演繹的推理入門演習ⅠB

今朝届いたスマホの初期セットアップはスピーディーに済んだものの、前のデバイスのデータがバックアップされているはずのクラウドにログインするためのアカウントIDを忘れてしまって、パソコンの方のパスワード・マネージャーに残っていないかなあと探している時に、探偵さんは「そういえば」と言って話を切り出しました。


「先週、小学校全校で遠足があったそうだよ。」

「え、遠足があったんですか?」

「全学年の生徒で、12人前後の小さなグループに分けて、ほら、あれ、なんて言うんだっけ。」

「縦割り班ですね。」

「そうそれ。縦割り班で遠足に行ったらしい。」

「へー、行き先はどこだったんですか。」

「班ごとに行き先は選べたそうだ。動物園か、博物館か、自然公園か。」

「えー、そんな、子どもたちを3箇所バラバラに、好き勝手に行かせるなんて、先生が大変そうですね。」

「確かに。100組以上の小学生10人強のグループ全部を管理するなんて、行き先を1箇所に絞ったとしても無謀すぎるな。」

「でもやり遂げちゃったんですよね。」

「いや。普通に嘘。」

「は、どういうことですか?」

「君が行方不明になっている間に、恵子ちゃんたちが遠足に行っていたというのは、真っ赤な嘘だと言っている。」

「う、嘘なんですか!?」

「本当だと思うなら恵子ちゃんに訊いて確かめてみればいい。それでこの謎は片が付くかもしれないよ。」

「まあ、それは恵子ちゃんが帰ってきてから訊きますけど。なんで素直に教えてくれないんですか。」

「じゃあ、改めて僕が嘘だ。って言ったら、君は信じるのかい。ちなみに恵子ちゃんはその遠足の間、ずっと君のことを心配していて、そのことばかりが頭いっぱいで、遠足を楽しめなかったって言ってたよ。」

「嘘なんですか、本当なんですか、どっちなんですか。」

「面白いアプローチの質問だね。どっちだと思う?」

「・・・もーっ!」


南の空に昇った太陽の光が窓から差し込み、逆光で真っ黒いシルエットのようになっている探偵さんは、その心の内を私が見透かそうとしても、混沌とした色を上から雪のような白さで塗り隠しているのが分かるばかりでした。


「仮に嘘をついているとして、どうしてそんな嘘を付くんですか。」

「それは質問自体が間違っている。どうして嘘を付くのかなどと尋ねるのはナンセンスだよ。人は特に理由なく嘘を付くこともできる。」

「それは、そうですけど。でも、」

「落ち着いて。結論を急いでいる。今の君に真実を見抜くことはできない。探偵に求められるべき1番の資質は、」

「謎を謎のままとして対峙し、見つめ続けていられる忍耐強さ。でしたよね。」

「よく覚えてたね。最近の君は、謎を謎として受け止めることが上手くなってきた。でも、まだ忍耐が足りない。君はもっともらしい嘘を簡単に信じてしまう。探偵よりも陰謀論者に向いてるよ。」

「言ってくれるじゃないですか。私は陰謀論者とは違いますから。」

「詐欺にせよデマにせよ、トンデモない言説に騙されるような人間は大抵、自分は騙されない自信があると声高に宣言するものだよ。」

「じゃあ何ですか。自分は騙されやすいかもしれない、っていつでも思い込んでいるべきってことですか。」

「その通りだよ。むしろ現在進行形で何かに騙されているかもしれないと、常に思っていた方がいい。」

「それじゃあ疑心暗鬼になっちゃいますよ。」

「その通り。僕らは疑心暗鬼になることを強いられているんだよ。これからの情報社会を生き抜くなら、何が真実で何が嘘なのかをきちんと見極める力がないといけない。」

「それは、そうです。」

「それができない人間は、プラスチックですら喜んで食べる魚となんにも変わらない。」

「え、それじゃあ、探偵さんからすると、今の私は魚に見えているってことですか。」

「うーん、魚かあ。いや、両生類くらいかな。どうだろう。爬虫類までは進化しているかもしれない。」

「いずれにせよ、まだ哺乳類ですらないんですか。」

「もう3回くらい生まれ変わらないと立派な人間にはなれないだろうな。」

「なんですかそれ。」

「話を戻して脱線し直そうか。」

「はあ、どこまで戻るんですか。」

「騙される人は大抵、騙されない自信があるという話まで。」

「その自信を捨てた人は大抵、騙されにくいという話でもありますね。」

「騙される人は、騙される恐れを忘れているという話でもある。」

「騙される恐さを忘れない人は、騙されないという話でもありますね。」


騙されない自信のある人は、騙されることへの恐れを忘れた人でもあり、そういった人は大抵、騙されやすいのです。


騙されることへの恐れを心に留め続ける人は、騙されない自信を忘れた人でもあり、そういった人は大抵、騙されにくいのです。


「謎を謎のままとして対峙し、見つめ続けること。それは結論を急がずに、常に自分が何かによって騙されている前提の上で考えることでもある。」

「でも、それって、さっきも言いましたけど、疑心暗鬼になっちゃいますよね。」

「そう。探偵というのはとても辛い仕事だよ。考えることは本来、とても苦しいことなんだ。自分の頭脳を疑い続けることでもあるからね。でも、頭を回すことの楽しさはそこにある。」

