第6話 必要悪

 河村が拘留されている間に、今度は別の殺人事件があった。

 しかも、同じ管内で起こった殺人事件で、男が、マンションの自室で、ナイフによる刺殺現場が発見されたのだった。

 死体が発見された時は、すでに、死後3日ほど経っていたという。

 マンションというと、

「隣は誰ぞ知る人ぞ」

 とばかりに、今の世知辛い世の中では、

「隣に誰が住んでいるか?」

 あるいは、

「住んでいるかどうか?」

 つまりは、

「空室かどうか」

 ということすら、分からない世の中ではないか。

 だから、隣で3日も経って死体が発見されたといっても、誰もビックリはしないのだろう。

 発見したのは、マンションの管理人だった。

 被害者の集合ポストには、

「郵便物が溢れんばかりであった」

 ということと、留守宅の玄関前には、ネットスーパーによる宅配の荷物が数箱置かれているということも問題だった。

 しかも、前の日に比べて、もう一箱増えていたのである。宅配御者も、正直、

「おかしいな」

 と感じたことだろう。

 なぜなら、前に配達したものを取り込むこともなく、新たに注文したということになる。普通では考えられないことだ。

 何と言っても、発泡スチロールの箱が前からあった。それは生鮮食品ということで、すぐに冷蔵庫に入れるというものだからである。

 宅配のシステム的に、注文は可能であった。

 普通の注文手段としては、

「ネットによる、ホームページの注文ページからの注文」

 そして、

「電話応対システム」

 という形のもので、電話から聞こえるコンピュータ音声にしたがって、数字と記号ボタンを押すことで、注文していくというものであった。

 ただ、これらの注文は、会員番号以外に、暗証番号が必要で、

「勝手に本人以外が注文できないようになっている」

 ということである。

 しかし、実際には、

「口頭注文」

 という方法がある。

 これは、コールセンターに直接オペレーターを通して注文するというもので、オペレーターは、あくまでも、会員番号しか相手にきかないのだ。

 つまり、注文を受けた時点では、オペレータは、暗証番号を知らない。そして、電話番号と名前、そして、会員番号から、電話の主を会員照会という形で、照合し、

「間違いない」

 ということが分かれば、会員照会の画面から、暗証番号を検索し、そこで初めて、オペレータが、会員さんの代わりに、ネットから注文するということになるのだった。

 だから、注文を入力するのに、電話を掛けた人が本人かどうかは、オペレータには分からない。

 それが、一種の、

「口頭注文の盲点」

 ということであった。

 ただ、配送員は、そんな仕掛けがあることは分からない。

 だから、

「何か変だ」

 と思っても、その時は言わなかった。

 ただ、この配送員は、次第に気持ち悪くなったようで、その日の配達が終わって、帰りに、そのマンションに行ってみた。

 この宅配会社の配送員は、早朝出勤ということで、朝は早かった。だから、

「上がりの時間」

 というのも、他の事務員などに比べて早い。

 普通の時であれば、午後2時くらいには、仕事を終わることができるというわけだったのだ。

 だから、朝の配達として、このマンションを訪れたのは、ちょうど、午前10時前くらいだっただろうか。サラリーマンなどが、出社した後で、マンションには、あまり人が残っていないという時間帯だったかも知れない。

 宅配を使わない主婦が、買い物に出かける時間だったからだろう。

 そんなことを考えながら、配送員は、ちょうど自分の家への帰宅途中にこのマンションがあるというのも、

「立ち寄ってみよう」

 という考えにいたった経緯だったのだ。

「ちょうど、この時間であれば、まだ、このマンションの管理人はいるだろう」

 ということは、毎日このあたりの配達を受け持っているこの配送員には、分かっていることだったのだ。

 そこで、管理人室に、その危惧を話してみると、管理人も、

「そうですか。それも気になるところですね」

 と言われたので、管理人も、注意喚起を受けた以上、

「放っておくということもできないだろう」

 ということで、とりあえず、部屋を訪れてみることにした。

 これはあくまでも、

「管理人権限」

 ということでできることであり、何と言っても、

「中にいる人が、病気か何かで倒れているとすれば、放っておくというわけにはいかないだろう」

 ということであったのだ。

 それを考えると、管理人は、一応、マスターキーを持って、部屋を訪れてみることにした。

 部屋の住人は、菅原という男が、確か一人暮らしをしているということだと、管理人は認識していた。

 だから、余計に、気になったのだ。

 とりあえず、呼び鈴を押してみたが、応答がない。

 留守なのか?

