第111話学校再会
翌日。
ようやくゆっくりと休めました。
イコール何も無かったということなので割愛させて頂きます。
ということでその翌日。
夕方頃に軍とともにロヴァイトさんが帰って来たということで夕食はスタール亭で食べることになった。
そこで聞いた話によると帰る途中で魔獣に襲われたそうだ。
本当は軍の人の仕事なんだけどロヴァイトさんが一瞬で片付けたそうだ。
戦争で暴れられなかったからと言っていたがそこまで言ってしまうともう戦闘狂だと思う。
誰彼かまわず襲わないからマシではあると思うけれど・・・・・・
いや、僕の戦闘狂のイメージは野生の肉食動物だから戦闘狂では無いのかもしれない。
そうなるとただの戦闘好きになるため違和感がある。
数日後。
学校が再会した。
そこまでは良かったんだけど・・・・・・
「皆、おはよう。再開したばかりだがこのクラスに転校生が来る」
ベン先生がそう発言すると、扉から見覚えのある人物が入ってくる。
「帝国から亡命してきたリーセス君だ。皆仲良くしてやってくれ」
そして、後は任せたとばかりに先生は足早に教室を去っていった。
「ちょ、レクスどういうことだ?」
近くにいたレクスに事情を訊く。
「ん?言ってなかったか?ドラゴン討伐の貢献を無かったことにすることで罪を帳消しにしたんだ」
「だからってなんでここに?」
「その方が楽しそうだろ?」
王子が考える理由では無いな。
「まだ、敵という可能性もあるだろ?」
「私の勘を信じろ」
あ、こう言ったらもうレクスは引かないな。
しょうがないか。
午前中はリーセスと話すことは無く午後からの授業に移る。
授業はロヴァイトさんの剣技指導だ。
いつもはロヴァイトさん対生徒の誰かなのだが今日は違った。
なぜか僕とリーセスが模擬戦をすることになっていた。
本当になんで?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます