殺伐とした世界の中で、二人の純真な心が垣間見えて、そのアンバランスさが素敵でした。
他の道が思い浮かばなかったから身を置いたのでしょうけれど、たぶん根本的には二人共、こんな世界なんか向いていなかったのでは……と感じます。
世界一周の旅から戻った金城は、独りで何を思うのでしょうか。
作者からの返信
kumehara さん
コメントありがとうございます!
こうした物騒な世界で生きていくには、金城と大西はピュアすぎたのかもしれませんね。
金城はもしかしたら適応するかもしれません。若頭の鷲田も唯一無二の親友を過去形で語っているのと同様、同じ道を歩むのかも。一方で、道を間違えてしまうのかも……。
ピュアネスさのあり方について考えてしまいました。
お読みいただきありがとうございました!
拝読いたしました。
男の世界である、ヤクザの友情に美学のようなものを感じました。
最後にクルーザーに乗った大西と出会えた金城にも、理想のような、夢の中の天国のようなものが見えましたね。
しのぎを削るヤクザの世界だからこそ、成り立つ、ブロマンスなのかもしれません……美しかったです。
作者からの返信
ホーリースロース さん
コメントありがとうございます!
理想(大西)と現実(ヤクザ)の間に挟まれ、難しい決断をした大西に一ミリの救いを与えたくてあのシーンを設定しました。
美しくかけていたら嬉しいです。まさに天国のようなものだったのかもしれません。
お読みいただきありがとうございました!