第4話:鶏のベネーメ獣

チャプタ―1

ここは、運転室である。

俺は、新幹線を運転していた。

「もうそろそろ、海が見えてくるな。」

「うわっ。眩しーい。」

「後、五分って、ところね。」

「まっ、それくらいだ。」

「でもよ、結構速いぜ、この車両。」

「制限速度は、守られているはずよ。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの9Fである。

そこには、フェレスとセミンミピーラスが居た。

「いつになったら、取り去る力を回収出来るんだ?」

「も、も、申し訳ございません。鳥には、鳥で。」

「良いだろう。さっさと開始しろ。」

「それでは、早速。」

チャプター3

ここは、駅のホームである。

俺達は、話をしていた。

「後五分か。のんびりしてらんねえ。」

「それもそうだな。」

「さっさと行く。」

「ふぁーい。」

「あくびをしている場合か?」

「本当、緊張感に欠けてるわね。」

チャプタ―4

ここは、熱海駅である。

そこには、ソモシィーとシャントが居た。

「今回は、コケコッコーか。」

「鳥には、鳥よ。出でよ、ベネーメ獣「ベネーメガルウス」。」

シャントは、ベネーメガルウスを召喚した。

「行って来るコケ。」

チャプタ―5

俺が、駅の外で休憩していると、そこへ、トレイバーUがやって来た。

「示陀。早く乗ってくれ。」

「何かあったのか?」

「街に鶏の怪人が。」

「理解った。」

俺は、トレイバーUに乗って、現場へ向かった。

チャプタ―6

ベネーメガルウスは、街を破壊していた。

「喰らえ。ベネーメファイヤ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「トレイバークロス。」

俺は、オウルフリートに変身した。

チャプタ―7

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を逸らす鳥。フクロウ剣士オウルフリート。定発。」

「オイソコノ。」

ベネーメガルウスは、十体ものオイソコノを召喚した。

「シーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、オイソコノ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とベネーメガルウスは、互いに攻撃しまくった。

「喰らえ。炎幻衝。ベネーメファイヤ。」

ベネーメガルウスは、幻衝力の炎を吐き出した。

「ウワーッ。」

「次は、くちばし連打。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

攻撃回数は、ベネーメガルウスの方が、多かった。

「ウワーッ。」

チャプタ―9

「喰い千切ってくれる。」

「そうは、いくか。風幻衝。」

俺は、風を想像して術を放った。

「クォケーッ。」

「斬幻衝。トレイバーホールド。」

俺は、ベネーメガルウスを一刀両断した。

「ギャーッ。」

ベネーメガルウスは、爆発して消え去った。

「ぬくもりを。」

チャプタ―10

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「破壊の生地。」

セミンミピーラスは、ベネーメガルウスを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。トレイバーウラレンシス。」

俺は、召喚したトレイバーウラレンシスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、トレイバーウラレンシスを人型に変形させた。

「トレイバーフリート。」

チャプター11

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

トレイバーフリートとベネーメガルウスは、互いに攻撃しまくった。

「喰らえ。炎幻衝。ベネーメファイヤ。」

「そうは、いかないぜ。反幻衝。」

「出来る自信は、無いがな。」

ベネーメガルウスは、幻衝力の炎を吐き出したが、トレイバーフリートは、

トレイバーシールドで、跳ね返した。

「熱ぢーい。」

「まるで、焼き鳥だな。」

「何も言えないが・・・。」

「拳幻衝。トレイバードライブ。」

トレイバーフリートは、ベネーメガルウスに拳を決めた。

「からあげジューッ。」

ベネーメガルウスは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、駅のホームである。

俺達は、話をしていた。

「次は、三島か。どうにか、間に合いそうだ。」

「この調子ならな。」

「この弁当ですね。はい。お飲み物は?」

「この雨、止みそうにないぞ。」

「そういう日もあるさ。」

「何か、しっくり来ないのよね。」

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