第20話 シーラント王国の滅亡
ス-ス王国とルゴイア・アランタ元帥が戦闘を開始した同時刻にシーラント王国側でも戦闘が始まる直前だった、シーラント王国側は既に昨夜の夜襲で軍自体が混乱していた朝帝国軍が押し寄せて来たのに態勢が整う以前の問題だった、夜襲のスペシャリストのホルトとマイスタ伯爵の兵が昨夜シーラント王国の陣に多大な損害を与えて居たのがその原因だった、帝国軍はシーラント王国軍の抵抗らしい抵抗も無く蹂躙して行った、シーラント王国軍は国王自ら指揮を執る為に出張って来て陣にひと際大きなテントを張り目立っていて帝国軍の良い標的になり、シ-ラント王国の国王の首を取った軍曹は3階級特進を果たし大尉になったが後の話だ、国王を打ち取られた軍は壊滅状態になり帝国軍は貴族と思われる兵にタ-ゲットを絞り打ち取って行った、最初は成り行きを見つめていたココ王国軍とアルカ王国軍は少し後方に居た事が幸いし速やかに軍を引いていた。
シーラント王国の王都は帝国の城塞都市ガルガから200km程の所に位置していたので帝国軍が一気に王都に進軍して王城を接収してしまった、この戦いで参戦していた国王の長男が王と共に戦死した事が伝わり城はテンやワンやの騒ぎに成っていた所に帝国軍が来た者だから一層のパニックに成ったようだ、帝国軍はシ-ラント王国の王城に入っても特に酷い扱いはせずに紳士的だった事は市民も皆身をもって感じていた、しかし貴族に対しては別で土地を接収され貴族の家族も放りだされた、目先の利く者は事前にココ王国に資産を移していた者もいたが大半は着の身着のままの状態でココ王国に逃げのびた。
帝国軍はその後王都カトランで暫く過ごしたがその間周りの森や林に入り魔物退治を始めて過ごした後7日程で帝国に撤収した、7日の間にグラントがルゴイア元帥と話し合い一旦はここまでにして引き上げる事にしたからだ、帝国軍にも少なからず怪我人が出たし後の2国は先方から和平の申し入れがあると踏んでいたからだ、その条件がこちらの思惑違いなら受け入れはしないが一応の成果が有ったので良しとしたし市民を苦しめるのは本意で無いからだった、こうしてシ-ラント王国とス-ス王国が滅亡し王族と血族は取り敢えずココ王国に亡命したがそこでは一般人として生活する事に成った。
それから5年の歳月が経過して帝国内に新たな事業鉄道の施設が始まった、この年グラントは冒険者ギルドからSランクの称号付与されていたが帝国はの益々の発展がより顕著に成っていた、それには大いにム-ヌ王国の技術力が貢献していたしグラントの謎の知識が役立っていた、久しぶりにグラントは自分のステ-タスを確認した。
☆ グライト 人族(男)25才 レベル85 Sランク冒険者
攻撃力 3800
魔力 3800
敏捷性 550
防御力 500+200
運 580
スキル ・後方支援 ・鑑定 ・全魔法 ・全耐性 ・探索(サーチ)
・剣術 ・付与 ・作成
特殊スキル ・イベントリ-バッグ(時間停止・無制限)
・言語理解
称号 ・剣豪 ・謎の賢者
鑑定 レベル15 ・殆どが鑑定が出来る
火魔法 レベル13 ・ファイアボール ・ファイアシールド ・ファイアランス
・ファイアボム ・火炎流 ・ニブルヘイム
水魔法 レベル12 ・ウオ-タボ-ル ・ウオ-タシールド ・ウオタ-ランス
・水流の操作 ・水流刃 ・豊穣の雨
風魔法 レベル13 ・空気圧縮 ・ウインドシールド ・ウインドカタ-
・フライ ・気流操作 ・ウインドボム ・ハリケ-ン
光魔法 レベル13 ・ヒール ・ハイヒ-ル ・エリアヒ-ル ・キュア
・ホ-リ-ランス ・ホ-リ-ボム ・エクストラヒ-ル
・リカバリー ・キュアセレクト
無魔法 レベル13 ・魔力錬成 ・脚力強化 ・腕力強化 ・視力強化
・魔力纏い ・インビジブル ・頭脳強化 ・付与
・バリア ・重量軽減
闇魔法 レベル12 ・ドレイン ・ダーク ・サイレント ・コントラクト
・アブソ-ル ・デスペル ・
時空魔法 レベル15 ・ストップ(1秒)・グラビデ ・テレキネシス ・テレポ
・メテオ ・転移 ・ブラックホール(小)拡張
土魔法 レベル15 ・ア-ススピア ・落とし穴 ・壁作成 ・トンネル作成
・土壌改良 ・家作成 ・クエイク ・家作成 ・道作成
・壁強化
氷魔法 レベル12 ・冷気 ・五月雨 ・アイスランス ・フブキ
・ブラックアウト ・絶対零度
雷魔法 レベル12 ・雷発生 ・帯電 ・放電 ・サンダ-ボルト
・サンダ-ランス ・サンダ-レイン
探索 レベル18 ・100kmの探索が出来る ・マップが作れる
生活魔法 レベル5 ・クリ-ン ・乾燥 ・飲み水 ・種火
剣術 レベル8 ・スラッシュ ・横薙ぎ ・受け流し ・薙ぎ払い
・十文字切り ・十文字切り飛ばし ・抜刀唐竹切り
少ししてシ-ラントとス-スから帰還してトルコテのルゴイア元帥の元で姉と共にのんびりして居ると思わぬ人物が訪ねて来た、それはすっかり大人になったユリナ・ヨ-ロンだった、彼女は王軍の魔法部隊の分隊長を務めていたが国が崩壊して今は無職に成っていた、そんな彼女を見たセリカがユリナに聞いた貴方独身と聞くとユリナがそうです独身ですと答えると7番目が来たわねとセリカがお道化た、俺が聞いて見たのはユリナの家族の事だったが今は全員落ちぶれたが元の開拓村で暮らしていると言う事だった、騎士爵を返上した後は村で村人と一緒に開拓をして暮らし今では一人の百姓に成っていると言う事だった、ユリナはスキル賢者が有るので魔法が使えるし賢者のスキルは火魔法と水魔法と風魔法が使えるし回復魔法のヒ-ルも使えた、なので治療院の様な事をしながらトルコテで暮らして来たが、まさか帝国の帝王が貴方だとはつい最近まで知らなかったと言う事だった、まさかあなたが後方支援のスキルを貰い泣き叫んでいたあなたが帝王だとは夢にも思わ無かったそうで、この前のス-ス王国からの帰還の列に貴方とルゴイアさまが並んでいた時に衝撃が走ったそうだ、何がどうなって居るのか分からなく成りこの家を探しあてるのに時間が掛ったが昔の伝手も有り何とか探し出してここに来た。
ユリナの話を聞くとそれなりの苦労が有ったのだろうが俺がユリナに聞いて見た、「如何する今更だが俺の所に来るかい」と聞くと、「良いのあなたには6人の奥さんが要るのよね」と言ったが、俺が「いいさ一人位増えても特に変わる事は無い」と言うとユリナが「良かったこのまま一生独身に成るかと思って居た本当に良かった貴方と幼馴染で」と言って俺に抱き着いて来た、セリカ姉はユキナを撫ぜながら「グラントはちょっと特殊だが貴方なら理解できるかも」と言ったがユキナは特殊と頭を捻っていた。
それから俺はユキナを連れて帝都に帰る事に成った、俺がルゴイア家にある自分の部屋に入りユキナを引き寄せて帝都の自分の部屋に転移するとユキナが目を丸くして聞いて来た、「今あなた何かしたここは何処さっきの部屋と何かが違う様に感じるのだが」と言った、流石賢者だ「やはり違和感が在ったかい」と聞くと「なんかふわりと膜の様な所を越えた気がした」と言った、俺は其の違和感の正体を明かす事にして「ここは帝城だよ」と言うと益々目を丸くして言った「転移したのまさかそんな事を出来るなんてグラント貴方何者」と言い出したが、俺は「グラントだよ。それ以上でもそれ以下でもない」と言うとユキナが不思議そうに俺を見ていた、「さあいく度」
と言って部屋を出て先ずはセリカの所に来て部屋に入った。
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