第5話 京都
まず昼メシを2人で食べる事にした。
京都 と言えば 湯葉 有名店先斗町の『藤わら』鮨と湯葉を2人で満喫した 。木屋町通りを歩き 土佐藩邸跡や円福寺を観光した 。
茜は 舞妓の姿に なりたいと 六角通りにある 貸衣装の店で 舞妓の1式をまとい 。俺も 着物を来て 人力車に 乗った。
店の甲板に 花火大会が 今日あると チラシが貼ってあり 「次は 浴衣ね」と楽しげに 茜が 言った 。
夕食は京都ホテルオークラの『桃季』で中華料理を食べ 夜は浴衣貸衣装で 俺達は 浴衣姿に なった。
茜の浴衣姿を見た俺は、顔が ぽっと熱くなるのを感じた。
茜「なかなかのもんでしょうー孫にも 衣装ね」
俺「う、うん 可愛いよ」
茜「あなたも 素敵よ、行きましょ」
俺の手を握り小走りで
茜「花火が あがるわ 急ぎましょ」
下駄の音が俺には 心地よかった。
花火が 上がりだし
茜は「花火きれいね」
団扇をヒラヒラさせながら 俺に 笑顔で言った。 俺は 花火を見ている 浴衣姿の茜が 綺麗だった。ずっと見ていたいと 思った。
茜「たまたま 京都に来て 今日が花火大会で 1500発上がるんでしょう。私達 強運の持ち主ね なんか 嬉しい 」
俺「そうだな 俺なんか 昨日までが 嘘のようだよ」
茜「そう言えば 私 あなたの名前知らないわ」
俺は 今かよ〜と苦笑いした
俺「俺は、立花 竜平 名乗るほどじゃないけど」
茜「じゃー竜ちゃんね 」竜ちゃんも 悪くないなー みんな 俺を竜平!って呼び捨てだ。
竜ちゃんや 竜君など 今まで呼ばれた事が 無い コレは 俺には 兄貴が いるからだ 。もし これが ねーちゃんだったら 可愛がってくれ 竜ちゃんだったはず 。美人な ねーちゃんに 憧れたものだ 。
そんな事は さておいて 茜は 花火が あがる度に キャッキャはしゃぎ、まるで子供の様で 可愛すぎる。
思わず はしゃぐ 茜の手を握った。 茜も嬉しそうに 握り返した。
その時だ 2人は 後ろから肩を叩かれた 。振り向くと 厳つい男が 2人 立っていた。
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