第2話 過去の嫌なこと
「あれ、
ッ!
「お前ずいぶんと変わったじゃねーかよ。あの髪の毛がショートで
仕事してる穂山が1番お似合いなのに!」
こいつがココにいると思わなかった。
ここは前の家よりだいぶ離れたところに引っ越したのに。
そう、こいつは私をパシリにした
「この人たち知り合い?」
ここはもうアレで乗り切るしかないか。
「すいません。どなたでしょうか。」
「は?」
「あぁ。もしかしたら私の妹かもしれませんね。私、三年の穂山
と申しますー。よく顔が似てるもので、ごめんなさい。」
よし何とか乗り切れた。私の姉はもう高校に行っているが、
こいつらとは関わりたくない。ごめん 星良姉さん。
「さっきの誰だったの?」
どうしようなんて言おう。あいつ《雷斗》の悪口なんてたくさん出てくるけど
言っちゃったらまた離れて行ってしまう気がする。大事な一人目の友達には
バレてほしくない。
「小学のちょっと
「ちょっと苦手だったぐらいならあんな嘘つかなくてよかったんじゃないですか?」
ん?
「すみません僕同じクラスの
すごく早口で聞き取りずらい
それにこの人頭いいな。夕陽ちゃんぐらいの頭脳なら
この人にはどういう嘘なら通るかな。
「まあそんなことはどうだっていいんですよ。」
よかった。
「それより、お二人とも、僕と友達になってくれません?
おはずかしながらまだ一人も友達ができていなくて。」
…
「その敬語をやめてくれるなら。」
「私も。」
「…よろしくお願いs、よろしく!」
友達二人目
「さっきの話もじっくり聞かせてね!」
「やだ」
恋するおひとり少女物語 15jam @Usacooooo5
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。恋するおひとり少女物語の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます