日常

 今回はあまり物語が進みません。主人公の日常を書きます。(一応2話の1日後を想像して書いています)

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 無事にお母さん、お父さんから夢を決めるために色々な事に挑戦する事を認めてもらえたし、あの運動教室の予約もとったという事でかなり上機嫌で学校に着いた。


「お、樹じゃんか、機嫌が良さそうって事は何かいいイベントでも見つけたか?」


「まあね、ていうかスマホで調べればすぐにわかることぐらい先に言えよ〜」


「そんくらい普通の人は思いつくから言い忘れてたんだよ」


「それは僕が異常だと言ってるってことでいいね?」


 藤沢とはそんなくだらない会話もよくする。藤沢は相談に乗ってくれるだけでなく、こう言った会話にも付き合ってくれるのだ。


 そんな友人藤沢が僕の機嫌をどん底に落とす事を言った。


「今日時間割変更で歴史あるけど大丈夫そうか?……ダメか。」


 僕にとって歴史は天敵、赤点も可能性があるくらい理解できない教科なのだ。


 かなり良かった気分が最悪になった。歴史の教科書とノートは持っていて忘れ物はないがそれでも憂鬱だ。なんせ歴史なのだから…


 せめて先生の授業が楽しければまだ興味を持てそうなのだが、歴史の先生の授業は残念ながら驚くほどにつまらない。(ほかの先生によると)この先生のテストで高い点数を取ったら歴史はかなり理解できてるという事になるらしい。


 そんなこんなで歴史が3時間目に時間割変更で入り憂鬱な1時間を過ごしたのは言うまでもない。


 夢がないと言ってる僕も部活にはちゃんと入っているので1週間に3回くらいは顔を出す。(ちなみに陸上部だ)


 なかなかタイムも伸びない感じだが、走るのは昔から嫌いではなかったので続けている。先輩が優しいのがとてもいい点だ。


 さあ今日も帰る時間となった。週末に運動教室に行くこと以外は特に用事がないので寄り道も出来ない事はないのだから遅くなりすぎると後でたっぷり叱られるので寄り道はほどほどにしないといけない…





 

 


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