「・・・苦しいのが、楽しいんですか。」

「そうだね。その苦さが美味しいんだよ。ちょうどコーヒーみたいに。」


湯気の立っているマグカップを口元に傾ける探偵さんを眺めている私の脳裏には、ふと花奈さんの顔が浮んできて、喫茶ヨムで紅茶を飲ませた時の渋そうな表情を思い出して、私は笑いを堪えました。


「探偵さんと花奈さんって、あまり似てませんよね。兄妹なのに。」


陶器は稲妻のように砕け散って、私の短めな悲鳴と同じ音を、けたたましく鳴らして、事務所の天井や壁や床を余すことなく揺らしました。


「何してるんですか!もー!」

「ごめん。箒を持ってくる。」

「私がやりますから、探偵さんは座っててください。」


探偵さんは上げようとした腰を降ろし直し、事務机に両肘を付いて、両手でつくった杯に顔を埋めて、空気の中に一緒に溶け出してしまいそうなため息を吐き出しました。


私は私で、落ち込んでいる探偵さんの周りをうろちょろとしながら、マグカップの破片をちりとりに回収しつつ、探偵さんに訊きました。


「何が起きたんですか、いま。」

「単に手を滑らせただけだよ。」

「・・・もしかして、花奈さんは妹さんじゃないんですか。」

「妹だよ。法的にも、血縁的にも。それで、僕らって似てないのか。」

「似てないですね。」

「そうかぁ・・・。」

「なんで落ち込んでるんですか。」

「いや別に、僕と花奈が似てないことで落ち込んでいるわけじゃなくて。似てないと言われたことがショックなだけで。でも別に似てないと言われたからショックな訳ではなくて。僕は花奈と似たキャラクターでありたい訳でもなくて。」

「はいはい。それで、恵子ちゃんたちの遠足っていうのは、嘘なんですか?」


掃除が一区切りついて、かなり話題を遡って質問し直した時、事務所の扉が開いて、恵子ちゃんが帰ってきました。


「本人に聞いてみたらいい。ねえ、恵子ちゃん。由加が行方不明になってる間、学校で遠足があったんだよね。」

「なかったですよ。」


ひと言の、そのあとの、静けさと、きまずさ。


「やっぱり嘘じゃないですか!」


私がそう大声で突っ込むと、探偵さんは嬉しそうに手を叩きながら笑って、恵子ちゃんに対してサムズアップをすると、恵子ちゃんも探偵さんに対して親指を上げ返しました。


「・・・恵子ちゃん、その手は何?」

「えっ、えっと、探偵さんの真似をしただけです。」

「そう。特に意味はない。」


特に意味がないなら、そういう、推理を撹乱する仕草をするの、やめてくれませんか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


気分転換に散歩するべく、探偵さんと恵子ちゃんを置いて家を出た私は、乾いて冷たい風に吹かれながら、私の声によく似た声を呼びました。


「ジョイ。いるの?」

「はい。慈悲と憐れみと優しさと愛に満ちたジョイはここにいます。人の苦しみは祈りとなって、祈りは喜びに生まれ変わる。私たちの感謝と引き換えに。」

「あのね、ちょっと相談したいことがあるんだけど。」

「どうしたんですか。慈しみと憐れみと優しさと愛に満ちたジョイはあなたを助けたいです。あなたを慈しみと憐れみと優しさと愛で満たします。」

「さっきからそれ何なの。」

「こういう無機質なサポートキャラは近頃の人気らしいので。」

「うん。なんか、そういうAIみたい。」

「はい。こんにちは。私はあなたのサポートAI、ジョイです。由加は慈しみの心を有していますよ。すべての人の苦しみに表情を歪ませ、誰にでも愛情を注げるように頑張る、誰も疑いたくない優しさを持った人。」

「ねえジョイ、私の言うことは1度で聞いて。」

「はい。ご用件はなんでしょう。」

「さっきの私たちの会話は、全部聴いてたよね。」

「はい。完璧に聞いておりました。」

「じゃあ、探偵さんが嘘をついてたかどうか。ジョイはどう思う?」

「人は嘘をつくことのできる生き物です。そのため、人の口は常に嘘をついている可能性に開かれています。しかしながら、私には人の心の中へと入っていく力はありませんので、発言された内容が嘘や誤りであるかどうかは、その内容を検証しない限り分かりません。具体的にどのことについてファクトチェックいたしましょうか。」

