七月一日

 午前八時三十分起床。

 朝、霧雨が降っている。

 午前十時四十分、大学に到着。

 二限のグループ・ディスカッション形式の授業で「気になるあの娘」と少し会話を交わす。

 三限は空きコマ。

 四限はF先生の日本哲学の授業。

 F先生の授業は最初にプリントを配り、それを先生が一言一句読み上げながら、その都度補足事項を加えていくという古風なもの。

 自分はグループ・ディスカッション形式の授業よりも、教授がひたすら一方的に話す授業の方が、何となく大学生らしくて好きである。

 帰宅後、GOING STEADYの「童貞ソー・ヤング」を聞きながら、ベッドに寝転がる。

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