第22話 学校の設立と軍学校
帝国は幾つもの学校を作り教育を始めた、講師が足りないが最初に作っていたホルトとマイスタ伯爵領の学校の卒業生が育ち始めると講師が足りてきた、両伯爵の学校は12才からの学校である程度教育をされた状態の子供たちが学んでいたので卒業生は講師として役に立った、殆どが貴族や商人の子息で子供の時に教育がされて居た子供だったのが幸いした、それから13才からの軍学校と経済や工業の勉強をする学校も作り始めた、軍学校はダンジョン都市に建設されて14才に成ると冒険者ギルドに登録してダンジョンに潜り修行する事に成った、帝国内8カ所にあるダンジョン都市に学校が作られて行き小学を終えた子供たちが軍学校や経済学校に行くか仕事するかの選択になる。
しかし家が経済的に苦しい子供が優秀な場合皇帝が認めた子には家に一定の金額を与え帝都の学校に行かせることにした、ここには寮が作られて居たので朝夕の食事が出来て昼食を学校で食べれば1日3食が食べれたが成績が悪く成ると退学に成る事も有った、経済と技術学校はム-ヌ王国出身の技術者や各地の王都に有った学校からの応募が多数あり採用する事にしたので人員は確保できた、教育と軍事の学校はこれでほぼ揃ったし各都市を結ぶ交通機関の整備を進めると学校間の交流も出来るので早急に進める事にした。
学校を作る場所を選定する為にこの世界中を飛び回り忙しくしながら今は元シーラント王国領に来ていた、そしてトラントのダンジョン都市に滞在中に事件が起こった、ココ王国が俺が此方に来ていると言う情報を掴み行き成り兵を投入してきたのだった、シーラントからココ王国にココナ川が流れているそこを遡り侵入してきたみたいで、俺も油断していて探索をして居なかったが最近は探索をしなくても敵が1km内に入るとサ-チが自動に起動する様に成っていた、だから近づく敵は補足していたし俺には転移も有ればフライもある全くの不意打ちでない限り俺は倒せない、そんな事を敵に言っても解らないだろうし先方は上手く行ったと今頃は手を叩いているころだろうと思ったが、手ごまは30騎程連れていただけなのでとても相手に成らないだろうと思われた、ここは俺が言って5000の敵を殲滅するしかないだろうと考えて近くの護衛に言った。
敵が5000程川を伝い攻めて来たので俺が対処するとから後で来いと言うと、護衛の兵は吃驚していたが俺の実力を知って居る兵だったらしく気を付けて下さいと言ってから川の方ですね分かりましたと言った、それだけ言うと俺はフライで飛び上がり敵が接近してきた川沿いに着き上から眺めていた、5000程が長い列に成っていたので一計を施し道に障害物を置き皆が固まる様にした、粗方固まった所にサンダ-レインとアーススピアを上空から振り注いだ、サンダ-レインによる雷で痺れ倒れた兵にスピアが振り注ぐのだ痺れて倒れた所にスピアが落ちて来たら堪らない、4000人程が動けなく成り残りの1000も痺れていたがスピアには当たらなかっただけでまともに起き上がれない、其処に30騎だが駆け付けた、倒れても息をしている者に一太刀入れて於き余計に立ち上がれなくして無傷の敵にも剣で刺すと敵に動けるものは居なかった。
敵は後方で成り行きを見て報告する10騎程が逃げのびたが、ほぼ5000は全滅だった事が報告されたココ王国は悲痛な事に成っていた、2万の軍の内5000を投入して必殺の願いを込めて送り出したのに逆に全滅するとは聞けば相手は30騎程だったと言う報告が有ったが、帝王は噂では冒険者ギルドのSランクだと言う事だったが多分名誉Sランクだと思っていたが、実力もSランクだったと言う事かと悔しがったが後の祭りだった帝王は空を飛んで居たと言う事で可成りの魔法使いだと言う事に成る。
ココ王国では緊急の上層部だけの会議が開かれていた、其処には王族の姿は無くて全面降伏が話会われていたがもう左程の猶予も無いと説破詰まっていた、王族にこの会議の主軸二人が説明に向かっていると王城の上空に何者かが現われて、風魔法を使い良く聞こえる様に話始めた「私はキシュウ帝国の王のグラント・キシュウだ今日この国から刺客5000が放たれたが全て返り討ちにした、私はこの国をもう少しそっとして置く積りだったが自ら其の私の考えを否定したなので今からこの王都に私の魔法を放つ、30分の猶予を与えるので町の外に避難すると良い早く着の身着のままで逃げなさい」そして「そろそろ30分が経った今から私が魔法を放つと町の半分は破壊されるだろう。」と言いつつ魔法を放った。
そして俺がメテオを放つと大小の隕石が空から降り注いだ、15分後位に隕石は止みはしたが町の大半が破壊され王城は姿も無く無残に破壊し尽くされていた、そんな町の上空には誰も居なく成り声だけが響いて来たその内に帝国兵が来るので貴族はアルカ王国に退去するが良いと言い残し静寂が訪れた、町ではあれは何と言う魔法だあんなのは見た事も聞いた事も無い魔法だ、帝国にあんなのが要るので有れば勝てるはずが無い全面降伏するより人民が生き残る事は出来ないと言う声が彼方此方で囁かれ始めた。
それから直ぐにココ王国は帝国に対して全面降伏を申し入れた、帝国はそれを了承して軍を送る手はずを整え帝都ライからも道と蒸気機関車を施設する為の準備を始めたが直ぐに年が超え俺は26才になった、子供は既に8人が生まれたがユリナだけがまだ生んでいないし同じく26才に成っていた、ユリナには今後トルコテに魔法学校を作り其処の校長に成って貰う事に成っていた、賢者のユリナには打って付けの役職でユリナもそれに異存はないが早く子は産みたかった、彼の子を産むとどの様なスキルを持った子が生まれるのか楽しみでも有った、先天的なスキル持ちは今迄は知られて居ない事の一つでそれが実現すればおとぎ話に出て来る勇者も可能かも知れなかった。
トルコテに作る予定の魔法学校は帝国中から集めるしム-ヌ王国からの留学生も集める積りだった、トルコテのインタナ川の西に騎士学校が出来ていて川を挟んで魔法学校が出来る予定だった、定員が1学年100人で3学年の300人として以前に有った学校と違いこちらは魔法専門の学校で、ユリナの様に賢者が最高で魔法使いやウイザ-ドと言った魔法職をスキルで授かるとここに入学出来るが魔力が問題に成った、この世界の人々は魔力が少ないのが問題だ努力すれば生活魔法は覚える事が出来るが少ない魔力では10回も使えない、ウイザ-ドと言えども魔力が少ないとファイアボ-ルを5回撃つと息が上がり使い勝手が悪い、なので前世でのラべノの中の出来事を思い出して試して見た、そう魔力を使い切ると力が入らなく成り脱力状態に成るのだが4時間~5時間寝ると回復すると基礎の魔力が増えると言う奴だ、10人のウイザードと魔法使いを集めて実権を始めた所魔力がMPが20とかのウイザードが10日もすれば30に成っていた、地道な努力が実を結び増えた事に喜びはしたが世間には判らない様に極秘事項にした。
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