第18話 危険モンスター

(どうも)

!?

(すみません驚かせましたね。)

「えっと、、」

「フェンリルだー!」

「リーフ聞こえないのか?」

「何が?」

(すみません。種族のこともあるので)

「いや何も」

「本当?」

「おう」

「そっか。」

(であなたは勇者ですよね?)

「そ、、」

(今脳内で喋れるようにしました。)

(そうですね。)

(なぜゴブリンなのですか?)

(それが他の人に取られてしまって、、、)

と少し現状を説明する。

(なるほど。そんなことが、、)

「ねえマイク?どうしたの?」

「ごめん。ちょっと見惚れちゃって。」

「ああなるほどね。というかなんでここに?」

(今回の勇者はどのような物か見に来たのです。)

(他にもいるはずだけど、、)

(複数人で行動しているので驚かれると思って)

なるほどな。

、、、待てよ?

(それで仲間になってくれるのですか?)

(それはまた唐突な質問ですね。、、今のあなたの実績から見て仲間になるつもりはありません。そして、、私は戦いを好んでいるのです。あなたの目的?とは違います。その、、モフモフ?というのを目的にするのならば。)

くっ!ばれている。

(一度でもさせてください。一回体験してみたいんです。)

(それはどんな物で?)

(触ったりだとか飛び込んだりとかですね。)

(どうしましょう。)

(お願いします。)

(、、、)

(おねがいします!)

「ちょっとマイクどうしたの?土下座なんてして!」

「いや崇めようと、、」

「、、、まぁそういうのなら。」

よかった。願いが動きにも出ていたようだ。

(はははっ。わかりました。では1ヶ月以内に危険モンスターを3体倒したらモフモフ?させてあげるよ。)

(危険モンスター?)

(詳しくはギルドに聞いてね。)

そしてフェンリルは去っていった。

「不思議な生き物だね。」

「そうだな。」

よし。危険モンスター絶対に倒す!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る