第8話 イラ共和国
俺と二人の部下がカトル城塞都市に辿り着いた、其処では検問が実施されていて俺達も詳しく調べられたが俺達は冒険者を表す物以外は何も身に着けない慎重振りでダンジョン都市マリンダに行くと証言した、俺達が兵士だと言う証拠は何も無く普段からトルコテからダンジョン都市マリンダには冒険者が来ていたので通行を許可された、先ずは第一段階突破だったが慎重に行かなければ成らないのは明白だったし、これだけ厳重に警備していると言う事はやはりイラ共和国の準備はもう直ぐ整うのかも知れないと感じていた、それ程所々に目を光らせる兵士や巡回している騎馬が多く見受けられたが俺達の目的はそんな事では無い、もっと重要な事を今から調べないといけないさて如何するか今はマリンガに行くと言う事を見せながら考えていた。
城塞都市カトルを過ぎると暫くして大きな湖が見えて来た、以前にもここには来た事が有ったが今は何故か綺麗には見えなかった、この湖を利用してサントの町に行けないか考えていたからだろうが前に来た時は大きな湖で水が綺麗だと思ったはずが今は違う事を考えていた、俺達は今はマリンガに向けて歩を進めていたが行きたい所はマリナ草原なのだ多分その周辺にイラ共和国の兵士がキャンプしている筈なので、其処に向かいたいが今は無理そうだったと言うのもあちらこちらに巡回の騎兵と又別に兵士の見回りも何度か出くわしていたので無理は出来ない、俺には魔法が有るが二人は使えないそこで考えたのが夜に単独で俺が偵察に出る事で今はこれしか思いつかない、其処で俺は久しぶりに自分のステ-タスを確認する事にした。
☆ グライト 人族(男)18才 レベル69 Bランク冒険者
攻撃力 1500
魔力 1500
敏捷性 470
防御力 470+200
運 480
スキル ・後方支援 ・鑑定 ・全魔法 ・全耐性 ・探索(サーチ)
特殊スキル ・イベントリ-バッグ(時間停止・無制限)
・言語理解
鑑定 レベル10 ・殆どが鑑定が出来る
火魔法 レベル9 ・ファイアボール ・ファイアシールド ・ファイアランス
・ファイアボム ・火炎流 ・ニブルヘイム
水魔法 レベル8 ・ウオ-タボ-ル ・ウオ-タシールド ・ウオタ-ランス
・水流の操作 ・水流刃
風魔法 レベル9 ・空気圧縮 ・ウインドシールド ・ウインドカタ-
・フライ ・気流操作 ・ウインドボム ・ハリケ-ン
光魔法 レベル9 ・ヒール ・ハイヒ-ル ・エリアヒ-ル ・キュア
・ホ-リ-ランス ・ホ-リ-ボム ・エクストラヒ-ル
・リカバリー ・キュアセレクト
無魔法 レベル8 ・魔力錬成 ・脚力強化 ・腕力強化 ・視力強化
・魔力纏い ・インビジブル ・頭脳強化
闇魔法 レベル8 ・ドレイン ・ダーク ・サイレント ・コントラクト
・アブソ-ル ・ドレイン
時空魔法レベル8 ・ストップ(1秒)・グラビデ ・テレキネシス ・テレポ
・メテオ ・転移 ・ブラックホール(小)
土魔法 レベル ・ア-ススピア ・落とし穴 ・壁作成 ・トンネル作成
・土壌改良 ・家作成 ・クエイク ・家作成
氷魔法 レベル8 ・冷気 ・五月雨 ・アイスランス ・フブキ
・ブラックアウト ・絶対零度
雷魔法 レベル8 ・雷発生 ・帯電 ・放電 ・サンダ-ボルト
・サンダ-ランス ・サンダ-レイン
探索 レベル12 ・30kmの探索が出来る
生活魔法 レベル5 ・クリ-ン ・乾燥 ・飲み水 ・種火
全体に微増していたが矢張り魔物を多く倒して居ないので期待した様には増えていない、俺はここであの二人も呼んで俺が鑑定出来る事を教え鑑定して見るか聞くと「是非お願いします」と二人共言ったので鑑定する事にした。
☆ ホルト 人族 (男)17才 レベル 13 Dランク冒険者
攻撃力 130 片手剣
魔力 50
敏捷性 80
防御力 70 皮鎧
運 60
スキル ・剣術 ・生活魔法 ・探索
剣術 レベル3 ・スラッシュ ・受け流し ・払い切り
生活魔法 レベル3 ・種火 ・クリ-ン ・乾燥
探索 レベル4 ・半径1kmの探索が出来る
☆ マイスタ 人族 (男)17才 レベル 13 Dランク冒険者
攻撃力 110 弓
魔力 70
敏捷性 80
防御力 80 皮鎧
運 80
スキル ・弓術 ・生活魔法 ・探索
弓術 レベル3 ・正確に撃てる
生活魔法 レベル3 ・種火 ・クリ-ン ・乾燥 ・飲み
二人共攻撃系のスキルが有る事を教えると喜んだ、ホルトは剣のスキルが有り出来る事も増えつつ有る様だし、マイスタは弓のスキルが有り此れからの仕事に役に立ちそうで益々の努力を積み重ねる事でスキル力が上がると思う又見て欲しいときは何時でも来ても良いと言って置いた、そんな事も有りながら俺達はヨト湖の湖畔にテントを出していた、当然それは俺が単騎でマリナ草原に探索に行くための準備で俺は以前にもこの草原に来た事が有り、その時に転移ポイントは構築して来て居たがそこに行き成り転移して傍に敵がキャンプなどして居たら目も当てられない、なので今回はフライでこの湖を越えて接近して調べる積りにしていた、おれのフライのスピ-ドは時速200kmで10時間は飛べるのでこの湖を超えるのも朝めし前だ、可成り暗く成ったのを確認しながらヨト湖の対岸のサントの町を目出していたが直接町には入れないしその気は無い、この町は以前に来た時にも寄って居ないので知識が無い余り大きくは無いし特徴のない町だ、草原の真ん中に走る川を目標にする事にしたが暗くて見え辛い、目に魔力を集め視力を強化したがこの世界の夜は月が無いと漆黒に成る様だ二つの月の内一つでも出て居れば強化した目で見えるのだが今日はの夜は最悪だった。
そんな最悪な夜に探索をしないと往けないのは可成り疲れる事だが悪いばかりでも無い、敵に見つかり難いしインビジブルで接近しても気付かれないと言う喜ばしい事も有った、しかし夜に接近は出来たが暗いと全体が見渡せない人数が把握出来ないでいたが、ここまで来て黙って帰るのもしゃくだ何か仕掛けをして帰る事にするが頭を捻ってもいい案が思い浮かばない、俺は草原に火を放つ事にして朝の食事の用意し始める時を待つ事にした、待っていると東の空がうっすらと明るく成り始めて来たのでチャンスを思いテントの周りに火を付けて10カ所程付けると火が勢いよく広がり始めて行った、俺はフライで上空に逃げて300m付近で制止していたが煙が目に痛いもう少し高い所に避難して周囲を見渡した、火は益々勢いを増し草原の草を燃やして行くと所々で川に飛び込むドボンと言う音がし始めてそこに目を向けると火に追いかけられて川に飛び込む兵士が次々に飛び込み草原は阿鼻叫喚の様相を呈していた、それを確認後俺はホルトとマイスタの居る湖畔に転移した。
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