UFOあれこれ

 UFOについては、だいぶ以前に別の短い小説を書いてます。

 またご参照ください。⇒


 小学生くらいの頃に、矢追純一というテレビのプロデューサーがいて、UFOとかユリゲラーの超能力とかそういうスペシャル番組が流行っていた。


 その以前に「ウルトラマン」「ウルトラQ」のブームがあって、UFOやら宇宙人という観念は、田舎の子供にも普通のことでした。


 第二次大戦以降にUFOの目撃騒動が相次いで、今でもそれは続いている感じですよね?ネットニュースや、動画サイトにもUFOを撃墜したとか、宇宙人にインタビューしたとか、そういう話は多い。


 「ロズウェル事件」というのが有名らしいが、これも怖い。

 エイリアンの異質さは、子供のころはファンタジックな気もしたが、最近はなんか不気味で怖いだけだ。


 アメリカの映画には、そういうストーリーは定番で、「エイリアン」も「未知との遭遇」も、すでに古典?めいた名画だな?


 シドニーシェルダンの「陰謀の日」という小説は、これもUFOが墜落する話だが、長い補遺というかあとがきがあって、これを読んだときはUFOとか宇宙人の存在を確信した。が、時代が移り変わって、さらに確信せざるを得ない状況かな?そこがあいまいになっている過渡期か?


 ユングという学者が「空飛ぶ円盤」という本を書いているというので読んでみましたが、これはUFOを、心理学的現象として考察した本だった。「冷戦や核兵器への恐怖が、集団心理として宇宙に投影されて、救世主としてのUFOが目撃される…」という発想である。「科学」が新しい「神」となっていた、なりつつあった時代ゆえの発想かもしれない。


 星新一さんは最初「UFO研究会」という同好会に入っていて、それがSFを書き出すきっかけだったそうです。星さんのSFは、まあ現実逃避という傾向があるのは一目瞭然で、UFOもSFも、もともとの原点、始まりはそこにある。


 が、星霜を得て、だんだんにSFキモオタが、かえって腐女子の支持を得るようになったり?アニメが世界を席巻したり?人類自体がメタモルフォーゼを遂げて、”シン・人類”?になってきているのかとも思ったりする。なれたほうがいいのではないかとも思う。いまさら使い古された物語?の、”大国のエゴのパワーゲームの果てに核兵器で滅亡”などと愚の骨頂…SFプロパーのオタクとかは「クソゲーやだねえ」とあいさつしていると仄聞した。


 論調があんまりにも脳天気だが?w

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