作文:ぼくのおねえちゃん

 ぼくのおねえちゃんは、いつもすごくやさしいです。こわいゆめをみたときは、あたまをなでてくれるし、ぎしぎしなるおうちのゆかも、おねえちゃんといっしょならこわくないです。

 ぼくとおねえちゃんは、夕がた、こうえんではじめてあいました。ぼくはママのかいものをまっているさいちゅうで、おねえちゃんはぼくのよこにすわっていました。

 おねえちゃんはないていました。ぼくはママにいつも、ないているひとがいたら、あたまをなでてあげなさいといわれていたので、おねえちゃんのあたまをなでました。そしたら、おねえちゃんはびっくりしたかおでぼくをみました。


「おねえちゃん、なんでないてるの?」


 ぼくはききました。おねえちゃんは、ちょっとのじかんだまっていましたが、ゆっくりこたえました。


「おいていかれちゃったの。わたし、いらないんだって。めいわくなんだって」


 そういってまたなきだしました。ぼくは、それはかなしくてたいへんだな、とおもいました。でも、どうしたらいいのかわからなくて、うーんとおもいました。いっぱいかんがえて、そのあとおもいつきました。


 「じゃあ、おねえちゃん、ぼくのおねえちゃんになってよ!」


 ぼくはおねえちゃんにそういいました。ぼくはおねえちゃんがほしかったので、とってもいいとおもいました。


「ほんとうにいいの?」


 おねえちゃんはぼくにききました。ぼくは、


「いいよ!」


といいました。それから、おねえちゃんはぼくのおねえちゃんになりました。おねえちゃんはいつもぼくに、


「ぜったい、わたしをおいていかないでね」


といいます。ぼくはいつも、


「あたりまえだよ!」


といいます。

 きょうもぼくは、おねえちゃんがとってもとってもだいすきです!




せんせいからのコメント:よくかけていますね。おねえちゃんのことがだいすきなのがよくつたわってきます。おねえちゃんはちかくにすんでいるのかな? せんせいも、おねえちゃんにあってみたいです。



ほんとうにおしまい!

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僕と姉……あれ? 佐藤塩田 @salt_salt25

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