第15話:シュトラーレフリート

チャプタ―1

ここは、制御室である。

俺達は、機械の点検をしていた。

「レベルに変化無し。」

「安定しているわね。」

「後十分で、開院だ。」

「それじゃ、起動して。」

「今日も照射ね。」

「って、いつもじゃね。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの10Fである。

そこには、フォロスとセミンミピーラスが居た。

「新しい幹部を紹介しよう。」

「幹部ですか?」

すると、そこへ、フェンダーとヘカティーという名の二人の幹部がやって来た。

「我ら二人に御任せを。」

「今すぐにでも。」

「良かろう。行って来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

ここは、治療室である。

俺達は、作業をしていた。

「そこへ、横向けになって下さい。」

「照射位置確認OKよ。」

「照射ーっ。」

「ふーっ。レベル5か。」

「このレベルで最大ね。」

「最新だからな。」

チャプタ―4

ここは、花畑である。

そこには、フェンダーとヘカティーが居た。

「クククッ。ここで、良いな。」

「いつでも、ベルス獣を。」

「出でよ、ベルス獣「ベルスランプ」。」

フェンダーは、ベルスランプを召喚した。

「とにかく、御任せを。」

チャプタ―5

ベルスランプは、街を破壊し始めた。

「灯幻衝。ベルスフラッシュ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

だが、点滅しただけで、何も起こらなかった。

「え、あれ?」

俺は、そこを通り掛かった。

「シュトラーレクロス。」

俺は、ベアポーラーに変身した。

チャプタ―6

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を散らせる熊。熊剣士ベアポーラー。照射。」

「ボギー。」

ベルスランプは、十体ものボギーを召喚した。

「スヤスヤ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、ボギー達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とベルスランプは、互いに攻撃しまくった。

「喰らえ。ベルスフラッシュ。」

ベルスランプは、術を唱えたが、点滅しただけだった。

「点滅しているだけか。シュート。」

俺は、ベルスランプを狙撃した。

「ヌオワーッ。な、何でえっ?」

「斬幻衝。シュトラーレブレイク。」

俺は、ベルスランプを一刀両断した。

「ギャーッ。」

ベルスランプは、爆発して消え去った。

「念入りに。」

チャプタ―8

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「破壊の釘。」

セミンミピーラスは、ベルスランプを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「ま、また、でかくなりやがった。」

そこへ、一匹の巨大な熊らしき者がやって来た。

「我が名は、シュトラーレアーシダエ。そこの勇者よ、我に乗るが良い。」

「ああ。理解った。」

俺は、とりあえず、飛び乗った。

「俺は、甚。よろしく。で、何と言えば?」

「カイザーモードと言ってくれ。」

「カイザーモード。」

俺が、そう叫ぶと、シュトラーレアーシダエは、人型に変形した。

「シュトラーレフリート。」

チャプタ―9

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

シュトラーレフリートとベルスランプは、互いに攻撃しまくった。

「喰らえ。閃幻衝。ベルスフラッシュ。」

ベルスランプは、術を唱えたが、点滅しただけだった。

「げっ。や、やっぱり、何も起きねえ。」

「甚。シュトラーレファングと言ってくれ。」

「シュトラーレファング。」

俺が、そう叫ぶと、シュトラーレファングという名の武器が出現し、

シュトラーレフリートは、それを右手に装着した。

「拳幻衝。シュトラーレドライブ。」

シュトラーレフリートは、ベルスランプに拳を決めた。

「ギャーッ。」

ベルスランプは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、制御室である。

俺達は、機械のデータを整理していた。

「データを減らさないと。」

「ディスクに入れておいたわよ。」

「アンインストールのみか。任せな。」

「これで、すっきりしたな。」

「もうすぐで、満杯だったわよ。」

「これで、明日からは、楽だ。」

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