第4話 高校2年生

進路変更して、新しい1年が始まった。

その高校では僕が入学する年から新たな取組として

毎週木曜日の午後2時間だけ学外実習が行われる

しかし、いきなりという訳でなく、その活動の前期にはその街の歴史やこの実習の意義などの座学および試験が行われた。そして、希望する場所は成績順によって優先される。僕は最初から遠い場所(とはいえ学校から行ける範囲で学校が指定した場所)を希望した。その通りになり、秋からの実習に備えてボランティアで場数を踏む事にした。しかし、夏休みにアクシデントが発生し、右足側副靱帯断裂した。その為、最初の話し合いの際にはギプスを巻いて、車で行くことになったが、幸いにも実習の始まる一ヶ月以内にギプスが外れたので矯正器具だけで済んだ。子ども達からはヒーローみたいと言われたりした。しかし、学校の体育の授業は見学になった。激しい運動で再び断裂の可能性があるからだ。自転車通学していたが、それは医師から了承されてるので続行して筋力回復を頑張った。そして、その実習の裏で進路学習説明会等にも参加していた。同じコースには元カノは居るが特に話す必要も無く、関わることも無いが、周りやその元カノが何故かチクチク言う為イライラしていた。恐らく、プレッシャーやストレスで邪魔しようと思ったのだろう。

しかし、僕もそこまで弱くはない。相手にせず、自分のやりたい目標の為に邁進していった。

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