1年後の恋
幸福
1年後の恋
1年前、俺は公園のベンチに座りながら桜を見ていた
「綺麗だな」
俺はスマホで桜を撮った
そこへ美しい男性が現れた
桜を撮っていた俺はスマホを桜から男性に向け撮った
男性はその場から姿を消し俺は驚きベンチから立ち上がり立ち尽くした
それから1年後
俺は桜を撮るため桜が咲いている公園に向かった
「あの人に会えないかな」
スマホで桜を撮りながら俺がそう思った
その時、風が吹き桜が散った
撮るのを止め俺は散る桜を見つめた
「綺麗だな」
「ありがとう」
「……」
再び男性に会えた俺の胸はドキドキ高鳴った
男性は俺の元に近づき口を開いた
「俺は桜の妖精、あなたをいつも見ていました」
「俺を?」
「あなたの桜への愛に俺は心を打たれ、人間としてあなたの前に」
「それって」
俺は男性を見つめた
男性は微笑みその後、顔を近づけ俺の唇と男性の唇は重なった
「確かに俺は桜が好きだけど…」
そう思いながら俺は桜の妖精との愛を育んでいく
1年後の恋 幸福 @cheese22
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