第12話 妻の実家とライラ王国


 

俺はワイバ-ンの魔石と素材を売りにココ王国にまで足を延ばしていた、ここには以前来た事が有るので転移ポイントを作成して居たのが役に立ったのだ、俺がトルコテの山に居付いたワイバーンを討伐して魔石と素材をトルコテで売るとソロでワイバ-ンの群れを倒す事が出来る事がバレるのを避ける為に来ていた、それ自体は上手く行き魔石と素材を売りさばき白金貨30枚と金貨を330枚を手にした、それを見て居たのか5人の冒険者が俺の後を着けて来て俺に「命が欲しければ金を出せそしたら見逃して遣る」と言って来た、俺はこいつ等が金を出したからと言って見逃しはしない証拠を消す筈だと思っていると早くしろとせかして来た、俺が「お前たちは盗賊なので魂が赤い色に変わっている筈だ、だから俺がお前達を殺しても魂が赤くならない」と言うと、そんな事がなぜ分かる早く金を出しやがれさもなくば殺すどと剣を抜くと他の4人も剣を抜き切りつけて来た、俺は剣が苦手と言うよりはスキルが生えて時間が経って居ない俺がウォーターシ-ルドを張ると「こいつは魔法使いだ呪文を唱えさせるなするとこっちの物だ」と一人が言った、俺はそれを聞きながら俺は呪文なんか唱え無いのだがと一人突っ込みながら剣で切り込む相手をシ-ルドで躱しながらもう良いかと思い返り討ちにする為にサンダ-ボルトを放つと痺れて倒れ込んだ、俺は多少の剣の修行に成るかも知れないと思いバックから出した剣で止めを刺して行った。


 それから俺は家の俺の部屋に転移して来たグイ城塞都市の中に有る社宅だった、社宅と言うか貴族専用の家なので家は大きく広いし俺が作った風呂も有るが一度剣がどれ程成長したか見る事にした。


   ☆ グライト 人族(男)18才  レベル72 Bランク冒険者


 攻撃力  2200

 魔力   2200

 敏捷性  480

 防御力  470+200

 運    480


 スキル  ・後方支援 ・鑑定 ・全魔法 ・全耐性 ・探索(サーチ)

      ・剣術


 特殊スキル ・イベントリ-バッグ(時間停止・無制限)

       ・言語理解


 鑑定  レベル12 ・殆どが鑑定が出来る


 火魔法 レベル11 ・ファイアボール ・ファイアシールド ・ファイアランス

          ・ファイアボム ・火炎流 ・ニブルヘイム


 水魔法 レベル10 ・ウオ-タボ-ル ・ウオ-タシールド ・ウオタ-ランス

          ・水流の操作 ・水流刃


 風魔法 レベル11 ・空気圧縮 ・ウインドシールド ・ウインドカタ-

          ・フライ ・気流操作 ・ウインドボム ・ハリケ-ン



 光魔法 レベル10 ・ヒール ・ハイヒ-ル ・エリアヒ-ル ・キュア

          ・ホ-リ-ランス ・ホ-リ-ボム ・エクストラヒ-ル

          ・リカバリー ・キュアセレクト 


 無魔法 レベル10 ・魔力錬成 ・脚力強化 ・腕力強化 ・視力強化 

          ・魔力纏い ・インビジブル ・頭脳強化 


 闇魔法 レベル10 ・ドレイン ・ダーク ・サイレント ・コントラクト

          ・アブソ-ル ・ドレイン


 時空魔法レベル10 ・ストップ(1秒)・グラビデ ・テレキネシス ・テレポ

          ・メテオ ・転移 ・ブラックホール(小)


