アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ９

第26話：破壊を散らす熊

チャプタ―１

ここは、治療室である。

「出力レベル１０。」

「それって、強過ぎない？」

「人体に害は、無い。」

「それなら、照射だな。」

「かなり眩しかった気がしたけど？」

「心配のないレベルさ。」

チャプタ―２

ここは、成増である。

そこには、ベルス獣「ベルスバーナー」が居て、街を破壊していた。

「クククッ。焼き斬ってくれる。ベルスファイヤー。」

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―３

俺は、シュトラーレⅤに乗って、赤塚辺りを走っていた。

「また、ベルス獣？」

「ああ。レベル違いみたいだが。」

「それでも、行こうぜ。」

「おう。しっかりつかまってな。」

シュトラーレⅤは、加速した。

チャプタ―４

俺は、成増へ辿り着いた。

「シュトラーレクロス。」

俺は、ベアポーラー　シヴァモードに変身した。

「そこまでだ。」

「な、何者だ？」

「破壊を散らす熊。熊剣士ベアポーラー。照射。」

「ボギー。」

ベルスバーナーは、十体ものボギーを召喚した。

「スヤスヤ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、ボギー達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―５

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とベルスバーナーは、互いに攻撃しまくった。

「炎幻衝。ベルスファイヤー。」

ベルスバーナーは、幻衝力の炎を放った。

「ウワーッ。何て、熱さなんだ。」

「へへへっ。焼き尽くしてくれる。」

「シヴァストーム。」

俺は、両手から、幻衝力の風を放ったが、ベルスバーナーには、通じなかった。

「グヘヘヘッ。それが、どうした？」

「ウワーッ。」

チャプター６

そこへ、一人の新たな正義の味方がやって来た。

「そこまでだ。」

「な、何者だ？」

「破壊を潰す象。象剣士ガネーシック。重心。」

「何だ、てめえは？　炎幻衝。ベルスファイヤー。」

「ふっ。軽いな。ガネーシャシェイク。」

ガネーシックは、両手から、幻衝力のマグマを放った。

「ヌオワーッ。」

「ベアポーラー。後は、任せた。じゃあな。」

ガネーシックは、走り去って行った。

「あいつは、誰なんだ？」

「おのれ、二人がかりとは。」

「シュトラーレランチャー。」

俺は、シュトラーレランチャーを両手で持って構えた。

「聖幻衝。シュトラーレグロースツィーギヒ。」

俺は、ベルスバーナーを浄化した。

「ギュンスティヒ。」

ベルスバーナーは、セミンミピーラスだった。

「念入りに。」

チャプタ―７

「ちっ。出でよ、ベアポーラーの本性「リフレクター」。」

セミンミピーラスは、リフレクターを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。シュトラーレアーシダエ。」

俺は、召喚したシュトラーレアーシダエに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、シュトラーレアーシダエを人型に変形させた。

