幻衝。ベシェーソニック。」

サウンドは、騒音を想像して術を放った。

「ウワーッ。うるさいな。」

「クククッ。もっと、でかくしてやる。」

「そうだ、耳栓をすれば。」

俺は、最新の耳栓をした。

「騒幻衝。ベシェーソニック。」

「遮断出来たぜ。狙幻衝。連幻衝。乱幻衝。シュート。」

俺は、サウンドを狙撃しまくった。

「ウワーッ。ス、スピーカー部分が・・・。」

「斬幻衝。シャルパイニッシャ―。」

俺は、サウンドを一刀両断した。

「ギャーッ。」

サウンドは、爆発して消え去った。

「のんきに。」

チャプタ―9

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「破壊の毛玉。」

セミンミピーラスは、サウンドを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。シャルロキソドンタ。」

俺は、召喚したシャルロキソドンタに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、シャルロキソドンタを人型に変形させた。

「シャルフリート。」

チャプター10

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

シャルフリートとサウンドは、互いに攻撃しまくった。

「騒幻衝。ベシェーソニック。」

サウンドは、騒音を想像して術を放った。

「反幻衝。シャルリフレクト。」

シャルフリートは、シャルシールドで跳ね返した。

「げっ。音が出せない。」

「拳幻衝。シャルドライブ。」

シャルフリートは、サウンドに拳を決めた。

「ボリューム全開。ドッカーン。」

サウンドは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、スタジオである。

俺達は、機械のテストをしていた。

「マイクテスト、マイクテスト。」

「今のところ、問題無し。」

「それじゃ、いけるな。」

「万全だ。ふーっ。」

「変な音もしない訳だし。」

「このまま、うまく行ってくれ。」

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