第3話:トレイバーU

チャプタ―1

ここは、新幹線の運転室である。

俺は、新幹線の速度を調整していた。

「これで、ぴったりのはずだ。」

「速度を下げろ。」

「もうすぐ、着くわね。」

「俺の腕が鳴るぜ。」

「調子にのるなっての。」

「油断は、危険だよ。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの9Fである。

そこには、フェレスとセミンミピーラスが居た。

「人型のか。ふっ、気に食わぬ。」

「それでは、牛なんてどうでしょう?」

「早速、実行させろ。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

ここは、小田原駅である。

そこには、ソモシィーとシャントが居た。

「今回は、突進系で。」

「そんなら、こいつで。出でよ、ベネーメ獣「ベネーメタウロス」。」

シャントは、ベネーメタウロスを召喚した。

「御任せモウーッ。」

チャプタ―4

ここは、運転室である。

俺は、新幹線を運転していた。

「ん、どうした?」

「小田原駅に牛の怪人だと。」

「こんな時に?」

「俺が行く。その前に。」

俺は、車両を到着させた。

「これで、行けるな。」

「気を付けて。」

俺は、駅の外へ向かった。

チャプタ―5

ベネーメタウロスは、バスやトラックを次々と破壊していた。

「突撃したいモウーッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

俺は、そこへ辿り着いた。

「トレイバークロス。」

俺は、オウルフリートに変身した。

チャプタ―6

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を逸らす鳥。フクロウ剣士オウルフリート。定発。」

「オイソコノ。」

ベネーメタウロスは、十体ものオイソコノを召喚した。

「シーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺は、拳や蹴りで、オイソコノ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

俺とベネーメタウロスは、互いに攻撃しまくった。

「突幻衝。おりゃーっ。」

ベネーメタウロスは、幻衝力を全身にまとって、突撃した。

「ウワーッ。速い。」

「へへへっ。もう一回。」

チャプタ―8

そこへ、一台のフクロウ型のスクーターがやって来た。

「俺は、トレイバーU。早く乗れ。」

「わ、理解った。」

俺は、とりあえず、乗った。

「しっかり、つかまってな。」

トレイバーUは、加速した。

「激突してくれる。突幻衝。モウーッ。」

トレイバーUとベネーメタウロスは、激突した。

「ヌオワーッ。」

ベネーメタウロスは、吹っ飛んだ。

「斬幻衝。トレイバーホールド。」

俺は、ベネーメタウロスを一刀両断した。

「ギャーッ。」

ベネーメタウロスは、爆発して消え去った。

「ぬくもりを。」

チャプタ―9

そこへ、セミンミピーラスがやって来た。

「破壊の生地。」

セミンミピーラスは、ベネーメタウロスを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。トレイバーウラレンシス。」

俺は、召喚したトレイバーウラレンシスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

俺は、トレイバーウラレンシスを人型に変形させた。

「トレイバーフリート。」

チャプター10

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

トレイバーフリートとベネーメタウロスは、互いに攻撃しまくった。

「突幻衝。おりゃーっ。」

ベネーメタウロスは、幻衝力を全身にまとって、突撃した。

「ウワーッ。速え。」

「トレイバーシールドだ。」

「盾幻衝。トレイバーシールド。」

俺が、そう叫ぶと、トレイバーシールドという名の盾が出現し、トレイバーフリートは、それを右手で持った。

「盾なんて、無意味さ。突幻衝。モウーッ。」

トレイバーフリートは、回避した。

そして、ベネーメタウロスは、ビルに突っ込んだ。

「拳幻衝。トレイバードライブ。」

トレイバーフリートは、ベネーメタウロスに拳を決めた。

「ステーキ、食いてえーっ。」

ベネーメタウロスは、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、キエーレビルの9Fである。

そこには、フェレスとセミンミピーラスが居た。

「クククッ。突進のみとはな。」

「も、申し訳ございません。」

「ふっ。スクーターと盾か。何とかしろ。良いな。」

「仰せのままに。」

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