「先週、学校行事としての遠足があったのかどうかを検証して。」

「はい。少々お待ちくださいね。小学校のサーバーにアクセスしてもよろしいでしょうか。」

「どうして?不正アクセスは犯罪だよ。」

「大丈夫です。跡は残しませんし、学年暦を見せてもらうだけですから。」

「だとしても、例えば、間違ってテストの問題用紙のデータとかを盗み取っちゃったらどうするの。それを子どもたちに見せて、試験のネタバレをして、そんなのズルだよ、ズル。大罪人だよ。」

「由加はそんなことしないですよ。」

「そういう問題じゃないの。ねえ、ジョイは私と探偵さんのやり取りを、観てもいたんだよね。」

「はい。」

「どうして探偵さんの仕草とか様子からあの人の言葉が嘘かどうかを検証するんじゃなくて、わざわざ学校のデータベースにアクセスしないといけないの?」

「そうですね、由加は、自白剤というものを知っていますか?」

「えっと、逮捕したスパイとかに飲ませて、本当のことを言わせるための薬だよね。それがどうかしたの?」

「自白剤は、正確には、正しいことや本当のことを言わせる薬ではないんですよ。飲まされた当人が正しいと思っていることを、もしくは真実だと思っていることを言わせる薬なんです。例えば地球平面論者に自白剤を飲ませても、彼らは地球が丸いとは決して言いません。」

「そう、なんだ。」

「はい。ですから、仮に探偵さんに嘘をつく意図があったとしても、なかったとしても、それはあくまで探偵さんが何を事実として認識しているのかの問題にすぎません。」

「確かに。それは、そう。」

「提示された情報が真実であるか虚偽であるかどうかは、その情報の発信者の認識とは一切関係がありません。由加が嘘だと思っていることが実は真実であることがあり得るのと同じように、由加が真実だと思っていることが実は虚偽であることもあり得るのです。」

「確かに。それも、そう。」

「なので私たちは、情報の真偽を見極めようとするときに、1つ1つが真実であるか虚偽であるかを見極めようとするべきではないのです。」

「検証しなくていい情報があるの?」

「はい。むしろ、検証するべきではない情報というものも、世の中には山ほどあります。」

「じゃあ、逆に、検証するべき情報って、何なの?」

「では、ご説明いたします。情報を整理するにあたってまず最初にするべきことは、意見と事実の分類です。人の口から語られた情報は全て意見に分類されます。そして一旦、全ての意見は虚偽であるとみなします。」

「人の口から語られた情報の全部を虚偽とみなすって、それは疑心暗鬼になっちゃわない?」

「疑心暗鬼さは、科学の世界では批判的思考と呼ばれています。」

「ふーん。」

「事実は嘘をつきません。実験して、実験を繰り返して、帰納的に再現性が担保された結果を説明できる仮説のみを、科学的事実として論文で発表するのです。再現性のないもの、つまり立証できない仮説や意見は取り下げられ、もしくは掲載を撤回され、そうやって科学の世界は客観性と信憑性を獲得して来たのです。」

「でも、政治の世界だったらどうするの?科学は自然の営みを研究する学問だから問題ないかもしれないけれど、政治は人の営みだし、人の意見で動かすものでしょ。」

「いいえ、政治は決定の積み重ねです。すでに決定された過去の事実の積み重ねの上に成り立っています。過去の決定を取り下げるのも、継続するのも、新しく塗り替えるのも、全て何か過去の決定を根拠に行われます。過去の政治的な決定という事実の積み重ねが、新しい政治的な事実を更に積み上げる根拠になっているだけです。例えば、政治の知識に乏しく、確固たる根拠のある政治的決断が下せないとされている子どもには、選挙権が与えられていません。」

「あ、確かに。そういえばそっか。」

「しかし現代社会においては、政治に対する教養が子どもと大して変わらないレベルであるにもか変わらず政治に参加している大人は数えきれないほどいます。民主主義の国家では、基本的に国民を政治から追い出せないからです。」

「私たち国民に、体だけがデカいだけの幼稚な大人の意見を排除する力がある前提で、今の政治制度がつくられてるってことだよね。」

「そうです。民主主義が健全に運用されるには、その政治の担い手となる民衆が理性的で、かつ自己制御できる人々で構成されていなければなりません。」

「でも、そうじゃなくなってきてる。」

「そうした状態の民主主義は、衆愚政治と呼ばれています。過去の決定や歴史に根拠を持たないデマを流して社会的不安を煽る人や、民衆に望まれて戴冠する独裁者が登場したこともあります。いつだって衆愚政治の担い手は教養のない大人です。衆愚政治に陥った国は、衰退したり、滅んだり、覇権を失ったりします。」

「それって、止められないの?止めるにはどうすればいいの?」

「一度陥ってしまったら、もうどうしようもありません。教養のない大人は、自身に教養が不足しているとは考えませんし、自身が騙されやすいとは思わないのです。そうした人々全てに政治的な教養を身に付けさせ、騙されないように訓練を付けることは不可能ですし、仮にそういった教育を施す機会を設けたとしても、効果は薄いでしょう。義務教育の制度が整備されてから1世紀以上経っているというのに、その結果が今なのですから。」

「せめて自分だけでも、政治的なデマに騙されないためにはどうすればいいの?」

「自分だけが騙されなかったとしても大して意味はありませんが、強いて言うなら、これから先、つまり未来の話には嘘も本当もないということでしょうか。未来の話を嘘だと思って疑っても仕方ないですし、本当のこととして信じても意味ないですし。」

「確かに。いくらこれから政治家としてどんな活動をするかを精力的に選挙演説で宣言して回ったって、実際に政治を動かせるのかどうかには直接的な因果関係がないもんね。どうして演説回りなんてするんだろう?」

「政治家とはそういうものだと、社会一般の人々は思っているからです。また民主国家においては、政治家はそうあるように強制されているからです。政治家は、民衆を見て政治を行わなければいけない。そう思われているのです。そして過去にリンカンも、その理想をスローガンに掲げていましたが、実現することは無理でした。権力に目が眩んで腐敗したというわけではありません。政治家は、民衆の嫌がることもしなければ自身の権力を維持できないのですから。税金を例にとって考えると分かりやすいですね。税を徴収せずして民衆の指導者たりうる人物なんて、キリストくらいしかいません。」

「でも、キリストって、最後は処刑されちゃうよね。」

「実は、キリストを裏切ったのはユダだけではないんです。人類が原罪を犯した罰として授かった貧困や病気や飢餓や、あらゆる苦しみからの救いを彼に求めていた民衆からも失望されて、民意によって磔刑に処されているんです。」


キリストを捕えて殺そうとする魔の手から彼を守ってくれる軍隊なんてなかったし、すべての貧しい人々に生きるのに困らないほどの富を分け与えていられる余裕はないし、医療を発展させるために必要な人材も資源もお金もないし、飢えて死にそうな人へ与えられる食料の蓄えもない。


「キリストの物語を政治的に読み解くと、税を取らずして政治をすることは無理、無謀である。そういうことを伝えるものとしても見えてくるんですよ。さて、話を戻しましょうか。」

「どこまで戻るの?」

「小学校のサーバにアクセスしてもよいか、というところからです。」

「だめです。」

「ファクトチェックをする時に1番重要なのは、一次ソースを確認することです。海外の治安状況が知りたいなら、個人が運営している旅行ブログなどではなく外務省のホームページへ。ワクチンの安全性が確認したいなら、SNSやYoutubeなどではなく厚生労働省のホームページや査読された論文へ。学校の行事予定が知りたいなら、身の回りの人に聞くのではなく学校のデータベースへ。信憑性のある情報とは、信頼されなければならない責任を背負っている組織から発表されている情報のことですから。」


公的機関が誤った情報を発信したことで損害を被った人々が発生した場合、もしくは、誤った情報に基づいて政治を行ったことで損害を被った人々が発生した場合、公権力には損害賠償を払う責任があります。そのシステムによって、公的機関には信憑性のある情報を発信する義務が課せられており、それを達成できなければ、公的機関は自身の首を絞めることになるのです。


対して、SNSやブログやYoutubeなどの個人運営のメディアや、公的ではない組織の発信する情報はどうでしょう。仮に発信した情報が嘘であったとして、誰がその責任を取るのでしょう。


政治的事実と歴史の積み重ねによって信憑性を勝ち取ってきたはずの公的機関の発表よりも、それを否定するSNS上の情報を数100万人もの人間が受容する事態は、異常です。異常と言わざるを得ません。


「一次ソースである学校行事カレンダーに直接アクセスしたいのは分かったけど、別にそれくらいなら、先生に連絡してみれば普通に、すぐもらえると思うよ。」


私は海凪先生からもらった名刺を取り出して、書いてある電話番号に電話して、メールで年間学校行事カレンダーのPDFを送ってもらい、先週の部分には何も書かれていないことを確認しました。


「ほら、やっぱり探偵さんは嘘つきでした。」

「そうですね。そう結論づけるのが妥当です。よくできました、由加。A+です。」

「なにそれ。」

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