第3話 河村との再会
自分にとって、
「帝王学」
によって歩んできた学生時代。
その中では、
「筆おろし」
のようなこともあったが、それも、一種、
「儀式」
のようなものであり、儀式は、粛々と行われるというもので、そのせいで、坂下には、何ら感情というものがなかったような気がする。
勝手に決められて、勝手に連れていかれて、勝手に、筆おろしをされた。あくまでも、すべてが、
「他力本願」
であり、自分の意思に逆らっているかのようであった。
だから、本当は、
「いつかさんと、もっと親密になりたかったな」
という思いがあっても、その自由は自分にはなかった。
あくまでも、
「儀式の中の登場人物として選ばれた女性」
ということだったのだ。
「確かに、いつかさんを好きになったという感じはしないが、今まで忘れてしまっていた何かを思い出させてくれるものがあったのだ」
ということであった。
それが、
「母親に対する思い」
であり、
「まるで、羊水に浸かっているかのような心地よさを与えてくれる」
と考えれば、そこで、
「心地よさ」
という言葉が、ターニングポイントになったということが分かるというものであった。
それを、会社なのか、坂下家の組織なのかが、坂下の気持ちを無視して、引き離したという感覚である。
もっとも、
「坂下の立場で、これから勉強をしなければいけないことがいっぱいあるのに、一人の女性に対して執着している暇などない」
ということである。
そんな感情をお持てば、これからずっとスケジュールされるであろう、
「帝王学」
というものが、まったく機能しなくなる」
ということになるのだろう。
そんな思いもあって、
「強引にいつも引き離される」
ということになるのだが、坂下としては、
「しょうがない」
と思うしか仕方がない。
ということになるのだろう。
坂下は、自分がいかなる立場にあるのかは、十分に分かっている。
「納得はしていないが、理解はしている」
ということであるが、それでも、自分は、
「納得しないといけない」
と思うようになった。
それだけ、
「長いものには巻かれる」
ということなのか、それを、
「素直なことだ」
と考えるようになったのだ。
それを思うと、坂下にとって、
「人に対して、何かの、喜怒哀楽のような感情を持ってしまうと、少なくとも、今の帝王学を学んでいる時は、自分が損をするだけになるのだ」
ということであった。
それを考えると、
「俺にとって、今後どのようにしていけばいいのか?」
ということを、
「筆おろし」
をした、その後から考えるようになった。
あの、
「儀式」
というのは、ただの儀式ではなく、
「本当に大人になったということであり、肉体的にも精神的にも、大人になるということになるのではないだろうか?」
と考えるようになったのだ。
だから、会うことはできないが、
「いつかさんには、感謝している」
と感じていたのだった。
ただ、大学生になった頃から、結構自由に行動できるようになった。
風俗に行きたければ、自分で好きに行ってもいいということであったが、その時に、一度、
「いつかさん」
のいた店をネットで見てみたが、
「もう在籍していない」
というようだった。
密かに、電話で、
「前にいたいつかさんは?」
と聞くと、
「ああ、もう退店されましたよ」
と言われたのだ。
「ああ、卒業したんだ」
と思うと、身体がムズムズしてきた。それは、
「俺は、まだいつかさんを求めているのかな?」
と思わせたのだが、そこまで感じると、それ以上は、意識しないようになっていた。
きっと、
「自分の中で、最高潮の気分になった時、果てないまでも、何か、賢者モードのような状態になったのではないか?」
と感じた。
「果ててもいないのに、賢者モードに陥るというのは、身体も精神も、中途半端な気がして。その憤りは、ハンパではなかった」
そう思うと、
「これは、賢者モードに似ているが、違っているのかも知れない」
と感じた。
賢者モードというのは、女生徒セックスをした時、男性が果てた後に訪れる、
「倦怠感」
であったり、
「何か言い知れぬ、罪悪感」
のような、複雑な気分がまじりあって、一気に気持ちが冷めてしまい、身体が追いついてこないような時のことをいうようであった。
そんなことになった時、
「いつも考える」
ということがあった。
それが、以前に行ったことがあった田舎の村といってもいいようなところであった。
そこには、いつも夏に行っていたのだが、そこは確かに暑く、セミの声が鬱陶しいところであったが、子供である自分は、ランニングに半ズボンという、格好だったので、
「そんなに暑いとは思わなかった」
と感じていた。
子供は皆、元気に外で遊んでいた。木造の日本家屋で、一部屋がかなり広い。
したがって、クーラーは設置はしてあったが、ついていたのかどうか、覚えていないくらいでもあった。
ただ、実際にはついていなかったことを思い出すと、
「クーラーなしでいられる自分が偉い」
という感覚に陥っていたのを思い出していた。
「クーラーというものがなくても、暮らせるのは、何度までなんだろう?」
