第9話 初めてのプチ旅行

仕事の進みが良く。土曜日は、少しだけ早く帰れた。


そして、幸恵にメールを送り、

待ち合わせの、ファミレスに。


お待たせー。


幸恵は、動きやすそうな格好で

ジーパンに、ダウンジャケット、薄いセーターを着ていた。


なんかさ、被っててない?


俺は、いつものシャツに、薄めのダウンジャケットに、ジーパンと言う格好。と言うか、色違いで、ほぼ被ってて、笑った。


まぁ。。いいんじゃね。仲良しって、事で。


そうだねぇ。まぁ、うん。


俺は車を出した。


今日さ、何処泊まる?


それな。車で寝かせる訳に行かないから、近場に、ホテル取ったよ。


準備いいなぁ。そうなんだねぇ。


え。どうすると思ってたの?


や。あの。ラブホとか?


電気が、体を走った。。。

それを聞いて、今日まで、本気で、それを考えて無かった。


そもそも、日曜日1日計画だったから。。


泊まるって、そうだよな。


誠さ、今、Hな事考えたでしょ。


え。うん。まぁ。ごめん。


素直に答えた。


でも、私も。誠だったら、いいよって思ってる。


照れ臭い感じが、たまらなかった。


幸恵、頼む、運転中は、止めて

本当に、止めて。


誠ってさぁ、なんかさ、可愛いよね。


まさか童貞?


止めなさい。お兄ちゃん怒るよ。


はーい。お兄ちゃん。


お互い少し笑って、お気に入りの曲を、聴きながら、二時間程で、目的のホテルに着いた。


凄いね。ここ、高いんじゃない?


誕生日だよ。幸恵の。ちょい。贅沢しました。


ありがと。誠。プレゼントなら、遠慮しない。悪いもん。


ここ、近くにご飯食べれる所あるから、荷物置いて行こうよ。


うん。


受付を済ませて、部屋に着くと、大きめのベッドが、二つある、広目の部屋に着いた。

広いねぇ。でも、ベッド一つで、良かったのに。。ちらりと、見られて。


そうだね。苦笑いするしか無かった俺がいた。。


ご飯行こ。


うん。


晩御飯は、二人で、中華。

少し辛い物を食べた。季節は、12月。少し汗をかく程度に暖まった。。




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