メールして
天川裕司
メールして
タイトル:メールして
俺は今、彼女と付き合っている。
仲が良くて、将来も近いあっていた。
愛する彼女の為なら俺は何でもしてあげたい。
この前いつものように彼女にプレゼントした時…
彼女「え?車買ってくれたの?うれしい〜」
って喜んでくれた。
彼女が喜ぶ顔を見ると俺も嬉しくなる。
俺は早くに両親が他界して今は一人ぼっち。
だから周りにいる人たちをとにかく大切にしたい。
それから数日後。
加奈子に家に呼ばれた。
加奈子は俺と彼女の共通の友達だ。
彼女とは小学校の時から一緒で、
彼女も加奈子のことを親友だと思っている。
「加奈子は1番信頼できる友達♪」
これが彼女のいつもの口癖だ。
そんな彼女はちょくちょく俺にメールをくれる。
ちょっとしたことでもメールしてきて、
いつも一緒にいること、俺とつながっていることに
安心を覚えていたらしい。
だから加奈子の家に来ていた時も、
彼女からのメールはいつものように来る。
別に加奈子の家に行くことを彼女は怒らなかった。
まぁそれだけ心の知れた友達であり、
互いに互いを信用しあっていたからだろう。
(彼女からのメール)
「今、晩ご飯作ってるからね」
「帰る時はちゃんとメールしてね」
「え、眠たくなってきた?じゃあ寝たらメールしてね」
昨日までの疲れがあったのか。
俺はそのメールを読みながら段々ウトウト。
このあと加奈子を連れて俺の家へ行き、
彼女と3人でディナーを楽しむ予定だったのだ。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=zTlnrfqwKWg
メールして 天川裕司 @tenkawayuji
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます