第Ⅱ章
同時刻、二機の戦いを傍観していた人型兵器がいた。その機体名は人型兵器δ。
「やはり、人型兵器αの能力は残っていたか。」2Xはそう言って、ふぅと息を吐いた。そして、嗤った。2Xは赤の球に手を置き、人型兵器δはD国へと帰っていった。
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