と思っていたが、どうやら、その場所は、どんなに暑くても、
「33度」
というのが、今までの最高記録だということであった。
実際には、近くの都市では、
「毎年のように、37度くらいの気温が、一度くらいはある」
ということであったようだ。
しかし、それも、
「地形の違い」
という一言で片づけられたのだが、その理由として、
「フェーン現象というものが、向こうでは起こっているからね」
ということであった。
「フェーン現象」
という言葉は聴いたことがあったが、実際に、
「どういうことなのか?」
ということは知らなかったし、
「まだ、子供の君たちには早い」
ということを言われると、
「ああ、知る必要はないんだ」
ということで、知りたい気持ちが消えていったのだ。
他の子供は知りたいと思っただろう。
しかし、坂下にとっては、
「そんなことは、これからの英才教育で、学校で習うよりも早く知るはずなので、慌てることはない」
と感じたからであった。
なるほど、坂下にとって、英才教育は、普通の学校よりも早く習得させることになる。
なぜなら、一般教養の後に、実際の会社経営に特化した、本当の帝王学というものの勉強が待っているからだ。
そのことは、
「教育係の先生から、口が酸っぱくなるほど聞かされたのだから、耳にタコができたといってもいいだろう」
そんな状態で、坂下は、
「次第に、考え方が、冷めてきている」
ということが分かっていたが、自分では、それをどうすることもできなかった。
「嫌だ」
というわけではないのだが、だからといって、
「英才教育を受けたくない」
という気持ちにならない。
「せっかく途中まで受けたのだから、今ここでほっぽり出されてしまうと、自分ではどうすることもできなくなる」
ということになるであろう。
それを考えると、
「あの時田舎で過ごした時間は、素敵な時間で、賢者モードの時に思い出すというのは、何か意味があるのではないか?」
と感じたのだ。
「人間というのは、どうしても、避けては通れないと感じる時がある」
ということを、
「英才教育」
の中で聞かされたことがあった。
「英才教育というのは、押しつけに見えるかも知れないけど、実はそうではない」
と言われていたが、それがどういう意味なのか、正直分からなかったのだ。
実は、坂下は、筆おろしをしてもらった、
「いつかさん」
以外にも、同じ風俗の違う店で、相手をしてもらったことがあった。
「最初に筆おろしをしてもらった女性と、2回目はしてはいけない」
というルールがあったのだ。
ただ、
「3回目以降はかまわない」
ということで、
「最初と二回目は、決して同じ女性を相手にしてはいけない」
という、ルールなのであった。
その理由としては、
「一人の女性に、嵌りこむとすれば、最初の筆おろしの相手が一番可能性が高い」
ということである、
「決して結ばれない」
ということが分かっていて、精神と肉体のバランスが崩れてしまうことで、精神が病むか、それとも、肉体が、自分のいうことを利かなくなるということが、心配だということであった。
それは、もちろん、大人になって考えれば分かることであるが、まだ肉体的にも精神的にも、
「まだまだ子供だった」
というその頃に、分かる理屈ではなかった、
ということであったのだ。
そんなことを考えていると、
「ひょっとすると、俺って、賢者モードというのを、凌駕できるのではないだろうか?」
というような、恐ろしいことを考えていたのだった。
「男というのが、どういうものなのか?」
それは、まず女というのを知る必要がある。
というのが、
「筆おろし」
ということの、
「英才教育」
での一環ということであった。
そんなことを考えると、
「二人目が、確かに、いつかさんに比べて、劣っているように感じたのは、それだけ最初だったという印象が強かったからだ」
ということは分かっている。
確かに、二人目の人が、
「落ちている」
というわけではないことも分かっていた。
しかし、やはり、
「何事においても、最初の人間というものには、敵わないものだ」
ということが分かっていることで、
「誰が相手であっても、いつかさんにはかなわない」
と感じさせられるに違いないということであった。
そんなことを考えていると、
「次は、いつかさん」
と思っていたはずなのに、どこか、急に、
「慌てることはない」
と考えるようになった。
というのは、
「いつかさんとの再会には、落ち着いた、つまり大人になった自分を見せたいんだよな」
という気持ちになっていたのだ。
だから、気持ちが落ち着いて、会えるという日を自分なりに模索して、
「その時が来たら、満を持して会いに行く」
ということを決めていた。
しかし、それが思ったようにはいかなかったようで、お店に問い合わせると、
「もう辞めた」
ということであった。
「えっ」
といって、その後、店の人との電話をいつ切ったのか分からないくらいに放心状態だったはずなのに、気が付けば、
「まあ、いいか」
と思っている自分がいたのだった。
「いやいや、俺は何を考えているんだ?」
と、あれだけ遭いたいと思っていた相手に満を持して会うつもりだったのに、気が付けば、また冷めている自分がそこにいたのだ。
しかし、
「言い知れぬ、この気持ちは何だろう?」
と感じたのも事実で、それがどこから来るのかということを考えると。ふいに頭をよぎったものがあった。
「そうだ、これこそ、賢者モードではないか?」
と、冷静になれば、簡単に分かるはずのことであったが、それでも、木がつぃた時、
「よく自分で気づいたな」
ということが分かったほどであった。
「賢者モードというのは男にしか味わうことのできないことだ」
ということであったので、
「じゃあ、俺が今感じているような思いは女性はしない」
つまりは、
「いつかさんは、感じていてくれるはずのない感情なのか?」
と思うと、急に寂しくなってきたのだ。
「男と女って、肉体も違えば精神も違う」
と思い、
「だから引き合うのだろうな」
と思うのだが、
「本当にそれだけのことなのだろうか?」
と感じるのだった。
そんな中で、
「半分こしよう」
といってくれた同僚の女の子の存在が、それまで、
「女の子を好きになる」
ということをしようと思わなかった坂下の中で、何か壊れたものを感じた。
実は、坂下には、
「女の子を好きになりたくない」
という理由があったのだが、それは、後々分かってくることになるのだろうが、この時、一度、
「女の子を好きになってもいい」
と感じさせる相手に出会ったというわけである。
ただ、今までは、
「風俗の女性」
しか相手にしてこなかったので、どのように接すればいいのか分からなかった。
そこで、最近プライベートで友達になったやつを呼び出して、いろいろ、
「うまくやってもらおう」
と考えたのだ。
その友達というのは、最近、ネットで友達になったのだ。
好きなゲームをしていて、ますはゲームのことを優しく教えてくれたことで、気持ちが安らいでくるのを感じ、
「そういえば、最近プライベートで友達がいたことなどなかったな」
と、最後は大学時代の、
「就活前だった」
というのを思い出した。
といっても、就活前ということえあれば、あれは、大学二年生の頃だっただろうか。
あの頃というと、友達といっても、そんなに真剣に付き合っているわけではなく、ただ、
「友達と言える人をたくさん持っていたい」
という、普通の大学生が思うことを感じていたのだ。
いくら、大学にいる間は、
「坂下財閥の息子であっても、別に皆には関係ない」
ということは分かっていた。
だからこそ、
「数だけはたくさん知り合いを作っておこう」
と思ったのだ。
しかし、それは、あくまでも勝手な思いで、
「いくら数だけいても、そこに、
「友達としての意義がなければ、何にもならない」
ということを、後になって感じたのだ。
そうなると、
「友達がいるといっても、薄っぺらいもので、数が多いだけ、収拾がつかなくなるというものであった」
ということである。
大学生の頃は、今から思えば、大人の遊びを覚えた頃で、結構、お金を使っていた。
さすがに、ザルに使ってしまっては、さすがの財閥といえども、財をなくすということになってもムリがない。
そんなことのないように、
「お目付け役としての、教育係がいるからであり、彼らにとっては、坂下は、いつまで経っても子供だ」
ということになるのだった。
実際に、大学生の時代は、自分では、
「そんなことはない」
と思いながらでも心が大きくなってしまうだろう。
しかし、ただでさえ、金銭感覚がマヒしている人間なのだ。よほど気を付けなければ、
「身代を壊してしまう」
ということになりかねない。
かといって、怒らせるわけにはいかない。
ある程度負けることを覚えさせて、ある程度の恐怖を身体で覚えさせるくらいしかないのであろう。
実際に、金を持っているからといって、
「絶対的な立場になる」
というわけではない。
何と言っても、そのことを思い知ったのが、大学2年生の頃であった。
その時は、アウトドアに嵌って、よく一緒にキャンプに行ったりしていた。
信州の別荘地などにしばらく滞在し、そこから、近くの山にキャンプに出かけたりしたものだった。
いつも、3人で行動をしていて、一緒に出掛けたキャンプ地では、最初の頃こそ、
「金持ち」
ということで、皆がちやほやしてくれて、完全に、
「お山の大将」
になっていたのに、それがありがたかったのだ。
だが、そのうちに、慣れてきたというのもあるのか、主導権は、別のやつに移っていった。
最初こそ、皆度量が分からなかったこともあり、金銭的に優位に立っている、
「坂下を煽てていれば」
ということなのだろうが、そのうちに、それぞれの立場がハッキリと分かってくると、
「ここは、浅倉君に、主将になってもらおう」
と勝手に、自分たちの間のリーダー格を決めることになったのだ。
言いだしたのは。もう一人の河村だったが、彼は、どちらかというと、誰かに従っている方であり、自分から表に出る方ではない。
実際に、元々は、
「浅倉と河村の二人組だったところに、坂下が入ってきた」
というのが、本当のところであり、この二人の関係も、
