第5話:スピードフルモード

チャプタ―1

ここは、駅舎である。

俺達は、話をしていた。

「ふああーっ。おはよう。」

「確実に、寝ぼけているな。」

「気合い入れーい。」

「ウワーッ。び、びっくりした。」

「体には、良くない気がしたぞ。」

「これで、目が覚めるってもんよ。」

ここは、キエーレビルの9Fである。

そこには、フェレスとソモシィーとシャントが居た。

「力を与えてやろう。」

「ほ、本当でございますか?」

「ぜ、是非。」

「じっとしていろ。はーっ。」

フェレスは、ソモシィーとシャントに幻衝力を与えて、パワーアップさせた。

「ありがたき幸せ。」

「御命令とあらば。」

チャプタ―3

ここは、新富士である。

そこには、ソモシィーとシャントが居た。

「この力を早速、使ってみるか。」

「そんなに使えるかな?」

「んじゃ、いくぜ。出でよ、ベネーメ獣「ベネーメオーヴィス」。」

ソモシィーは、ベネーメオーヴィスを召喚した。

「任せろメーッ。」

チャプタ―4

俺は、トレイバーUに乗って、走っていた。

「今回のは?」

「羊らしいって話だ。」

「とにかく、急ごう。」

「OK。全速力でな。」

トレイバーUは、加速した。

チャプタ―5

ベネーメオーヴィスは、街を破壊していた。

「ウールで、包んでくれる。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「トレイバークロス。」

俺は、フクロウ剣士オウルフリートに変身した。

チャプタ―6

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を逸らす鳥。フクロウ剣士オウルフリート。定発。」

「オイソコノ。」

ベネーメオーヴィスは、十体ものオイソコノを召喚した。

「シーッ。」

「はーっ、でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、オイソコノ達を一掃した。

「キエーッ。」

「包幻衝。ベネーメウール。」

ベネーメオーヴィスは、俺を幻衝力の羊毛の塊に閉じ込めた。

「ウワーッ。」

「後は、突き破るだけ。」

ベネーメオーヴィスは、俺を突き飛ばした。

「ウワーッ。」

チャプタ―8

「へへへーん。くたばってな。」

「そうは、いかねえな。」

その時、俺の全身が黄色く光って、俺は、スピードフルモードになった。

「さっきのお返しだ。」

俺は、ベネーメオーヴィスの角をへし折った。

「つ、角が。メ、メエーッ。」

「トレイバーライトニング。」

俺は、ベネーメオーヴィスを狙撃した。

「ギャーッ。」

ベネーメオーヴィスは、爆発して消え去った。

「ぬくもりを。」

チャプタ―9

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「破壊の生地。」

セミンミピーラスは、ベネーメオーヴィスを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。トレイバーウラレンシス。」

俺は、召喚したトレイバーウラレンシスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、トレイバーウラレンシスを人型に変形させた。

「トレイバーフリート。」

チャプタ―10

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

トレイバーフリートとベネーメオーヴィスは、互いに攻撃しまくった。

「ベネーメウール。」

ベネーメオーヴィスは、トレイバーフリートを羊毛の塊に閉じ込めた。

「また、引っ掛かってしまった。」

「示陀。トレイバーシミターだ。」

「剣幻衝。トレイバーシミター。」

俺が、そう叫ぶと、トレイバーシミターという名の剣が出現し、

トレイバーフリートは、それを右手で持って構えた。

「いくぜ。おりゃーっ。」

ベネーメオーヴィスは、突撃して来た。

「斬れるのか?」

「たぶん、そのはずだ。」

「あ、あのな。へっ。」

「斬幻衝。トレイバースライサー。」

トレイバーフリートは、羊毛の塊とベネーメオーヴィスを同時に

一刀両断した。

「ジンギスカンは、臭いけどうメエーッ。」

ベネーメオーヴィスは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、駅舎である。

俺達は、話をしていた。

「お疲れーっ。」

「って、いっつも、居ないよな。」

「理由があるはずよ。」

「ば、バレていたのか。仕方ない。」

「オウルフリートだったのか。凄いな。」

「それじゃ、仕方ないわね。」

「あのもしかして、見て見ぬふりとか?」

「考えすぎだぞ。でも、入る余地が無い。」

「まっ、頑張って。」

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