第9話 なくてはならない
SNSや、音楽配信で流し聞きしてるとたまに大晴が好きで聞いてた曲が流れる。
あの男、顔に合うオシャレな曲が好き。
耳と記憶って辛い。奴を思い出してまた思いふけってしまう…。
梨沙といるのがしんどいわけでも楽しくないわでもない。
梨沙には梨沙の良さがあって、大晴には大晴の良さがある。
だから…しんどい。
でも不思議と…大晴のことを考えるとどこか幸せな気分になる。
どっちがどれくらいとかそんなんじゃなくてどっちも無くてはならない人になってた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます