タイトル[私の手に入れた能力は何?]

絶望を超越するもの

タイトル[私の手に入れた能力は何?]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋で飯を食いながら話をしていた。


「私さ能力を手に入れたんだけれど能力が

よくわからないんだけれどどんな能力だと思う?」


「どんな事が起きる能力なんだ?」


「わからない使っても何も起こらないんだ」


「はぁ?」


「取り敢えずこの机に向かって使ってみるよ」


「ああ」


そう言って彼が机に使うと机は無くなった。


「ほら何も起こっていない」


「確かに何も起こっていないですね?」


「でも間違いなく能力を使っているんですよね」


「と言うことは見えない何かを起こす能力

運命とかならわかりそうなもんだから無しとして

空気や量子とかそう言った目に見えないものに何かしているのか?」


「いやでも調査してもらったんですけれど

何も起こっていないし何かを動かしているカクカクと言うものが

私にはないんですけれど間違いなく能力は発動されているんですよ」


「なら身体能力の上昇や運の上昇などは?」


「身体能力では無いです、運などの方面であるとして現在調査中ですけれど

これ以上調査してもわからなかったら鑑定士に見てもらう事になるそうです」


「そうなのか、どんな能力なんだろうな?」


「さあね?物騒な能力じゃ無いといいんですけどね」


二人はまだ知らないこの能力が要らなくなったものを

因果規模で消し去るとか言う神の権能である事を

この能力を巡って起きる様々なとてつもない戦いのことを。

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