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(1)」への応援コメント

  •  私は「小室サウンド」嫌い勢です。
     なるほど、純音楽というアプローチは面白い視点かなぁと思います。
     その観点で言えば、彼の音楽は、世界中で絶賛売り出し中の楽曲のイイトコ(フレーズ)取りで組み上げた音楽を、お抱え歌手に歌わせ、一儲けしていた!という所を持って、商業音楽としていました(個人の解釈です)。
     たぶんAKBが出てきたところで、握手券セットなどの商業音楽も最盛期を迎えた気がします。
     DTPなどで、音楽の汎化が進んむ中にあって、音楽に対する著作権問題が巻き起こったのも一因かなとも思っています。
     総じて、八〇年代末から九〇年代、レコードがCDに置き換わった頃を境に、この手の話が囁かれ出したように思います。
     そう、「音楽」が「音額」になった瞬間でした。

    作者からの返信

    こんばんは。コメントを有難うございます。

    僕は、小室プロデュース曲ばかりを追いかけて聴いていた時期が長かったです。

    たんぜべ なた。さんの受け取り方だと、海外のヒット曲を材料として組み上げたもので儲けていたという感じなのでしょうか。
    僕の感覚だと……、小室さんが海外発祥のジャンルを取り込もうとしたり、海外のアーティストをヒントにしていたのは、彼へのインタビューを見ても明らかだと思っていました。しかし、彼の作品は、多くの人が聴いた瞬間に「これ、コムロじゃないの?」と気づいたように、個性が色濃いとも感じられていました。
    近年で言えば、小室さんがEDMとして作っている曲は、どう聴いても海外の有名EDM曲の感じとは違っています。小室さん自身はビッグルームのような曲を作っていません。

    一般論ですが、新たなジャンルが出てきたとき、例えばトロピカルハウスと呼ばれるものが流行したとき、それを聴いて「いいなあ。おれもこういう感じの曲を作りたいなあ」と作ってみることは何ら不思議なことではないと思います。そうやって、色々な人が挑戦して、ジャンルが形成されていく訳ですよね。

    また、たんぜべ なた。さんの、こちらのコメントを読む限りでは、DTMの普及がオリジナリティーを喪失させていると見ておられるように思われるのですが、うーん、正直そう思えないというか、よく分かりません。