編集済
最終的にはハッピーエンドという事前刷り込みのおかげで、お母さんの凶行に驚きつつも読み進められました。
タイトルの象徴する「月」の意味をぐるぐる考えていたのですが、赤ちゃんが生まれることを月が満ちる。月経もそうですし、タロットでは不安という象意もある。
タロットの月の逆位置は「過去の脱却・未来への希望」に変わる。
私の妄想ではありますが、月が見守る中で幼い姉妹が生きることをあきらめなかった未来がここにある。黄桃もまた、お月さまに似てますよね。
素敵なお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「月」についてそんなに考えてくださったんですね、作者冥利に尽きるというものです。
おっしゃるとおり、月経や出産、タロット占いのことを考えながら書いていました。
月の正位置は確かあまり良い意味ではないんですよね。
逆位置だと書いてくださったように、静かな希望が含まれることに。
黄桃についても気付いてくださって本当にうれしいです。
冒頭の黄桃は紺色の器に盛られていて、最後の黄桃は白いまな板の上に出されます。
そこにも色が持つイメージを暗喩で入れました。
お褒めのお言葉もいただけて、舞い上がっております。
とても励みになりました。
ありがとうございました!
そういえば亮平の事を気持ち悪いだのバランだのと言ったのは私でしたね、すみません💦
今回は、自然な活躍を見せてくれたのが好印象でした。やっぱり……「愛してる」がちょっと、くすぐったいと云うかヘンな感じもしましたけど(たぶん、自分が言われたことがないせいだと思いますwお気になさらずw)
亮平の登場の唐突感も少なく、愛美が彼を信用するに至る過程も感じられました。
ちょっと、感動の比重が物語の中盤に寄っていた感じもしてしまいますけど、お見事な読後感でした。黄桃もにっこり✨️
読み進めながら、はたしてこの物語、初見さんにはどう映るのだろうかという興味と言いますか……感情が生まれました。
読み手として、物語の流れは知ったうえでの読書でしたので、やはり初見の感想というものには及ばない部分が出てしまいます。
それを踏まえた上での感想ですので、お気になさらないでほしいのですが。
丁寧に書かれた分、疾走感と云うか勢いのようなものは、原作のほうがあったかも知れないという感じも受けました。ただ、これは初見補正がかかった状態で、実際初読みなら同じ感情の動きがあったんじゃないかとも思うんですよね。
始めて手に取るなら、やはり改訂版のほうが良いような気がいたします。
ただ、できることなら記念碑的な意味も込めて、改定前の方も残していただけるとありがたいかなぁ……という。
あたしが感じた部分を、顧問はどう捉えどう表現するのか。
そのへんも聞いてみたい気もしますけど、お二人の秘密のやり取りですので、覗くわけにはいきませんものね✨️
執筆お疲れさまでした。
愛美と麻里衣、そして瞳と亮平にも───感謝を✨️
作者からの返信
6話目以降のコメントもしっかり書いてくださって本当にうれしいです。
すみませんが、こちらでまとめて返信させていただきます。
瞳のところから家に戻るシーンはこの改訂版で初めて出しましたが、エピソードとしてきちんと機能できているようで安心しました。
おっしゃるように、愛美は麻里衣のことばかり考えています。
麻里衣がいなければ、おそらく既に転落人生にハマっていたんじゃないかなと。
万引き常習犯になったりして。
そういう意味では麻里衣も愛美を支えているってことになりますね。
あ、天川さんの文章に似てました?
私けっこう影響受けやすいので、そういうのあるかも……!
もしそうだとしても、悪い影響ではないと思いますがw
何だかうれしいですね。
自分では気付いていなかったけどww
亮平も活躍させられたようでよかったですw
食べられるバランというのもおもしろいと思っていたのですが、一応ちゃんと動かさないといけないなとww
あ、前の短編の方を引っ込めるつもりはないです!
そのまま残すので、ご安心ください!
せっかく読書感想文まで書いてくださってるので。
くっそう、顧問の鬼指導は別に秘密でも何でもないのにー!
カクヨムさんが厳しくなっちゃったからああああ!!
ちなみに本人、「またこっぴどくやられたよ……」という私の感想に反して、もっと厳しく言うこともできると言っていました。
困ったものです。
今はまだ3話目以降については何もお言葉をいただいていませんw
天川さんが言及した部分についてどう捉えたのか、尋ねる機会があったら聞いておきたいと思います。
ありがとうございました!