第4話「レボシとの日常」
レボシとの新たな日常が始まった。
レボシは、僕との日常が始まってから、無性に抱きついてきたり、頬にキスをしてきたり。幼い少女とは、思えない行動を取るときもある。
「シンマ、チュ〜」
「だっだめだめ!本当に好きな人にこの唇は取っとくの!」
「シンマノコトスキナノニ……ウゥ……」
とウルウル目をするので僕は慌てて仕方なくおでこにキスをした
「シンマ!シンマ!ウレシイ!ウレシイ!」
「(´Д`)ハァ……」
という会話も増えたと思う。まるで恋人じゃあるまいしとフッと少し笑った。
「レボシちゃん〜お風呂の時間よ〜」
「ハーイ」
と言い、母とレボシは、お風呂に入った。
「レボシちゃん髪の毛にシャンプーするからお目々瞑っててね」
「ハーイ! フムッ!」
と変な声を出して目を瞑り何故か口をアヒル口にしている
「かゆいところはないですか〜」
「ミミモトカユカユ」
と、言うと耳元の近くを母は、洗ってくれた。
「じゃあ流しますよ〜」
「ハーイ!」
ぬるま湯のお湯を頭にかけるとレボシは、犬のようにブルブルッと髪の毛を振る
「フフ…フッ…レボシちゃん…フフお水が飛んでくるわよ」
っと少し微笑み笑いながらレボシの行動が微笑ましくなる。
「エヘヘ」
「じゃあ、トリートメントしますよ〜」
「ハーイ!」
と、またゴシゴシと洗うとキャッキャッとレボシが笑った。
「レボシと母さんの声が響いてるな。でも楽しそうで良かった」
と、少しε-(´∀`*)ホッとしながら僕は、自分のお風呂の版を待っていた。
そして、ボディーソープで体が洗い終わり
「じゃあお湯に浸かりましょうか?」
「オユ!オユ!」
母は、小さなレボシの手を掴みレボシは、転ばないようにゆっくりと足を入れる。
そしてジャポンと入る
「アッタカイネ〜」
「フフ、温かいわね💕」
と母と、レボシは、ゆっくりと浸かる
「僕もそろそろパジャマの準備しようかな?」
すると
「シンマーー」
「ん?」
振り向くと真っ裸のレボシが立っていた
「ぎゃあああああああああああああ」
僕は顔を真赤にした。だが、幼い少女にはいくら何でも鼻血は出さないが、顔は真っ赤になった。だって、女の子は女の子なのだから。
「ごっごめんなさいね真間💧、コラ?レボシちゃん真間は、男の子なんだからね?」
「オトコノコ?」
と、言い、身体にタオルを巻いた母は、レボシを連れて行った。
レボシは、髪の毛を乾かされ、僕の幼い時のパジャマを着て僕の前にやってきた。
「シンマノパジャマ! イイカオリ!」
「あえっ?うん……えっ?」
と僕は、焦るが最後の言葉は、気にせず、僕の幼い頃のパジャマ懐かしいなとも思いながらレボシを妹のようにも見え、なんだか可愛らしくも見えた。
「真間ーそろそろお風呂入りなさい〜」
「はーい」
と、僕は体や頭や顔を洗い、お風呂に浸かる。しかし、レボシとの生活というものスキンシップが激しくなったような……。と僕はお風呂に入りながらもぼーっと考えていた。でもレボシに出会ってからレボシの事をずっと考えるようになった。
「シンマーーー」
「こっこら〜レボシちゃんーー!」
「うっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
僕と、レボシの生活は始まってそんなにも経っていないがこれからどうなっていくのやら。
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