 と思ったが、オートロックになっているから普通であれば開かないはずの扉が開いたのだ。よく見ると、扉の間の隙間に、何かスリッパのかかとのようなものが引っかかっていて、それがめちゃくちゃ薄いせいか、扉は閉まっているように見えるが、完全にロックが掛かるまで入っているわけではなかった。

「どういうことなんだ? これじゃあ、不用心じゃないか?」

 とも思ったが、そもそも、そんな偶然で、スリッパが引っかかるわけはない。

 ということになれば、

「この半分開いている扉の仕掛けは、最初から計画されたものだったんだ」

 ということに相違ないだろう。

 管理人は、扉を開けて、さらに声を掛けた。

 当然、返事があるわけもなく、気になったので、

「菅原さん」

 という声を数回掛けたが、やはり何も反応がない。

 部屋に入ってみたが、誰もいる感じはないのだが、シーンとなった部屋で、どこからか、何か違和感を感じさせる音が聞こえてきた。

 その音は、何となく分かってくると、風呂場の方から聞こえてくる。

「そうか、この音は、水を勢いよく流す音なんだ」

 ということに気付いた管理人は、今度は恐る恐る、風呂場に近づいた。

 管理人には、何となく見えてくるものが想像できたのだ。

 そう、そこに横たわっている死体である。

 管理人が、恐る恐る行動したのは、

「そのあたりに、犯人がまだ潜んでいないか?」

 ということが気になったからだったが、

「配送員のいうことをそのまま信用する」

 ということであれば、少なくとも、犯行から、数日が経っていることになる。

 そうなれば、犯人が潜んでいるということはないだろうと思うのだったが、だからといって、誰もいないとも限らない。その不気味な感覚で、まだ死体があると確定したわけでもないのに、管理人は完全にビビッてしまって、

「風呂場に着くまでに、かなりの時間がかかった」

 ということを感じさせるまでになっていたのだった。

 そして、風呂場に入った瞬間。管理人は、ゾッとしたものを感じた。

 浴槽には、被害者が、浸かったまま、完全に凍り付いてしまったかのような、土色の身体をしていて、あたかも、血が通っていない、

「まるで蝋人形のようだ」

 と思える姿に、

「もはや、生きているわけではない」

 ということは分かり切っているようだった。

 浴槽に勢いよく水が流れ込んでいるウ様子だったが、水はそれでも、少し赤く染まっている。

 ただ、何といっても浴室の壁に、真っ赤な血糊がべったりとついていて、その時の惨状が垣間見えるほどの光景に、さすがに管理人も、腰を抜かしてしまった。

 これもまた、どれくらいの時間が経ったのか、我に返った管理人は、

「とにかく警察」

 ということで、自分が持っているケイタイから、

「110番通報」

 をしたのだった。

 状況から、

「死んでいる」

 ということから、救急車の必要はないと思ったのと、宅配から考えると、死んだのは、昨日今日の問題ではないように思えたからだ。

 管理人は、とりあえず、その場を一刻も早く立ち去りたいということで、風呂場からは出て、部屋に戻ると警察が来るのを待つしかなかった。

 どれくらいの時間が経ったのか、エントランスのオートロックのところから、この部屋へ、インターホンが鳴った。

「警察が来た」

 ということであった。

 管理人は、早速、オートロックを解除し、警察が入ってくるのを待った。

 その時の心境としては、

「助かった」

 という心境が一番だったことだろう。

 それを考えると、さっきまで止まらなかった震えが、徐々に収まってくるのを感じた。

「自分も、ここだけではなく、今までいろいろなところで管理人をしてきたが、ここまで一人でいることが怖いと感じたことはなかったな」

 と思えた。

 もちろん、死体、いわゆる、殺害された死体を見るのは初めてだった。

 しかも、いきなり、一人で発見するという、

「第一発見者」

 ということになるのだろう。

 警察から尋問を受けるのは当たり前のことであろうが、正直、この場面を説明しようにも、それこそ、宅配業者が、

「何か変だ」

 といってきたことで、自分が、

「管理人としての、義務を果たしただけ」

 ということで、管理人としては、

「自分はまきこまれただけだ」

 ということだが、冷静に考えれば、

「これも管理人としての役目だ」

 というだけのことでしかないということであろう。

「とにかく、警察から聞かれたことに対して、答えるしかない」

 ということであった。

 どうせ、すぐに終わるのは分かっていた。

 管理人といっても、被害者のプライバシーを知ることもない。実際に、話をしたこともなかったからだ。部屋を借りる時も、交渉はすべて、不動産会社だったからであり、

「自分はあくまでも、ただの管理人」

 というだけのことだったのだ。

 だから、ただの管理人と、部屋の住人ということで、今の時代であれば、

「顔も覚えていない」

 あるいは、

「どんな人か分からない」

 などということは、普通に当たり前にことだった。

 そんな中で、殺されている被害者について、通報を受けてやってきた刑事が、管理人に話を聞いても分かるわけもなかった。

「住民によっては、毎日のように、頭を下げて、挨拶をしてくれる人もいますが、ほとんどが、いつ出かけたのか、いつ帰ってくるのか、まったく分からないような人ばかりですよ」

 ということであった。

 管理人といっても、雑用係という程度で、住民を監視などしているわけもなく、どんな人が住んでいるかを聞くのは、ある意味、

「酷だ」

 といってもいいだろう。

 ただ、警察としては、この殺人現場で、気になるところもあった。

 これに関しては、管理人もおかしいと思っていたようだが、

「どうして、カギがかかっていなかったのか?」

 ということである。

 これでは、まるで、

「早く見つけてくれ」

 といっているようなものだ。

 だからといって、その日であったり、翌日では困るということなのだろうか? それを考えると、確かに不思議だった。

 署に帰って、捜査本部ができていて、そこでも、このことが一番の問題となった。

 今回の捜査本部は、数日前の、

「正当防衛と思しき事件」

 とは違って、明らかに犯人は、その場からいなくなっていて、足取りも掴めない。

 これから、犯人の絞り込みをしようというところであるが、これが、今度は翌日になって分かったことによると、

「被害者は、部屋の住人ではない」

 ということであった。

 管理人に見せてもらった、契約書を見ると、マンションの部屋を借りた人間の名前は、何と、

「坂下銀二」

 となっている。

 つまりは、

「坂下財閥の息子」

 ということであったが、不動産屋が契約をした時、そのことは分かっていただろう。

 しかし、実際に部屋を借りて、管理人がいる状態のところでは、管理人が実際に契約をするわけではないので、

「ここの住人の中には、財閥の息子がいる」

 などということは知らなかったようだ。

 しかも、

「部屋で死んでいた男も、坂下という男も知らない」

 という。

 それは当たり前のことであり、管理人も後で聴いたら、ビックリするかも知れないと思えたのだ。

 ただ、マンションの契約者が、その部屋の住民である必要はない。

「男がおんなのために、借りてやり、時々そこを愛の巣として使っている」

 ということも、

「よくある話」

 というものだ。

 管理人の方も、きっと、

「そういう話であれば、分かります」

 と答えるのではないだろうか。

 だから、マンションの集合ポストに残っている郵便物には、宛名が、菅原になっているのがほとんどである。

 ただ、不動産関係においては、坂下宛のものがあり、きっと、菅原が、坂下に届いた郵便は、

「住所を書き換えて送り返す」

 なり、実際に、

「自分が直接持って行く」

 ということをしたのではないだろうか?

 それを考えると、

「この事件の特徴として、被害者が、契約者ではなかったということに何か意味があるのではないだろうか?」

 とも考えられた。

 ただ、そうなると、被害者の菅原という男と、坂下の関係が問題になってくる。警察が捜査をしてみると、

「うーん、どうもおかしいんですよ。このマンションの名義人である坂下と、実際に住んでいた菅原には、接点のようなものが見つかっているわけではないんですよ」

 ということであった。

「じゃあ、ただ、契約者がいて、そこを貸してやっていることで、何か契約的なことで結ばれているという関係だけだったのではないか? ということになるのかな?」

 と本部長がいうと、

「そうですね、一人仲介に入ることで、仲介者の利益になるということもあるかも知れないですね。ただ、その時、住人は、家賃を安くできるわけではないので、このマンションを仲介者名義にすることでどんな利益があるというんでしょうね」

 ということを考えた。

「あるとすれば、自分が直接、契約者として表に出ることができないということでしょうかね?」

 と一人の刑事がいう。

「それは、たとえば、高齢者で、マンションを借りるには、保証人が必要だけど、身寄りがいないことで、少し高くなってもいいので、仲介者を立てるという場合などがあるかも知れないですね。不動産側としても、家賃収入が増えるのであれば、仲介者が、半分保証人のような形になってくれることで、彼らにも得はあるはずですからね」

 というではないか。

「なるほど、それはそうかも知れない。まるで、車庫証明を取るのに、どこかの土地を借りるというようなことが、平然とおこなわれていた時代もありましたからね」

 という。

 実際に今でも、行われているところも多いだろう。

 それを考えると、実に考えられないということではないはずだからである。

「後、考えられるのは、外人の不当就労が行われているなどという場合ですね。強制送還を恐れての、あの手この手の犯罪は、お金が動きますからね」

 というではないか。

 これも、犯罪がらみのことになるのであろう。

「後は、本当に犯罪を犯していて、大っぴらに契約ができない」

 という場合ですね、

 特に今は、凶悪犯であれば、

「時効は撤廃されている」

 ということになるので、潜伏するにも、なかなか難しい。

 ということで、

「名義貸し」

 というものを利用しないと、部屋を借りられないということになるだろう。

 ただ、この場合、いくら不動産会社が、悪徳なことを考えていたとしても、相手が、

「犯罪者」

 であって、契約をするだろうか?

