6/26 水

今日は期末テスト一日目。教科は保健体育、国語、理科でした。

今年受験生ということもあり、担任の先生から「入試に挑むつもりで頑張れ」と言われていたので、緊張しいな私は朝からずっと緊張していました。

通学中のバスで少しうたた寝して気を紛らわそうにも、学校についた途端また緊張してきてしまいました。どう考えても緊張で頑張れそうになかった私は、下駄箱で一人、待ちぼうけ。徒歩通学の後輩くんを待とうと考えました。

朝に会うことなど少なく、下駄箱で一人ぼんやり立つ姿はかなり目立ちます。周りの目に冷や汗をかきながら待つことおよそ10分。後輩くんが、友達と一緒に登校してきました。

私の姿を見るなり後輩くんは駆け寄ってきて、「おはよう先輩、どうしたの?」と笑顔で話しかけてくれました。

「や、ちょっと緊張してて」

「ふふ、先輩なら大丈夫やよ。頭いいじゃん」

なーんだと言わんばかりに優しく微笑み、彼は私の肩をぽんぽんと叩きました。そのお陰でなんだか元気が出てきて、私は「ありがとう」と言いながらにっこり笑顔を返しました。

お互い頑張ろうね、とハイタッチを交わし、階段で別れました。二回へ駆けあがる後輩くんを見ながら、頑張ろうという気持ちになれました。ありがとうね、後輩くん。


そして期末テスト一日目が終了。手応え的には、まあいい方なんじゃないかな。そう思っている時ほど、点数が悪いんですけれど。

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