第6話 人生第三の職 暑~い舗装屋さん(^_^)やった
せっかくハローワークで木工技術や大工作業のスキルアップを図って再就職した前職場は、ワンマン社長の独壇場、働く者にとっては夢も希望もないオールブラックやったとです。そのために退職してから、すぐさまハローワークのパソコンで求人情報を目当てに、数社の面接を受け、以前働いていた特殊土木工事に少しだけ似ていた、舗装工事を主に一般の工事も請け負う近くの土木建設会社に採用してもらいました。
シゲル君の取得していた資格が役立ったのですが、管理する側の社員ではなく手元作業員としてですので、ちと踏ん張らなければ役立たずですぐさまクビみたいな感じでした。(笑)一部の資格は所属する会社の受注用件に大きな役目を果たすのです。
入社時点では、社長のほか息子さんが専務、そして工事部長以下4人の社員がおられて、作業員としてベテランから若手まで10人くらいが働いてる中小企業です。シゲルさんも、この会社では、古傷の腰を痛めかつ家庭の都合もあって仕方なくやめるまで、約5年ほど務めました。途中で専務だった息子さんが社長となり初代は会長として、ごくまれに会社には来られてまして、温和で大変ゴルフ好きな老人でした。地方企業の典型的な社長像にピッタリの老人やったです。
この会社で暫く務められてのは、とにかく同年代のお爺さん予備軍が3人ほどいて、性格の悪い同僚がいてもブツブツ文句を言いながら一日を楽しく仕事に集中し生活できたのと、社員の皆さんがまだ若いので年寄りには、少しだけですが敬意を示してくれていたのです。
また、福利厚生でみんなの積立金でですが、九州県内の2泊3日の社内旅行や、忘年会などがあったのも、みんなの親睦を図る意味でよかったですね。
ただ、こう言う会社にもどうしようもない方がおられました。その話は次回へと😎続きます~~
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