第12話 十兵衛、盗賊を壊滅させる。
『あさー!』『おきーろー!』『ねぼすけー』
「・・・むう」
精霊どもの声が響く。
・・・早う寝たが、寝過ごしたか?
「・・・なんじゃまだ明け方ではないか、ギルドも開いておらんぞ」
ぶつくさ文句を言いながら起きる。
外はまだ薄暗い。
起きてしもうたら仕方がない、二度寝するほどでもなし。
この分じゃと朝飯もまだじゃろうし、軽く鍛錬でもするか。
宿の庭に出て井戸で顔を洗い、体をほぐしてから刀を抜く。
昨日、宿の者に庭で鍛錬していいか確認しておいた。
曰く「誰も死なないならいい」とのことじゃ、物騒なことよ。
深呼吸し、目を半眼に開く。
目の前に脳裏で仮想敵を配置する。
・・・今日は2人にしておくか。
突きかかってきた槍をいなし、剣を躱す。
南雲流に受け太刀の技はない。
受けは基本的に柄を使う。
受けるより躱し、守るより斬り込む。
斬り付ける時は相手の血管や神経を狙い、足技は膝や金的を狙う。
想定される状況は一対多数、よって相手の即時無効化もしくは殺傷を目的とする。
あちらの世界におる時は、他流派によく卑怯じゃの無礼じゃの言われたもんじゃ。
・・・まあ、そういう輩はわざと正面から正攻法で叩きのめしてやったがのう。
じゃがこちらの世界ではまず生き残ることが先決、役に立っておるわ。
戦って戦って、戦い抜いた結果死ぬのならまあ満足じゃが。
「美シイ、剣ダ」
いつから見られておったのか、不意にラギが話しかけてきた。
わしと変わらぬ図体だというのに、気配を消すのが上手いのう。
弓を使うから当然かの。
「お主の隠形も中々のものよ、飯にするか?」
「ウム、行コウ」
宿の食堂にはわしらしかおらんかったので、伸び伸び朝食が食えた。
まあ、硬いパンと野菜の切れ端が入ったスープじゃったが。
わしはパンをスープに浸して齧っているが、ラギはそのままかみ砕いておる。
仮面の下からバキバキという音が聞こえてくる。
歯がいいんじゃのう。
「よく食うのう、朝からよいことじゃ」
「モット野菜ト肉、食イタイ」
「わしもじゃ、後で市場に寄って何か探すか」
「探ス」
若干言葉がたどたどしいが、強いし素直でよい奴じゃな。
仕事仲間としては満点よ。
ギルドに顔を出すが、やはりまだ誰も来ておらん。
ラギと一緒に、予定通り市場へ行くことにする。
早朝だというのに活気にあふれた市場を歩く。
色々な野菜や果物が置かれているのう。
・・・前の世界のものと似ても似つかぬ形のものが多いが。
「どれが美味いか皆目見当がつかぬ、選んでくれラギ。生で食える果物と野菜じゃ」
「・・・コレ、コレ、コレ」
ラギが指差したものを2つずつ買い、手渡す。
「金・・・」
「よいよい、これくらいのもの。年長者の奢りじゃ」
「感謝」
・・・こやつがいくつかわからぬが、まあええじゃろう。
屋台で何かの肉の串焼きを買い、適当なベンチに座って食う。
「うまいのう!お主の目利きは確かじゃな!」
「照レル」
足元で尻尾がビタビタと暴れておる。
・・・嬉しいのか?トカゲの感情表現など見たことがないからわからぬ。
「ジュウベ、優シイ、強イ。喋リ方、爺様ト同ジ、懐カシイ」
野菜を仮面の下で丸かじりしながら、上機嫌に話すラギ。
・・・ここでも爺様か。
まあええじゃろ、精神年齢は爺なんじゃし。
「ほう、そうか。爺様はご健在かの?」
「二百ト、五十五。元気」
爺様は亀か何かか?
・・・この世界、やたらと長生きな種族が多くないかのう?
見た目はジャガイモなのに、味はリンゴのような果物を齧りながら考えた。
「兄貴!すいやせん!遅くなったっす!」
「いや~すまねえすまねえ!・・・へへへ、寝過ごしちまった」
ギルドまで戻ると昨日の御者がまずやって来て、それからだいぶしてダイドラとゴドが来た。
・・・おおかた娼館で一泊したのじゃろう。
人族のわしの鼻にも、ハッキリわかるほど香水臭い。
「いえいえ、皆さま昨日は大いに働いていただきましたから、少しくらいは結構です。」
ニコニコしながら御者が言う。
昨日の儲けが予想以上によかったのじゃろう、機嫌がよさそうである。
「女クサイ!」
ラギが仮面の下の鼻を押さえて後ずさる。
「わしにもわかるほど臭いぞ。遊ぶのは結構じゃが、せめてもう少し体を拭いてこい」
「め、面目ねえ・・・兄貴」
「たしかに、このままじゃ獣にもすぐ嗅ぎつけられちまうな・・・ちょっくら消臭の魔法、かけてもらってくらあ」
「ぬ、かけてもらう・・・?どうやって」
「魔法ギルドまで行ってちょいと金を払えばかけてくれまさあ、ヴィグランデでも同じっすよ!」
そう言うと2人は意気揚々と去っていった。
ほう・・・それは、よいことを聞いたわい。
「ジュウベ、悪イ顔・・・」
『わるーい』『すけべー』『いんらん!』
「・・・!ココ、精霊、多イ。・・・街中ナノニ、不思議」
「・・・そうか」
ラギも精霊に敏感らしいのう。
戻ってきた2人を加えて門を出、街道を行く。
驚くほどすっかり臭いが消えておる。
魔法とはすごいもんじゃのう。
「いい天気じゃな」
「ウム」
行きとは違い、前列はダイドラとゴドが、後列はわしとラギが歩くことになった。
2人はどうやら同じ店に行ったらしく、まだ尽きぬ与太話があるそうじゃ。
まあ、昨日の動きを見るに2人とも仕事の時はきっちりと動くしな。
スケベ話くらいゆっくりさせてやろう。
晴れ渡った空を、見たことのない鳥が飛んでいく。
・・・見間違いでなければその背中に何か、というか精霊が乗っておったな。
あやつらはいつでも楽しそうで羨ましいのう。
「何カ、イタカ?」
「いや、見覚えのない鳥がおってのう」
「アレ、鳥チガウ、ドラゴン」
「何っ!?」
指差す方を見ると、遥か上空を竜としか思えぬ影が悠々と飛んでいる。
・・・なんというデカさじゃ。
ここから見てあの大きさということは、大体2、30メートルはあるぞ・・・
「・・・いつか、近くで見てみたいもんじゃな」
「ジュウベ、命知ラズ。ドラゴン、強キ戦士以外皆殺ス」
「ほう、それはますます会うてみたいのう・・・」
「ジュウベ、変」
「ははは!・・・性分じゃ、わしの」
強いと聞けば戦ってみたい。
わしより強いと言われれば勝ってみたい。
いくら若返っても、死んでも、こればかりはついぞ治らぬわい。
しばらく歩き、森が目前に見えてきた。
森の手前で軽く食事を摂り、休憩する。
ダイドラが不意に話しかけてきた。
「兄貴、昨日小耳に挟んだんですがね・・・荒野の方ででっかい盗賊討伐があったらしいっす」
「ぬ?そんな依頼、来ておったか?」
「ああいえ、あっちは国軍の連中の管轄っす」
「国軍?衛兵とは違うのか」
「衛兵は貴族の私設軍隊の一部っす。国軍は国王直轄の軍隊でさあ」
ほうほう、そういうことになっておるのか・・・
ん?そういえばこの国はなんという名前じゃったか・・・?
興味がないから調べもせんかったな。
「で、それがわしらにどう関わるのじゃ」
「国軍は仕事が雑なんすよ・・・とりあえず討伐しましたってポーズがしたいんすね」
ダイドラ曰く毎年のように討伐はあるが、適当に散らすだけで終わるそうな。
「つまり、散った盗賊共が・・・?」
「四方に逃げるってわけでさあ、特にここいらの森は近い上に深いっすから・・・」
情報の漏洩を避けるためか、討伐の日取りは庶民どころか近隣の貴族連中にすら知らせぬらしい。
「なるほど、気を引き締めねばならんな。御者にも伝えておけよ」
ダイドラに言いつつ、刀の具合を確かめる。
手裏剣の量も十分、体の様子も絶好調じゃ。
ひょっとすると今度は人間相手か、まったく・・・退屈せずに済むわい。
誰にも聞こえぬほどの小声で言う。
「(精霊ども、すまんが力を貸してくれ。盗賊がおったら知らせてくれるだけでよい)」
『わかった!』『かしはおおきいぞー』『まかせろー』
「(・・・お手柔らかにの)」
わし1人ならどうとでもなるが、今回は護衛依頼じゃしのう。
これくらいの助けがあっても、罰は当たらぬじゃろう。
御者に確認してみたが、今回の荷物は流行病の薬草類であり、薬学ギルドで処理をせねばすぐ駄目になるらしい。
よって、どうしても今日中には持ち帰らねばならぬとのこと。
わしらは、このまま森を抜けるという話になった。
森に入り、足早に進む。
射線の確保のためラギにはすでに馬車の屋根に上ってもらい、わしら3人は前方に布陣する形になった。
「盗賊が出たら、わしが真っ先に突っ込んで掻き回す。おぬしらは遊撃を頼みたい」
「了解っす!」
「即席パーティじゃ細かい連携なんざ取れねえからな、それでいいぜ」
「ラギ、信じられんじゃろうがわしの勘はよく当たる。指定する場所にとにかく矢をぶち込んでくれ」
「任セロ。ジュウベ、信ジル」
簡単な打ち合わせをしつつ進んでいると、右耳あたりから声がした。
『十兵衛さま、盗賊です』
・・・誰じゃ!?
