第9話 小学一年生編 後編
小学一年生になってからの平日のスケジュールは、
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朝6時:起床。朝食を食べてから学校行く8時まで自主練習。
午後13時:校庭で朔くんとサッカーの一対一の練習
午後15時まで:学校で授業を受ける。
午後15時すぎ:家に帰宅して、オヤツを食べてからサッカーチームの練習に行く。
午後16時〜19時まで:サッカーチームの練習。
夜の7時半:家に帰宅。夕飯とお風呂と宿題を爆速で終わらせる。
夜の8時:ママンの手伝いをする。
夜の8時半:身長を高くしたいので、早めに就寝。
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平日は、こんな感じの1日を過ごしていた。
サッカーチームの練習があるのは、水曜日と金曜日の夕方4時から7時まで。土日は午前中に練習がある。
それ以外の月、火、木は朔くんと一緒にサッカーの練習をする。俺はチームに入ったのでチームの練習するグラウンドで練習することにしていた。
2人でずっと同じ練習をしていると上級生に声を掛けられた。
「おい、お前らチームに2人足りないから入ってくれないか?」
ラッキーこれは上級生と仲良くなれるチャンスだ。
「わかりました。どのチームに入ればいいですか?」
「あ〜あの黄色いビブスを着けたチームに入ってくれ」
「わかりました。」
それから俺と朔くんは上級生達と一緒にミニゲームすることになった。
やっぱり上級生はボールの勢いが強い。
俺はトラップしてパスを回すことができた。
「おー上手いじゃん」
どうやら俺は上手にトラップ出来たらしい。
ミニゲームが終わった後上級生が
「そういえばお前ら2人って何年生なんだ?」
「1年生です。」
聞かれたから答えただけなのにめっちゃ驚かれてしまった。やっぱり1年生でここまで上手なのは以上なのかもしれん。
「先輩達って何年生なんですか?」
「俺たちは4年生だよ。」
なるほど通りで上手なわけだ。
先輩達が帰る前にこれからも練習に入れてくださいって、言ったら一緒に練習してくれるらしい。
こうして俺と朔くんはサッカーチームの練習がない日も4年生達と練習出来るようになった。
サッカーチームの練習がない日も練習出来るのは嬉しい。これで時間を有効に使える。
こうして俺と朔くんはサッカーチームの練習がない日は4年生達と練習、サッカーチームの練習がある日はサッカーチームで練習するサッカー漬けの毎日を過ごしていた。
春が過ぎて夏休みに入り、夏休みが過ぎて秋になる。秋も過ぎ、冬がやってきて一瞬で過ぎていく。
充実した1年を過ごしていたからか、あっという間に1年が過ぎた。
春がやってきて俺と朔くんは小学2年生になった。
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