夢の中から出られない!

ふざけた狼人間

第1話夢の夢の夢の中?

「あお」それが自分の名前だ、最近はよく明晰夢を見て、夢が初めて好きになった。

いつもは夢を見ないで、怖いことがあったときに夢を見る。その時の夢は必ず悪夢。夢から覚めても数分動けない時があるぐらいの怖さだ。今日もいつものように布団に入り、寝る。そして、きずいた。今自分は夢の中にいると・・・。

(よっしゃー!今日も明晰夢!今日は世界一周でもしようかな!)「あれっ」(いつもはきずいた時から空を飛べるのに飛べない、何かがおかしい。今いる場所は駅のホーム)周りを見回す。すると、いつの間にか近所の公園にいる。(やっぱり、これは夢だ!よしこの公園の隣にある駄菓子屋でお菓子を思う存分買って、食べよう!)僕が一歩踏み出すより先に、大きなワシは私を掴んだ。「えっ」体制を崩した。ワシはいきよいよく空に飛んだ。(なんだこれ。やっぱりある程度高いところは怖いな・・・

んっ)目が飛び出そうになった、い夢の中中だ、もしかしたら飛び出していたかもしれない。)日本列島の形が鰉(ヒガイ/という魚)になっている。(最近事典を見て覚えた漢字が日本列島に!)前からいきなり日本刀が、危機一髪避けたと思えば、周りが海になってる。

(アッ今浮いてる)下を向くと船が、(なんだ船に・・・)前からとんでもなくデカイクジラが口を開けてちかずいてくる。(噓だろおい)船員は自分一人のようだ。

(こっこれかな)それっぽいレバーを操舵室(そうだしつ/船の操縦室)で引く。〈ブルルルルル〉(よかったエンジンが掛かった)だが、明らかに船より早いクジラの泳ぐスピード。すると、ちかずいてくる小型の船一隻。そこに乗っている知らないマッチョ外国人。(こいつの名前はジョンにしよう、どうせ自己紹介なんてしないだろうし)ジョンが大声で叫ぶ「こっちだ!」僕は船から走って、ジョンの船に乗り、

一難去った。(あれそういえば、今日の夢いつもより長いな、なんかちゃんと時間が流れてる)ジョンが話しかけてきた。「俺の名前は・・」(ジョン!日本語話せるんだって)「ボブだ!」(ボブ!)「ボブ何で僕を助けてくれたんだい?」(夢はどうやって返してくるんだ)「友人のジョンがお前に似ててな」(ジョン!ってことは)「ジョンは・・・」「ああ・・」(やっぱり・・)「いま餃子を焼いているよ」(ああやっぱり死っ・・餃子!)この時ぐらいから僕は全然夢が覚めないのに違和感を感じていた。

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