精霊どもの声ではない。
もっと大人の・・・妙齢のおなごの声じゃ。
『私のことはいずれ。今は時間がありません、右前方から来ます。』
「(よかろう、数は)」
『21人、魔法使いが後衛に3人います。詳しい方向は・・・あちらの大きい木の左です』
距離にして20メートルというところか。
魔法使いが厄介じゃな、距離が離れておっては詠唱を止めることもできん。
速攻勝負じゃな。
「皆、止まれ。ラギ、あそこの木の左側じゃ、合図したらとにかく打ち込め」
小声で指示しつつ手を上げ、馬車を停車させる。
刀を抜き、肩に担ぐ構えを取る。
いつでも走り出せるように、足に力を溜める。
デイドラとゴドも音を立てぬようにそれぞれの獲物を抜いた。
『もうすぐです。3・・・2・・・1・・・』
「放てぇ!!!」
叫び、走り出す。
わしの頭上をラギの矢が通過するのを見ながら、さらに身を低くして走る。
その間にも、3本の矢が飛んでいった。
速射もうまいのう。
「ぎゅ!?」「ギャアア!!」「ひぎ!?」
矢が唸りを上げて消えていった先から、何人もの悲鳴が聞こえる。
『十兵衛さま、魔法使いはそのまま真っ直ぐです。周囲に護衛が3人』
ころころと鈴が鳴るような声の助言を聞きながら、正面の林に飛び込む。
「ぇやぁっ!!」
正面で目を丸くしている男の顔面を断ち割り、すぐさま右へ跳ぶ。
「しゃっ!!」
そこにいた男の首を斬りつけつつ、盗賊共をぬって奥へ。
走りながら縦横に斬撃を飛ばし、目につく急所や関節、神経を斬る。
数は圧倒的に不利。
止まれば囲まれる。
こやつらが混乱から立ち直る前に、できる限りの数を殺すか無力化する!
懐の手裏剣を放ち、前方の槍持ちの目を潰す。
のけぞってがら空きになった喉を斬りながらさらに奥へ。
見えた!3人の盗賊の後ろに杖を持った者が3人!
「おおりゃあ!!」「ガルアアアアアアア!!!」
後方からダイドラとゴドの雄たけびが聞こえる。
追いついてきたようじゃな、トドメと陽動は任せたぞ!!
魔法使いどもが必死に口を動かすのが見える。
詠唱か。
手裏剣を投げる。
護衛の隙間を抜けた手裏剣が、右端の魔法使いの喉に刺さる。
身をかがめながら飛び込み、護衛の足を突き刺す。
抜きながら内股を深く斬り、そのまま魔法使いの後方へ走る。
口からあぶく混じりの血を吐く魔法使いを、後ろから刀を持った手で首を締めつつ抜いた脇差を背中にねじ込む。
「ぎいいいいいいい!?」
そのまま背中を蹴りつけ、他の魔法使いへぶつける。
悲鳴を上げながら詠唱を中断させた魔法使いが、重なるように地面へ倒れる。
そやつらの上を走り抜けるついでに、無事な方の魔法使いの喉を踏み折った。
「このォ!!!」
護衛の1人が長剣を振り上げて斬りかかってくる。
残った魔法使いのローブの端を掴み、こちらへグイと引き寄せる。
「やっ・・・やめぎっ!?」「あああ!アンん!?」
護衛の男の長剣は、そのまま魔法使いの胸に振り下ろされた。
女か、こやつは。
まあ、戦いに男も女もない。
「すまんのう、すぐに後を追わせてやる・・・わい!!」
痙攣する女魔法使いを護衛の方に突き飛ばし、咄嗟に抱き留めた男ごと突き刺す。
「ぐうぅ!?」
ぬ、男の方の肋骨で刃が止まったか。
刀を引き抜きつつ、脇差を投げる。
右目に吸い込まれるように刺さった脇差が脳を破壊したのだろう。
後ろ向きに倒れ、今度こそそいつは死んだ。
後ろに跳び下がりつつ、戦場を確認。
息を整えて、残った敵の方へ走り出す。
指を斬り落とす。
首筋を斬る。
脛を刈る。
関節を斬る。
太い血管を斬る。
縦横無尽に走り回りながら、わしに注意を向けておらん相手から無力化していく。
ちらちらと確認すると、ダイドラもゴドもよう戦っておるわ。
防御を駆使した堅実な戦い方で、無理なく敵を斬るゴド。
当たるを幸いと、その膂力で斧を竜巻のようにぶん回すダイドラ。
両方の活躍で、盗賊共は着実に数を減らしていく。
後方からラギも駆けつけてきたらしく、たまに飛んできた矢が盗賊の体を射抜いていく。
