第28話:シャルフリート
チャプタ―1
ここは、音響室である。
俺達は、音を分析していた。
「録音したデータが、これだ。」
「ん、ん、充分、充分。」
「効果音は、これで良いのか?」
「ああ。この順番で。」
「確かに、音程は、良いけど。」
「これで、提出出来るな。」
チャプタ―2
ここは、キエーレビルの11Fである。
そこには、勇とセミンミピーラスが居た。
「ナックルが敗れたか。」
「はい。ガネーシックという奴に。」
「だったら、あの二人に任せるとしよう。」
「あの二人とは?」
「アライドとキュビアだ。」
すると、奥から、新たな幹部のアライドとキュビアがやって来た。
「この槍に変えましても。」
「任務遂行なら、任せてよ。」
「ふっ。面白くなりそうだ。」
「仰せのままに。」
チャプタ―3
ここは、音響室である。
俺達は、音の調整をしていた。
「ピンマイク、着けます。」
「スピーカー、設置しました。」
「これで、後は、待つだけだな。」
「一応、避雷装置つけておく。」
「それは、ベストかも。」
「いつでも、スタンバイ出来そうだ。」
チャプタ―4
ここは、松濤である。
そこには、アライドとキュビアが居た。
「噛みつきたい気分だな。」
「ファングでも、使うの?」
「ああ。有りだな。出でよ、ベシェー獣「ファング」。」
アライドは、ファングを召喚した。
「何か、喰わせろ。」
チャプタ―5
俺は、スクーターに乗って、道玄坂辺りを走っていた。
「この最新ソフトで。」
しばらく走っていると、人々が騒ぎながら、走り去って行った。
「ウワーッ。キャーッ。」
「何だ?」
「喰ってくれる。」
「ビルを喰ってやがる。シャルクロス。」
俺は、ガネーシックに変身した。
チャプター6
「そこまでだ。」
「な、何者だ?」
「破壊を睨む象。象剣士ガネーシック。重心。」
「キサマタチ。」
ファングは、キサマタチを十体も召喚した。
「セカセカ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
俺は、拳や蹴りで、キサマタチ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―7
「呑幻衝。ベシェーイート。」
ファングは、食べるのを想像して術を放った。
「ウワーッ。よ、よだれ?」
「何でも、喰らう。」
「だったら、これでも喰らいな。狙幻衝。シャルブラスター。フルパワーシュート。」
俺は、ファングをフルパワーで狙撃した。
「げーっぷ。もう、喰えましぇーん。」
ファングは、爆発して消え去った。
「のんきに。」
チャプタ―8
そこへ、セミンミピーラスがやって来た。
「破壊の毛玉。」
セミンミピーラスは、ファングを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「それは、無いっての。」
そこへ、一体の巨大な象らしき者がやって来た。
「我が名は、シャルロキソドンタ。そこの勇者よ。我に乗れ。」
「わ、理解った。」
俺は、とりあえず、飛び乗った。
「俺は、仆納。よろしく。」
「仆納。カイザーモードと言ってくれ。」
「カイザーモード。」
俺が、そう叫ぶと、シャルロキソドンタは、人型に変形した。
「シャルフリート。」
チャプタ―9
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
シャルフリートとファングは、互いに攻撃しまくった。
「呑幻衝。ベシェーイート。」
ファングは、食べるのを想像して術を放った。
「ウワーッ。だ、唾液が・・・。」
「どうやら、食べるつもりらしい。」
「頂きます。開幻衝。」
ファングは、口を幻衝力で大きくしてから開いた。
「おい。シャルフリート。」
「シャルファングを使え。」
「了解。シャルファング。」
俺が、そう叫ぶと、シャルファングという名の武器が出現し、シャルフリートは、
それを右手に装着して構えた。
「拳幻衝。シャルドライブ。」
シャルフリートは、ファングに拳を決めた。
「お腹いっぱーい。げぷっ。げーっ。」
ファングは、爆発して消え去った。
チャプタ―10
ここは、音響室である。
俺達は、機械の耐用年数を見ていた。
「このマイク、錆びてます。」
「リサイクル行きね。」
「スピーカーは、後五年だぞ。」
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