第6話

「ねぇ、ちょっといいかな?」笑みを浮かべ。

 彼女お得意のお願い事を言い出す。

「私ねぇ、君と一緒に海に行きたいだよねぇ」

 突然、海の行きたいと言い出す。彼女は

 微笑んだ。「まだ、一緒に行った事ないよねぇ。

 だから、今年は一緒に行こう」僕らが付き合い

 だして。まだ、海に行った事がなかった。

 「それに、君もみたいと思ってさぁ。

 私の水着姿・・・・・・。うふふ」不適に

 笑う。彼女の言葉に、またドキッとしてしまった。

 「あぁ!今、想像したでしょう。私が、どんな

 水着を着るのか・・・・・・」彼女は、まるで

 僕の頭の中を見通しっている力があるのではと思うくらい。

 的を得っていて、違う意味でドキッとした。

「そんな君に、朗報があります」人差し指を自身の口元に

 付け。今から、悪戯を仕掛ける。子供のような表情で

 言葉を紡ぐ。「君の期待に応えて。君の想像する。

 何倍も可愛い姿を披露するつもりだよ。だから、

 海に行こうねぇ」そんな事を恥ずかしくないのかと

 こちらが思うぐらい。彼女の自身に満ちた。

 表情が可愛くってしょうがなかった。

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