1-5 主人公は、誰?
あなたの物語は、どなたが主人公でしょうか?
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最初は、無我夢中で『物語』を作っていました。といいますか、空想の世界を作るのが好きだったんです。
『地球が温暖化して、どうしようも無くなった世界』とか、『学校にエルフの先生がどうなるか』とか、世界設定から考えていました。
それでも、登場人物の設定は、細かく考えました。容姿、性格、過去の出来事、対人関係など、設定書なども書きました。
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ところが、いざ物語を書いていくと、登場人物がそれぞれ喋り出して、収拾がつかなくなるのです。
たくさんの登場人物が登場する物語(群像劇というのでしょうか)は、読み応えがありとても長編で世界の描き方も深いような気がしますが、自分にはまだまだ思うようには書けませんね。
本当は、そういう群像劇でも、中心になって活躍する主人公的な存在は、絶対に必要なのでしょう。
◆今、自分が『ヨム』している皆さんのお作品は、絶対に主人公が面白いのです。
ちょっと方向音痴でも可愛いし、勇猛果敢だけどクールな性格だったり、頭が良くてどんなことでも分析しちゃうし、とっても妹思いだったり、などなど拾い上げればきりがありません。
自分は『ヨム』も浅いかもしれませんが、きっと主人公に魅かれて読んでいることが多いかもしれません。
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中には、主人公じゃなく、脇役が大好きで読み進めることもあります。
おとぼけな行動が大好きだったり、主人公とのボケとツッコミの関係が面白かったり、脇役ばかりにスポットを当ててエッセイを書いていらっしゃる方もいますが、まったく納得の内容です。
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だから、自分が思うに、奇抜な世界だからこそ、目立つ主人公や脇役を上手く登場させないと面白さが出ないのではないかとおもいました。
自分の失敗は、主人公が常識者になってしまうということです。設定書を作ってはいるのですが、突拍子もないことを止めちゃうんですね。ぼくの主人公達は。
もう少し、馬鹿になってもらわないと、ダメかな?
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