第7話

ザァーザァーと波の音が、耳の奥に響き。ギンギンに照らせれる。

太陽のせいで、顔中から大量の汗が流れる。そんな、僕の元に

この真夏の暑さが吹き飛ぶ程の衝撃が走った。

「お待たせ―」遠くから、大きく手を振る彼女。

その姿を見て、僕の流れる。汗がピッタと止まった。

ストライプ柄の水着を着た。彼女の姿を見た瞬間。

この世に生まれってよかったと思った。

「ごめんね。着るのに時間かかっちゃて・・・・・・」

 少し恥ずかしそうに、こちらに笑みをこぼす。

 彼女に、僕は「全然、待ってないよ」とベタに言った。

 すると「ふ~ん~そうなんだぁ・・・・・・」彼女の声のトーンが

 少し低くなった。「私が、君のためにせっかく新しい水着を着たのに」

 彼女が膨れ面で言うので。僕は、彼女の意思に気づく。

 そうか。僕は彼女は僕に言って欲しかったんだ。

「君の水着姿を早く見たかったって・・・・・・」僕は、彼女に

 そう言うと、彼女は膨れ面から、一瞬で笑顔になった。

 「素直で大変よろしい」と満足そうに、彼女が言う。

 「じゃあー早く泳ぎに行こう」彼女が、僕の手を引き。

 そのまま海に向かって、走り出した。ギラギラ輝く太陽に

 負けないくらい。彼女の水着姿は、本当に似合っていた。

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