第3話 人物紹介やらダンジョンやらの設定諸々
本当はこういうの最初にやっとくべきなんでしょうが…
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人物紹介
年齢は1話開始時点
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身長178cm、体重77kg、チャームポイントは右目の泣きぼくろと無精髭
●練馬探索者組合
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●探索者
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ダンジョンについて
20年前に世界中に突如現れた不思議スポット、当初ダンジョン内では電化製品や電子機器などが一切使えずに様々な苦労があったが、技術革新により現在ではスマホは使えるわ、ドローンは飛ぶわで配信業なども隆盛となっている。
ダンジョンについてはまだまだ謎が多いが、人の入らなくなったダンジョンは最後っ屁のように大量の魔物を排出して消えることが確認されている。そして時間を置いて別の場所にダンジョンが出来上がるため総数としては変わらないように見える。
また時折、
日本では現在以下のダンジョンが確認されている。
札幌、仙台、大宮、戸田、上野(入谷)、代々木、練馬、府中、千葉市、西船橋、川崎、横浜(伊勢佐木町)、金沢、名古屋、岐阜市、雄琴、難波、神戸、松山(道後)、福岡市(中洲)、那覇
・魔物/モンスターについて
ダンジョン内に発生する核石を持つ者たちの総称。
探索者たちは魔物を討伐し核石を得ることで糧を得ているが、魔物にはあるルールが適用される。まず討伐後、死体から核石を取り出す、もしくは死体を放置し1時間以上経過すると核石とドロップアイテムを残して死体が消失する。このとき運が良ければレアドロップと呼ばれる貴重な品が出ることもある。さらにそのまま放置すると核石とアイテムも消失する。
死体から直接素材を剥ぎ取りや解体をしたい場合には、核石を取り除かずに作業を行うか、アイテムバッグ、ポーチ等で持ち運び、ダンジョンの外に出て切り離された状態で行うことで消失を気にせずに作業が可能になる。ただその場合レアドロップは望めないことに注意すること。
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協会及び探索者について
日本探索者協会は体裁として本部の下に統括支部があり、その下に各支部があるという形を取っている。練馬支部から見れば上に関東統括支部があり本部があるといった具合になる。
各支部では探索者の登録・抹消業務、ダンジョン入出管理、ドロップ品管理、売買契約等おおよそダンジョン経営に関わる全てが任されており運営している。そのため各支部は独立採算制を採用しており、支部ごとに割と好き勝手やっているのが特徴、このあたりは物語を進めていけば追々出てくるといいなぁと思っている。
探索者は民間人でダンジョンへ入り糧を得る人たちの総称。
また本作において「ステータス」の一言で閲覧可能な数値は無いし、取得したスキル閲覧することもできない。ただ探索者たちは経験則としてダンジョン内で魔物をぶっ殺していけば強くなるし、その内頭の片隅や、武器を振り上げたとき、作業をしていた時に何処かでカチリとハマる感覚があり、望外の力が引き出せることを知っており、それを集合知として収集、分類、命名して独自に一覧を作成している。
ただ現時点ではステータスもスキルも明確に判断できるものは一切確認されていない。
探索者のランクについては、現在S~Gとなっており現在日本で確認されているダンジョンの階層構成にランクの目安は以下のようになっている。ただし各ダンジョンで階層の構造は異なっていることに留意すること。
ランク 階層
S 101~
A 81~100
B 61~80
C 41~60
D 21~40
E 11~20
F 4~10
G 1~3
ラックアップは基本最終階層の討伐成果物(ボスドロップ品)を提出することにより可能となる。またランクはあくまで目安のためEとかFランクで100層まで潜っても文句は言われるかもしれないが特に止められない。(Gは別)
Cランクまではほとんどの探索者が実力さえあれば上がっていけるが協会からの恩恵もなし。Bランクからは手数料の割引等の各種優遇措置がある。ただしBランク以上へのランクアップは活動している支部での活動実績、討伐実績、活動内容等などが考慮されるため単純に成果物を提出すればよいというものではない。また例外として長期わたりに支部に貢献している探索者が支部からの推薦と本人の同意を持ってランクアップすることもある。
ランクは一応全国共通でよそのダンジョンに行ったからと言って、下のランクからやり直すということはない。ただ上記のようにいきなり他所のダンジョンに行って100層を攻略したとしてもいきなりSランクだぜ!と認められることはまず無い。
なぜなら協会が求めているのは貢献(金、安全)であって、俺TUEEEEではないからだ。
・探索者の活動単位
ソロ…一人
チーム…2~10人程度で長期間固定メンバーを組むこと
パーティ…二人以上の不特定メンバーで短期間で組むこと。チームメンバーの都合がつかなかったり、特定の素材が欲しいといった時に使われる
レイド…2つ以上のチーム同士が特定の目的で短期間組むこと。
クラン…複数のチームを流動的活動させることの出来るだけの人員を備えた探索者集団のこと、ちなみに現在練馬での活動を主軸とするクランはない。
・ダンジョン犯罪の概略
残念ながらダンジョン内において犯罪行為が地上より多い傾向がある。現在は無法地帯となりがちなダンジョン内において抑止力となっているのが自衛隊なのは間違いない。ただ当然自衛隊とてすべてをカバーできるわけもなく探索者各々が撃退、討伐、逃走しているのが実情である。
協会も確認できた情報を下にダンジョン犯罪者を以下のようにラベリングしている。
ラベリングについても一つの意見だけを参考にしては出来ないため、近年の通信技術の進歩による証拠保全は協会にとっても大きな助けとなっているのは確かである。
イエロー…強盗、強姦、詐欺などの未遂/捕縛推奨
オレンジ…強盗、強姦、詐欺などの犯罪行為/なるべく生かすことを推奨(状態問わず)
レッド…殺人、禁止物違法取引/生死不問
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探索者と自衛隊について
探索者協会と自衛隊の仲は可も不可もなくといったところ。
強さで言えば自衛隊のが圧倒的に上、探索者は個人事業主数名の
1対1ならなんとかということもあるかもしれなけど、そもそも普通の探索者なら自衛隊と事を構えたく無いのが本音。
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アイテムバッグ・ポーチについて
アイテムバッグ・ポーチは41層以降のレアドロップ品で見た目以上の容量を持つ探索者の定番アイテム。
アイテムバッグはバックパック、ポーチは腰ベルトにつけるのが標準タイプとなっている。形状や容量拡張、重量軽減、時間遅延の効果は完全ランダムだがCランク帯の浅階層だとほぼ最低ランク、深い階層ほどにより高性能のモノが出る傾向にある。
またアイテムバッグ・ポーチは共用型と認証型があり、共用型は誰でも使えて、認証型は登録者のみが使える代わりに共用型より若干良い性能をしていることが多い。
勿論人気としては共用型のが高いし、お値段もお高めになる。
ただ認証型についても、中身を空っぽにして口を開けっぱなしにすると数カ月程度、中身が入ったままでも数年程度放置すると、登録が抹消されて再登録可能なことを確認しており全く人気がないというわけでもない。
アイテムバッグ・ポーチの中には呪われたアイテムも存在しており、登録者以外の開けようする不届き者を喰ったり呪ったりするものが確認されている。
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