「浅倉が中心にいる」
という感じで、二人からすれば、
「元に戻った」
といってもいい、まったく違和感のない感じであった。
しかし、坂下としては、実際には面白くはなかっただろう。
だから、意地でも、こちらを中心にさせようと、惜しげもなく、
「お金を使う」
という状態だったのだが、それも最初だけで、二人も自分たちの本来の姿を思い出すと、
阪下がいくらお金を使っても、靡こうとしない。
それでも、坂下としては意地があるので、
「二人から離れようという意識はなく、この状態で、何とかこちらに振り向かせよう」
という手段だった。
だから、普段、大学が終わってからは、
「俺のつて」
ということで、合コンを開いたり、バーやクラブなどに連れていってもらっていたりしたのだが、結局二人からすれば、
「俺たちのような、分相応ではない者がいっても、楽しいなんてことあるわけはないじゃないか」
ということで、
「連れてきてもらうのは、最初の方こそ嫌ではなかったが、そのうちに、嫌になってくるのだ」
ということになってきた。
合コンにしても、相手は、有名女子大の女の子たちで、坂下が、自分で、金の力にモノを言わせて、連れてきた相手だったのだ。
この頃になると、お金を使うにも、教育係は、あまり何も言わなくなっていた。
「お金を使い方を考えるのも、勉強うち」
ということであった。
とは言っても、すべてにおいて自由というわけではなく、
「変な組織に引っかかりそうになるのであれば、そこはちゃんとみている」
ということであった。
もちろん、細かいところまでは気にしていないが、お金の動きくらいは、教育係はしっかりと把握しているのであった。
「俺って、そんなに信頼がないのか?」
と感じさせないほどに、坂下にも分からせておいて、その上での自由にさせているというのは、教育係としても、少し考えるところがあってのことだろう。
その話は、先代も分かっていることで、
「わしも、同じようにしてもらったものだ」
といって、笑っていたのだった。
そのようなこともあり、次第に彼らは離れて行った。
しかし、それは、あまりにもしつこい坂下の誘いに、
「何かおかしい」
という思いがあったのも事実で、実際に気持ち悪いと思えることもあり、それは仕方のないところでもあった。
そんなこともあり、坂下は諦めたのか、話をすることもなくなったが、そのうちの一人、河村と、数年後に再会することになるとは思っていなかった。
社会人になると、二人は、もう立場的には、大きな差はなかった。
時代のせいもあったかも知れない。
河村の方も、一社会人、坂下も同じだった。阪下が、いくら、
「俺は坂下財閥の御曹司だ」
といっても、関係会社であれば、それなりの影響力もあっただろうが、そうでもなければ、そこまで影響はない。ただ、二人は、学生時代のわだかまりはなく、出会うことができたというだけであった。
ただ、この頃になって、坂下は、よく飲み歩くようになった。
最初は、懐かしさから、
「坂下が自分の知り合いの店」
ということで、スナックなどに誘ったのだ。
それは、あくまでも、
「懐かしさから」
などという理由ではなく、
「自分がマウントを取りたいから」
ということが一番の理由であった。
だから、お店に連れていったのは、一軒だけではない。数軒のお店を梯子した。その中で、河村は、一人の女性を見て、
「何となく見覚えがあるかな?」
と感じた。
しかも、その女は、やけに、坂下に接近していた。
そこで、河村は、
「さっきの店の女の子だけど、坂下君の彼女なのかい?」
と河村は、
「普段なら聞かないようなこと」
と聞いてみた。
すると、坂下は、
「いいや、そんな彼女だなんて、そんなことはないよ」
というではないか。
河村も坂下が性格上、
「特定の彼女を作らずにいるので、寄ってくる女は、遊びの女が多いというだけで、いわゆる、セフレしかいない」
というのが、坂下だと思っていた。
実際にそのようだったので、河村は、少し安心した気がした。
ただ、この時は、河村も、
「なぜ、自分が安心したかということまで、よくわかっているわけではなかった」
しかし、そのことを考えると、何となくその頃に、
「自分の行く末」
というものが、分かってきたような気がしてきたのだった。
河村も、坂下をいまさら大学時代のような利用の仕方をしようとは思わなかったが、厄介なことは、
「これを機会に何とかしよう」
と考えるようになった。
坂下としても、河村との再会がどういうことになるのか、その時はわかっていなかった。だが、坂下自身は、今だ自分の立場が上で、河村を、
「自分のマウントの中に入れてしまおう」
と思っていたに違いない。
ただ、そこに、何ら根拠のようなものがあったわけでもなく、
「俺にとって、河村は、パシリのようなものだ」
という感覚が、河村を、本気にさせたといっても過言ではない。
河村も、今までの中で、初めて、
「何かを決心するターニングポイントだった」
といってもいいだろう。
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