「シュトラーレフリート。」

チャプタ―８

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

「グオーッ。」

シュトラーレフリートとリフレクターは、互いに攻撃しまくった。

「グオーッ。」

リフレクターは、風のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。何て風圧だ。」

「ひるんでいる暇は無い。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

シュトラーレフリートは、リフレクターを斬りまくった。

「グオーッ。」

リフレクターは、シュトラーレフリートを引っ掻きまくった。

「ウワーッ。」

「シュトラーレブロウオーバー。」

リフレクターは、跳ね返した。

「ウワーッ。反射した？」

「拳で、攻めるぞ。」

「拳幻衝。シュトラーレドライブ。」

シュトラーレフリートは、リフレクターに拳を決めた。

「グウーッ。」

リフレクターは、爆発して消え去った。

チャプタ―９

「クククッ。裂いてくれる。」

「何だ、今のバカにでかい大声は？」

「あいつは、惑星型巨大獣帝ボイコットだ。」

「宇宙に居るのか。行って来る。」

「気を付けてな。」

俺は、外へ出て、宇宙空間へ向かった。

チャプター１０

ここは、宇宙の果てである。

そこには、ボイコットが居た。

「クククッ。裂く力で。はーっ。」

ボイコットは、全てを破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―１１

俺は、ボイコットの元へ辿り着いた。

「ボイコット。そこまでだ。」

「元正義の味方であるこの私が、全てを裂いて、何が悪い？」

「だったら、俺が、お前を裂くまでの事だ。」

「ほざくな。はーっ。」

ボイコットは、両手から、破壊の雷を放ったが、俺は、ブレードギラーで防ぎきった。

「クククッ。面白い。」

ボイコットは、赤いブレスを吐き出した。

「ウワーッ。」

「散るが良い。ボイコットインフェルノ。」

ボイコットは、全身から、破壊の波動を放った。

「裂かれてたまるか。」

俺は、ブレードギラーで斬り裂いて打ち消した。

「何というパワーだ。」

俺は、大自然の力と自分の気と魔力と幻衝力を一つにして、ブレードギラーに伝えた。

すると、ブレードギラーの刃先から、巨大な熊の幻覚が出現した。

「ブレードギラーシヴァグロースツィーギヒブロウ。」

巨大な熊の幻覚は、特殊なブレスを吐き出して、ボイコットを浄化し尽くした。

「これが、裂く力を消去する者の力？　浄化されてゆく。ヌグオワーッ。」

ボイコットは、超新星爆発みたいに大爆発して消滅した。

チャプタ―１２

ここは、日本橋のビルの屋上である。

そこには、首領という名の謎の人物が居た。

「ボイコットが散ったか。まあ、良い。デフォルトも居るしな。クククッ。」

そこへ、ライカン兵がやって来た。

「爆弾の設置、完了致しました。」

「ほう。」

チャプタ―１３

俺は、シュトラーレⅤに乗って、鍛治屋町辺りを走っていた。

「首領って、誰だ？」

「誰も、そいつの本当の顔を見た事が無い。」

「そいつが、真犯人なのか？」

「ああ。間違いない。」

シュトラーレⅤは、加速した。

チャプタ―１４

俺は、ビルの出入口へ辿り着いた。

「行って来る。」

「慎重にな。」

「シュトラーレクロス。」

俺は、ベアポーラーに変身した。

チャプタ―１５

「時限爆弾か。」

俺は、ライカン兵が仕掛けた爆弾を狙撃で破壊しながら、屋上へと向かった。

「ここが、屋上か。」

「ん、どうして、ここが？」

「他の正義の味方からの情報ってやつさ。」

「な、何者だ？」

「破壊を散らす熊。熊剣士ベアポーラー。照射。」

「ライカン兵。」

首領は、十体ものライカン兵を無線機で呼び出した。

「キエーッ。」

「シュート。」

俺は、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプター１６

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺と首領は、互いに攻撃しまくった。

「幻衝光線。」

首領は、幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。」

「喰らえ。必殺、電子レンジで生卵チン。」

首領は、電子レンジで生卵を殻のまま、温めた。

すると、中身が飛び出て、首領に勢い良くかかった。

「あ、あれ？　どうだ、参ったか？」

「脚幻衝。おりゃーっ。」

俺は、飛び上がってから一回転し、フルパワーの蹴りを決めた。

「ヌオワーッ。」

首領の仮面は、真っ二つに割れて落下したが、下に同じ物をかぶっていた。

「またな。クククッ。」

「待て。」

首領は、二等辺三角形の飛行物体に乗って、空の彼方へ飛び去った。

「逃げられちまったな。ふーっ。」

エピローグ

チャプター１

ここは、制御室である。

「あれ、甚は？」

「何処だろうな。」

「きっと、戻って来ますよ。」

「それもそうだな。」

チャプタ―２

俺は、シュトラーレⅤに乗って、何処かを走っていた。

場所は、想像に御任せする。

「今さら、戻れないな。」

「だと、思ったぜ。」

「このまま、進むぞ。」

「いつもの甚らしくて、良いぜ。」

シュトラーレⅤは、加速した。

破壊を散らす熊。熊剣士ベアポーラー。照射。

―　完　―