やっぱり探しちゃいますよね。私も探しちゃいました「』」。大変ギミックが効いてて面白かったです。
作中では都合以下の3つの話がある事になるのですね。
①小鳥さんの書かれた小説
②吉井さんの書かれた小説
③ろくろわさんの書かれた小説
ハッピーエンドは難しそうですが、それぞれの主人公が納得できるエンディングを迎えられたらなと思います。
(最近似たような経験をしただけに、殊更切実に)
』を探している内に物語の中に引き込まれていました!
物書きとは違いますが、自分が目指していた場所で、思わぬ才能を前にした時の衝撃と恐怖のようなものを思い出して、ちょっと苦い気持ちになりました。
果たしてこの主人公は最後まで読むことが出来たのでしょうか。
読ませて頂きありがとうございました。
なかなか面白い構成で、書き出しが良かったです。一文字めの、『 が作品すべてを物語ってました。入れ子構造になっているのかなと、』がどこにあるだろう、と探してしまいました。読んでたどり着いたときは、作品を味わって読んでいたので、驚かされました。
最初、天草省吾の三人称で始まり、一人称の僕で書かれていくのは、作品を読んでいる村瀬と重なるためだと思います。吉井の作品を一人称で書いたら、小鳥との会話で天草の名前を出しても良かったのでは、とあれこれ考えました。
タイトルが面白かったです。
果たして村瀬は浮かんでくることができるのか、気になりました。
作者からの返信
snowdrop様
今回もお読み頂き、有り難う御座います!snowdrop様のコメント、凄く参考になります。
三人称。一人称。いつも迷います。
雨の音
聴こえぬはずの
海の底
妬み足掻いた
命の鼓動
うわー!すごいです。
めちゃくちゃ面白かったです。
仕掛けもそうですが、前半が面白いから余計に引き込まれて、感情ひっちゃかめっちゃかです。これはすごいです。なんだか私にも雨の音が聞こえてきた気がします。沈んでいるのは果たして誰なのか。いやーすごいです。
素晴らしい作品を読ませて頂きありがとうございました。