 ということであるが、

「それは、意外と行けるのかも知れない」

 と考えている。

 警察というものを、

「いかにうまく欺くか?」

 ということである。

 一応警察は、

「公務員」

 ということで、

「国民の命や財産を守る」

 ということが建前になっているが、

「裏では、何をやっているか」

 と言われ続けていたりもする。

 中には、

「ヤバイ連中と組んで、街の治安を守っている」

 というような、

「反社会組織」

 というものの存在を、

「必要悪」

 として捉えていることもある。

 そのいい例が、

「パチンコ屋」

 というものの存在ではないだろうか?

 昔は、

「反社会的勢力の資金源」

 ということで、パチンコ屋は君臨してきたが、次第に規制も厳しい中で、今でもしっかり尊属している。

 特に、その存続を、警察が公認したことで、今でも、

「パチンコ、パチスロ」

 というのは、ギャンブルではなく、

「遊戯」

 ということで、厳密な、風営法という法律の括りとしては、

「ギャンブルではなく、ゲームセンターと同じ扱いなのだ」

 ということである。

 しかし、

「換金できるではないか?」

 と言われるのも、もっともだろう。

 しかし、そこは、警察公認ということでの、

「三店方式」

 というものが採用されていることで、

「パチンコはギャンブルではない」

 ということになっているのだ。

 この、

「三店方式」

 というのは、換金といyわけではない。

 まず、ホール内で、客が、出玉を持って、スタッフに、

「玉交換を依頼し、交換機に玉を流し込むことで、玉の数が計測され、その数を記したレシートを貰うことになる。

 そして。

「パチンコ屋の受付カウンターに持って行くと、それを景品と変えてくれる」

 ということだ。

 もちろん、その時に、日用品やお菓子、タバコなどに変えることも可能であるが、まずほとんどの人はそんなことはしない。何と言っても、荷物になるし、換金して、

「次の軍資金」 

に使ったり

「、これから、飲みに行ったりする分のお金」

 にしたり、

「中には貯金」

 という人もいるだろう。

 それが、普通に考えれば、

「当たり前のこと」

 であり、換金する時は、今度は表の、

「景品交換所」

 というところに行くことになる。

 問題は、この、

「景品交換所」

 であり。ここは、表向きには、

「パチンコ屋とは、まったく関係のない会社」

 が運営しているということになるのだ。

 だから、

「パチンコ屋」

 というのは、

「景品交換までがパチンコ屋の経営」

 であり、

「景品交換所」

 というのも、これこそ、

「景品を買う」

 という、形式はちがうが、質屋に近い形のものだと思えばいいかも知れない。

「質屋であれば、合法なので、景品交換所を認めないということは、質屋も認めないということになるので、それでは、社会的にまずい」

 ということになるのかも知れない。

 考えてみれば、

「世の中には、必要悪と呼ばれるものがたくさんある」

 ということだ。

 元々は、パチンコ屋における、

「三店方式」

 という考え方は、戦後の中で、パチンコ屋が伸びてくる中で、

「必要悪だ」

 と言われた部分で、警察としては、

「これを利用していた」

 という経緯があることから、いまさら、

「パチンコは、ギャンブルだ」

 ということにはできないのだろう。

 ただ、パチンコというのも、社会問題を作ってきた経緯もある。

 それは、他のギャンブルにも言えるのかも知れないが、一種の、

「依存症」

 というものだ。

 他のギャンブル。

 日本においては、たくさんあるギャンブルの中では

「公営ギャンブル」

 と言われている。

「競馬」

「競輪」

「競艇」

 などというものは、一種のスポーツの発展形だといってもいいかも知れない。

 しかも、

「公営ギャンブル」

 ということは、

「国家も潤う」

 ということであり、国家が、辞めさせるわけにはいかない重要な、国家にとっての、

「資金源」

 ということになるのだ。

 だからこそ、

「必要悪」

 と言われているもので、

「警察が潤うわけではないが、ある意味、反社会勢力への資金源にならないように、依存症になっている人にいきなり辞めさせるということはできないという観点からも、この方式は、必要悪だ」

 といっても過言ではないだろう。

 それを考えると、昔から存在している

「車庫証明」

 なるものを取得するために、土地の名義を貸し、それを、謝礼という形で受け取るということは、ある意味、

「法の盲点」

 というものをついているといってもいいかも知れない。

 それを、

「必要悪」

 といってもいいのかどうか分からないが、実際に、行われていて、トラブルになることもないので、社会問題になりっこない。

 そんな状態において、見つかった死体。

「これは何を意味するというのか?」

 事件の展望は、その裏で蠢いている計画に移っていくのであった。


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