第39話 元旦の夜

ガチャっ。

家の鍵を開けて、彼女を先に、

後ろから、俺が入る。


今日は、疲れたね、誠。


うん。ちょっと、疲れた。


ファンヒーターの、電源を入れ

二人で、座る。


今日は、ありがとう。色々。

幸恵が、

俺の肩に頭を乗せて言う。


幸恵も、ありがとね。と、

俺も答える。


私は、何もしてないよ。


運転も、誠だしさ。


でも、ご飯の支度とかさ、

幸恵だって、してくれてるよ。


そんなの。。

幸恵が、続ける。。。

私は、普段何気なく、

過ごしてるだけなのに、

何か、イベントあるたびに、

ううん。いつも。

私に、関してさ、

誠は、色々、調べたり、

してくれてるんだなぁって。

今日、思ったの。

今までだってさ。。。

そう考えたら、私さぁ。

本当、。大切にされてるよね。

今日の、お父さんとの、会話も

見てて、思ったの。

思ったと言うか、

本当に、実感したと言うか。。


誠、愛してるよ。。

潤んだ瞳で、俺を見つめる。


俺も、見つめながら、

心を込めて言う。

愛してるよ。


そのまま、倒れ込んで、

長いキスをした。。。


お互い、気が済むまで。。


まったりとした時間が、流れる


誠。今日は、駄目だよ。

ちゃんと、寝ないと。

そう釘を、刺された。


何でわかったの?


だって、キスが、エッチだった

もん。


その日は、別々に、シャワーを

浴びて、

早い時間に、

二人で、肌を寄せ合い。。

眠りについた。。。





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