第16話 引っ越し

引っ越し先が、決まり。

鍵を貰った。



1人暮らしの荷物は、トラック

一台で、ほとんどの荷物が、運べた。。


荷造りは、幸恵も、手伝ってくれ、あっという間に、引っ越しは、終わった。。


有難うございました。


引っ越し業者に、飲み物を配る幸恵を、眺めていた。


結局、引っ越し業者の相手は、ほとんど、幸恵がしていて、

俺は、本当に、置場所の、指定をするくらいだった。


終わったね。幸恵が、にっこりと笑う。


そうだね。今日は、本当にありがとう。幸恵が、手伝ってくれて、助かったよ。


いいよ。だって。


私も、そのうち、ここに、住むから。


俺は、その場で寝転んで、両手を広げ、片方の腕を、ポンポンと叩いた。


幸恵は、俺の腕枕で、横になる


誠。この家広いね。


そうだな。広いな。


幸恵を、見つめる。


なぁ。


ん。何?


カーテン、何色にする?


んー。私、決めていいの?


うん。いいよ。


あ。どうせなら。。


見て決めたい。


よし。じゃあ、行こうか。


そう言うと、俺は、すっと、

幸恵ごと起き上がる。


うぇ。今から?


うん。今から。


そう言うと、仕事道具のスケールを握り、手早く

カーテンの、長さを測った。


その姿を見ていた幸恵が、

そっか。カーテンも、大きさあるんだねぇ。と、呟いた。


ん。あるよ。


寸法の、メモ書きを、していると、


なんか、カッコいいね。


え。何が?


仕事の時も、そんな感じなのかな?


うーん。まぁ。でも、仕事のほうが、細かく、寸法取るから。

まぁ。でも、こんな感じかな?


よし。全部取れた。行こうか。


うん。


早速、出かける準備をして、

2人で家を出る。


なんか、こういうの、いいね。


幸恵が、にっこりと、そう言う


そうだな。でも。


俺は、幸恵が居れば、何でも、

良くなっちゃうけどな。


何それ。幸恵がまた、笑う。


それにつられて、俺も笑う。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る