その威力はすさまじく、胴体に矢をもらった盗賊が背中からはらわたをばら撒いて即死する。
頼もしいのう、この調子で頼むぞ。
『十兵衛さま!後ろからもう1人!隠形の魔法具を使っています!』
その声を聞き、半身になって後ろを見る。
木々の隙間、そこに妙な『揺らぎ』が見えた。
すぐさまそこへ向けて体を捻りながら手裏剣を投げつける。
「ぐう!?」
何もない空間に手裏剣が突き立つと、景色がめくれるように男が出てくる。
肩に手裏剣が突き立った男は、腰からムチのようなものを抜いた。
先端に蛇腹状になった刃物が付いている。
・・・雰囲気が今までの盗賊と違う。
頭目か、幹部のようなものじゃろう。
「てめえ・・・なんでわかった!?」
「隠れていても、ケダモノは臭いですぐにわかるものよ」
「抜かしやがれぇ!!」
男が腕を振り上げる。
ムチの先端は目で追える速さではない。
手元と体捌きから飛来位置を予測し、斜めに跳んで躱す。
パァン、という空気の炸裂がすぐ前方で起こる。
・・・間合いは、あそこまでじゃな。
「躱したか!運のいい野郎・・・っだ!!」
「ぬんっ!!」
男の振り下ろしに合わせ、刀を振る。
軽い手ごたえと共に、ムチの先端を斬り飛ばした。
「んなっ・・・!?」
慌ててムチを引き戻そうとした男に向け、一足で踏み込む。
「ええぇやぁっ!!」
唸りを上げる剣先が、男の顔面を唐竹割にする。
「か・・・ぽ・・・」
男の信じられぬ、という顔が左右にずれてどしゃりと前のめりに倒れる。
よし。
息をついて振り返ると、大方の盗賊共は死ぬか地を這って呻いていた。
「兄貴が掻き回してくれたおかげで、楽に片付いたっす!」
「おっそろしいくれえに急所しか斬ってねえな、助かったぜ」
「ジュウベ、勇猛、果敢。我、感動」
「た、たしゅ・・・たしゅけぇ!?」
「なんのなんの、おぬしらの働きがあったればこそじゃ。わしこそ助かったぞ」
まだ息のある盗賊の命乞いを聞き流しながら、トドメを入れていく。
「そういえば、こいつらの討伐部位はどうすればいいんかの?首でも持っていけばいいのか?」
「えええ!?兄貴の国ではそうなんすか!?こっちはギルドカードをかざせばいいんすよ!!」
「ジュウベエ、お前・・・どんな国から来たんだよ・・・」
尻尾の毛を逆立てながらダイドラが言う。
ゴドも顔を青ざめさせておる。
「カードを?」
「ええ、どんな仕組みかは知らないんすけど、適当にかざして表面が青く光ればそれでいいんす」
なんと、便利なものじゃな。
「盗賊なんてのはだいたいお尋ね者っすから、ギルドで照会できるらしいっす。今回は共同依頼っすから、その記録から報奨金が4等分になって支払われるっす」
言われた通りに盗賊の死体の上でカードをかざすと、確かに表面が青く光った。
・・・なんとも、楽じゃのう。
死体を抱えて帰らんでもいいのはありがたい。
「あ、でも持ち物とかで高く売れそうなもんは貰っといてギルドで買い取ってもらえばいいっす。いい小遣い稼ぎになるっすよ!」
なるほど、それはいいな。
どうせ死人にはいらぬものじゃ、ありがたく頂いておくとしよう。
カードをかざすついでに、脇差も回収しておいた。
『十兵衛さま、まだ来ます。盗賊ではないようですが・・・』
4人で売れそうなものを物色していると、また例の声が聞こえた。
「構えろ、まだ来る。盗賊かはわからん」
3人に言い、剣を木立の奥に向けて構える。
がさりがさりと音が聞こえてきた。
同時に、鎧の擦れるような音も。
・・・重武装じゃな、これは骨が折れそうじゃ。
いつでも斬りかかれるように身構えていると、木立の奥から白銀の鎧を着た一団が出てきた。
数は恐らく10人。
統一された武器に、揃いの鎧。
こやつらは・・・
「兄貴!・・・国軍っす!」
・・・やはりか。
わしは背後からダイドラの声を聞きながら、面倒臭くなりそうじゃとそっとため息をついた。
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