アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ９

第11話：ブレードギラー

チャプタ―１

ここは、休憩室である。

俺達は、話をしていた。

「何で、車掌は、いつも居ないんだ？」

「探ってみようぜ。」

「大丈夫なの？」

「さあ？　とにかくな。」

車掌の机の上には、パスワードが書かれたメモが置いてあった。

「入力してみようぜ。」

「あっさりと。」

「こ、これは、不正送金？」

「ベネーメ獣育成費？」

「キエーレ剤購入費？」

「何か、かなりまずい内容。」

チャプタ―２

ここは、新幹線の車庫である。

そこには、フェレスが居て、車両を次々と破壊していた。

「クククッ。誰も居ないな。」

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「いかが致しましょう？」

「オウルフリートを連れて来い。」

「クククッ。御やすい御用です。」

セミンミピーラスは、消えるように去って行った。

チャプタ―３

俺は、トレイバーＵに乗って、東海辺りを走っていた。

「何か、焦げ臭いな。」

「この近くのはず。」

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「オウルフリート。こっちだ。」

「待て。って、ここは、車両基地？」

「御名答だな。へへへっ。」

チャプタ―４

ここは、車両基地である。

そこには、フェレスが待ち構えていた。

「クククッ。良く来たな。」

「フェレス車掌？」

「過去を思い出せ。憶幻衝。」

フェレスは、俺の過去を無理やり思い出させた。

「ウ、ウワーッ。」

チャプタ―５

「ん？　ここは・・・。」

「研究所だ。クククッ。」

「何だ、このデータは？」

「じっくりと。」

「核酸操作人間？」

「クククッ。もっと。」

「代刃偶　示陀。俺が・・・？」

チャプタ―６

俺は、気が付いた。

「そういう事だったのか。」

「クククッ。出でよ、悪のフクロウ剣士　ブーボフリート。」

フェレスは、恐魔丸という名の刀の刃先から、ブーボフリートを召喚した。

「ぬるいな。ふっ。」

チャプタ―７

「トレイバークロス。」

俺は、フクロウ剣士オウルフリート　インドラモードに変身した。

「そこまでだ。」

「な、何者だ？」

「破壊を逸らす鳥。フクロウ剣士オウルフリート。定発。」

「オイソコノ。」

ブーボフリートは、十体ものオイソコノを召喚した。

「シーッ。」

「シュート。」

俺は、オイソコノ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―８

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とブーボフリートは、互いに攻撃しまくった。

「シュート。」

「トレイバーライトニング。」

「ベネーメライトニング。」

俺とブーボフリートの技は、暴発した。

「ウワーッ。くっ。」

「やりおるな。だが、これで。」

ブーボフリートは、ブレードギラーを構えた。

「ブレードギラーベネーメフェニックス。」

ブーボフリートは、不死鳥に姿を変えて突撃して来た。

チャプタ―９

その時、俺の目の前に、何故かブレードギラーが出現した。

「こ、これが、ブレードギラー？」

俺は、ブレードギラーを右手に装着してから、ブーボフリートにブレードギラーの刃先を

突き刺した。

「ヌオワーッ。」

「トレイバーバルカン。」

俺は、トレイバーバルカンを両手で持って構えた。

「聖幻衝。トレイバーグリュクブリンゲント。」

俺は、ブーボフリートを浄化した。

「グリュクリヒ。」

ブーボフリートは、消滅した。

「ぬくもりを。」

チャプター１０

「セミンミピーラス。何とかしろ。」

「仰せのままに。出でよ、オウルフリートの本性「レゾンデートル」。」

セミンミピーラスは、レゾンデートルを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。トレイバーウラレンシス。」

俺は、召喚したトレイバーウラレンシスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、トレイバーウラレンシスを人型に変形させた。

「トレイバーフリート。」

チャプタ―１１

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

「グオーッ。」

トレイバーフリートとレゾンデートルは、互いに攻撃しまくった。

「グオーッ。」

レゾンデートルは、雷のブレスを吐き出した。

「ウワーッ。」

「やはり、そうなるか。」

「何とかしないと。」

「翼を広げさせるぞ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

だが、全て回避された。

「グオーッ。」

レゾンデートルは、両翼を広げた。

「今だ。トレイバーライトオーバー。」

トレイバーフリートは、レゾンデートルを狙撃した。

「グウーッ。」

レゾンデートルは、爆発して消え去った。

チャプタ―１２

ここは、キエーレビルの９Ｆである。

そこには、フェレスとセミンミピーラスが居た。

「クククッ。大量のオイソコノを用意しておけ。」

「それには、少々御時間が・・・。」

「気にするな。急げよ。」

「仰せのままに。」