『人間変性症』 最終症状3


 マザーコンピューターは、アーニーロボさんと通信をしていた。


アーニーロボさん

 『やはり、ごき化しかけた影響があると思われる。』


マザーコンピューター

 『認識している。が、人類の良さは、努力ということにつきる。船長に期待する。』


アーニーロボ

 『そうですね。まったく。』


 そこで、アーニーロボさんは叫んだのだ。


アーニーロボさん

 『ふれふれ、船長! ふれふれ、船長!』


館長

 『おー。わんだふる。ふれふれ、船長! ふれふれ、船長!』


マーダー捜査官

 『おわ! それは、古いおまじないだな。ふれふれ、船長! ふれふれ、船長!』


スリラー捜査官

 『なによ。それ?』


マーダー捜査官

 『人類が、仲間を励ますときに使ったおまじないだとされるんだ。』


スリラー捜査官

 『ばかばかしい。』


船長

 『わかった。気持ちはわかったよ。なんとか、ひねり出してみる。あー、あー、本日はせいてんなり。てすてすてす。やーやー、きこえるか? とおくのものは、おとにもきけ。ちかくば、よってみよ。われこそは、宇宙のおじさんだ。あいんす、づヴァイ、どらい、〽️ 宇宙のうーみーの、おじさんだよー。はるばると〰️〰️、はるかな宇宙にたびをするー。宇宙のうみのおじさんのうたあ〰️〰️〰️〰️。ぎょわ〰️〰️。〽️』


館長

 『わっ。』


アーニーロボさん

 『ぎわ〰️〰️。これ、うたですか。おとが、ちょっとしか変わらない。し、しかし、うた、といえば、うただなあ。えんかか? おうえんかか! らっぷか!』


館長

 『りずむは、あります。メロディーは、微妙ですが、しかし、たしかに、うたです。な、なつかしい。間違いない。』


マーダー捜査官

 『これは、うただ。うただ。ぎゃあ〰️〰️〰️〰️。』


スリラー捜査官

 『わあ。やめてください。いのちにかかわりそう。』


 すると、マザーコンピューターが、厳かにいった。


マザーコンピューター

 『たしかに、うたです。合格。』


マーダー捜査官

 『ひゃあ〰️〰️。死ぬかと思った。』


 スリラー捜査官は、失神している。


館長

 『たしかに、船長のうたです。むかしも、こうだったのですから。間違いは、ない。』



      🎶_(`O`)♪







  

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