 土魔法 レベル11 ・ア-ススピア ・落とし穴 ・壁作成 ・トンネル作成

          ・土壌改良 ・家作成 ・クエイク ・家作成



 氷魔法 レベル10 ・冷気 ・五月雨 ・アイスランス ・フブキ 

          ・ブラックアウト ・絶対零度


 雷魔法 レベル10 ・雷発生 ・帯電 ・放電 ・サンダ-ボルト 

          ・サンダ-ランス ・サンダ-レイン


 探索  レベル15 ・50kmの探索が出来る


 生活魔法 レベル5 ・クリ-ン ・乾燥 ・飲み水 ・種火


 剣術   レベル3 ・スラッシュ ・横薙ぎ ・受け流し 



 剣のレベルは3でまだまだ修行が足りなくてどうして伸ばして行くか考える事にした、盗賊を5人倒したがレベルには関係ないのか余り増えてはい無い様だったなのでダンジョンに潜る決心をした、そんな事で家とダンジョン都市カンに転移してダンジョンに時々潜り城塞都市グイで生活して居るとニースが飛び込んで来た、ライラ王国のククト伯爵が国に対して謀反したと言う話のニュースだった、俺がその話をするとセリカは困った様な顔をして話し出した、ククト伯爵の正妻は現ライラ王国の王の妹で前国王の3女だったそうでセリカは王族の一員に当たると言う事だった、セリカはその美貌から現王の長男が嫁に欲しいと前々から言っていたがその頃は二人共若くもう暫くしてかで良いと言う事に成っていたそうだ。


 多分だがと前置きしながらセリカは言った、「お父様は私が消えた事を王家に報告せずに誤魔化して居たのが仇となり、王家からそろそろ婚姻の準備に入りたいと言って来たが其れを誤魔化している間に密偵か何かに私の事がバレたのでは」と言って仮説を立てた、俺も「セリカに聞いた所から推察するとほぼそんな所だろうと思うが、王都からはセリカをここに嫁に出したと言う事は将来謀反を考えているのではと疑われているのでは無いか」と推察した所、「セリカはあの時に私を疑いないがしろにした罰よ」と言いながら俺を見て来た、セリカは俺に助けて遣って欲しいと目で訴えて来たので俺はセリカに聞いて見た、家族を助けたいかと聞くとセリカはお父様は仕方が無いが兄弟と母は助けたいと願った。


 一応ルゴイア・アランタ第1分隊隊長に相談して見た所ライラ王国で今起こっている事を調べて見たいので協力をお願いした、ルゴイア・アランタ隊長はそれでどうするのだと俺の行動をどうするのか尋ねて来た、俺は妻の個人的な事なので部下も連れて行かないし単属でククトに行きセリカの家族を脱出させる積りだと力説した、良いだろう強力しようと約束して呉れたので作戦を話して見た、先ずは俺とセリカの二人でククト迄行き伯爵に会いこちらの考えを伝えるとともに家族を避難させるか如何するか確認する事にして、伯爵が国から謀反の嫌疑が掛り国に従うと言うならば家族は脱出させてトルコテに連れ帰る事とし、伯爵が国に逆らい謀反の旗を立てるなら俺が手伝いククトを閉鎖する積りで行く事にした。


 俺とセリカは直ぐに出発した護衛に俺の弟子二人の部隊20人が付いて来た、ホルトとマイスタの二人と部隊20人だ、俺は自分が作った馬車を用意して取り敢えずグランド渓谷に向かい到着した、城塞都市グイから7日で到着すると其処も通り過ぎてライラ王国との国境を意図容易く突破してタナ湖が見える丘に出て来た、セリカはここの景色最高ねと何時までも景色を眺めていたが丘から降りてここに1泊する事にして俺が伯爵家に行く為に転移した、セリカは夫が非常識な魔法使いだとは認識していたが目の前で転移を見せられると非常識は通り越している気がした、そんな夫を頼もしく感じると共に伯爵家がこの夫さえ居れば何とかなるのでは無いかと思っていたが将来飛んでも無い事に成るとは思っていなかった。


 グラントは何時もの所に転移してから町の門で冒険者のタグを見せて町に入った、町の中は案外平静でグラントが可笑しいなと思ったのでギルドで情報を仕入れて見る事にした、ギルドも平静で俺が食堂で飯を食って居た5人連れの冒険者にエールをおごり話を聞いて見た、「なあ、あんたたちここに王都の軍が攻めて来ると言う噂が蔓延しているが皆落ち着いて居るよな」と言うと、「ここの伯爵家は王家と親戚筋だ王家も国王の妹一家を本気で攻めは終い先に何らかの取引が有る筈だ、例えば長女のセリカ様を差し出すとかすれば王家も手出しせずセリカ姫を連れて帰るだろう」と見積もっている様で冒険者の皆が同じ様な見識で俺が「セリカ姫はトルコテの貴族に嫁いだと聞いているがその辺は如何なんだ」と聞くと、冒険者たちが「それは無い彼女はもともと王家の血筋だしその綺麗さがこの国一と噂で、国王の長男が前々から嫁に欲しいと申し入れがなされていたそうだしトルコテに嫁に遣る理由がない」と言った、成る程可成り楽観視している様だった。



 

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