猫
スバル
猫
ちょっと明るめの気分で描こう
弱い心と共に生きていく
笑いながら思うままに筆を動かす
できる限り前向きでいるために
アトリエのデスクマットはカラフル
あちらこちらに色々な模様、みんなで作った無二の作品
そこに少しだけ絵の具を塗ってみる遊び心
備品倉庫からハケとインクを取り出して
鳥居の色を取り戻す夕べ
家に帰れば鮎の塩焼きとビールがある
そんな穏やかな暮らしへと転がる
心配しても意味がない
疑ってばかりいたら疲れちゃう
涙溢れるときもあれば、笑み溢れるときもある
好きな色だけを選んで描いていく
まだ白いキャンバスを
まだまだ白いキャンバスを
情熱の赤や純情の青
夢中で僕色に染めていく
のんびりと彩色を楽しむ
ちょっと明るめの気分で描こう
弱い心と共に生きていく
笑いながら思うままに筆を動かす
できる限り前向きでいるために
猫 スバル @hirataryusei
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます