第11話 目覚め

昨日のことが、夢の様に感じる朝。。


幸恵は、まだ寝ている。。


寝顔の可愛さ。


俺は、仕事柄、疲れていても、6時くらいには、目が一度覚める。。


今日は、寝坊すると、予定が、全部、狂うから。

余計早く起きてしまったみたいだ。


幸恵を、起こさない様に、静かに、シャワーを浴びる。。


昨日の、幸恵を思いだし、幸せの余韻に浸る。。


綺麗だったなぁ。。


ガチャと、ドアが、開くと、寝起きの、幸恵が、入って来た。


おはよ。。誠。。朝。。早いね


眠そうな、幸恵の背中を、今は

俺が洗ってあげてる。


あ、次は、私が、洗ってあげる


二人で、背中を流し合う。


先に、シャワーが、終わった俺は、幸恵に、ちょっと抱きついて、先に出るね。

誕生日おめでとう。と言って。

おでこに。キスをした。。


お風呂を、出ると、冷蔵庫にあった、ドリンクを1本取り出し

飲み干すと。少し遅れて、幸恵

が、タオルを巻いた状態で、出てきた。


目が合うと、お互い昨日の夜の

事で、少し恥ずかしくなり。。


シャワーを浴びて、目が覚めた状態で、幸恵が、俺に言った。


誠。あのさぁ。まだ、入ってるみたい。。


え。


少し、ジンジンするっていうか


ごめん。乱暴だった。俺?


俺は、想像して、ちょっと、顔が、熱くなった。。


激しすぎ。。だし。


でも。


昨日の、誠。素敵だったよ。。


誠で、いっぱいだった。。


俺も。。だよ。幸恵で、いっぱいになった。。


でも、まだ、抱き足りない。。


馬鹿。


でも、誠だったら、ずっと、愛して欲しいかな。。


だって。


幸せだったもん。


恥ずかしそうに、そう言う。


その仕草が、とても、可愛くて

たまらなかった。


今度は、誠の帰りが、早い日に、しよ。


そうだね。俺も、抱きたい。。


土曜日は、毎週しよう。


幸恵に、ドリンクを出してあげて、また、キスをする。


誠、駄目。また、して欲しくなっちゃう。


幸恵が、微かに震える。。


そうだな。今日は、我慢する。


二人で、支度をして、早めにチェックアウトした。。。









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